ロボットじゃなくてスーツだね

こんばんは〜。
明日休みでテンションの上がる夜♪
ただ今電池切れになったDSの充電しつつ更新しております。
せっかく休みなのになんか明日は天気悪そうなんで、買い物とマジアカ、後は引きこもりゲーム三昧になりそうっす（苦笑）。
深夜にはドラキュラ買ってくるつもりでおりますが。

で先日から話題になってるこのニュース、

防衛省がガンダム開発？　最新鋭個人装備システム

ガンダムの原型となる「先進装具システム」。本物への“進化”が待ち遠しい？（防衛省技術研究本部提供）　「防衛省がガンダム開発中」。最近、インターネット上で防衛省のガンダム開発が話題を呼んでいる。

　発端は防衛省技術研究本部が７、８日に東京都新宿区のホテルグランヒル市ヶ谷で開催する「平成１９年度研究発表会、防衛技術シンポジウム」の案内をネット上で発表した際、展示セッションの「陸上装備」の中に「ガンダムの実現に向けて（先進個人装備システム）」と明記したことだった。

　アニメ作品「機動戦士ガンダム」に登場するロボットとして根強い人気があるガンダムだけに、ネット上ではたちまち「防衛省がガンダム開発中」との情報が流れた。「２ちゃんねる」では２０本以上のスレッドが立ち、他の掲示板やブログも巻き込んでガンダムファンが熱い論議を展開している。

　「ついにこの時が来た、あのガンダムが陸上装備の一つとして実現するかも」「防衛省はどこまで本気なのか」「日本で国防となるとガンダムが必要だ」…。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071105/plc0711050859002-n1.htm

ほんと、一部ですごい話題になってますよね。
まあ確かに仮想世界の兵器の名称がリアルの世界で実際に用いられるのは奇異な事でしょう。
あるいは固いイメージのある自衛隊の印象をわかりやすく、親しみやすく（？）という意図もあるネーミングなんでしょう、
また自衛隊の技術者にもガンダム世代が多いんだろうなあと（笑）。
実際今の技術者の中には
「理想の度合いは様々あれど、ガンダムに憧れてガンダムを作りたくて技術者になった」
って人が多いらしいですし。

まあ殺伐として、人道に反するものである‘兵器’にそういうネーミングはどうかという論議もあるでしょうけど、写真を見る限り、確かにネーミングの通り
「ロボットじゃなくて個人装備としてのＭＳ（モビルスーツ）的なもの、将来的にパワードスーツ的なもの」
って感じがするし、「ガンダム」というのはある意味、ＭＳという言葉で考えれば的を射た表現かもしれませんね。
根本的にガンダムのような巨大人型兵器は

「全高を低くする＝的になりにくくするという機動兵器の常識から外れている」
「人体でいうところの各関節部の強度確保および稼動動力の確保が難しい、
また不安定な‘関節’の多さは射撃時の安定性などの点でむしろマイナス」
「そもそも様々な観点からして、兵器は
「人型にこだわる必要性がまったくない」」

ってんでほんとの意味ではリアルではありえないんですよね、

「射撃武器は手持ちにするより内蔵した方がいい」
「歩行より車輪・キャタピラによる移動の方がはるかに効率がいい」

って。

「指が欠けただけで手持ちの射撃・格闘武器を使えなくなるザク」
「ホバー移動中に急制動すると関節部からばらばらになるドム」
「整備部隊は携行兵器のメンテナンスと各稼動部分のメンテナンスで発狂寸前（笑）

などなど（笑）、せいぜいでありうる、実用化できるかもしれないのが
「ガンタンク」「ザクタンク」「ザメル」
くらい、特にガンタンク?とか（あれも不必要に車高が高いわけですが（笑）。

ガンプラ HGUC 1/144 RX-75 ガンタンク (機動戦士ガンダム)

で今回の防衛省ガンダム（笑）は見た所そういう「荒唐無稽な人型」でなくて、
「モビル‘スーツ’、補助的な小型個人兵装」
という感じですね。
「防弾ベストと各種センサー等の機器による人力補助を目的とした‘服装’」
って感じで。
「防御能力に加えて通信機器と赤外線センサーによる統御や装着者のモニタリングも行うスーツ」
のような。
で将来的にはこれに「人口筋肉や動力による補助」が加わって、通常の人力を超える能力を発揮するようになれば、「モビル・あるいはパワードスーツ」になるんでしょう。
さしずめ
「スカウター＋アーマードマッスルスーツ」
みたいな（笑）。まあまだそういう段階まではいってないでしょうけど。

スプリガン (1) (少年サンデーコミックススペシャル)

Let’s!TVプレイ ドラゴンボールZ スカウターバトル体感かめはめ波 ~おらとおめぇとスカウター~

うーん、なんにせよ私が子供の頃にはＳＦ世界のお話だったこういうものが、現実になるとはねえ・・・、ドラえもんの世界の便利アイテムにはまだまだ遠いですが（笑）、技術は進歩するもんですねえ。
まあいろんな部分で技術が進歩するのはいいですが、しかしこういう装備は性質的に２１世紀の戦争と言われる対テロ戦争のためのものなんでしょうね。
「こういうものが必要にならない世界こそ、子供の頃に思い描いてた未来世界だった」
はずなんですが・・・。戦争は漫画やアニメの中だけで・・・。

ということでここらで、コンゴトモヨロシク・・・。