アイゼンメイデン・・・
こんばんは〜。
で唐突に、三国志から大戦略まで結構戦略SLGも好きな私的に気になるこの作品。
萌え萌え2次大戦(略)〜オフィシャルサイト
うぐはあっ!違う!断じて違うぞ!何かが決定的に間違っているっ!
「こんなん大戦(略)ちゃうわ!」
と。
すでに痛いニュースなどで叩かれておりますが、一体何がしたいんだシステムソフトっ!
90年代のエロゲを連想させる明らかに萌えというには古い絵柄
原画が違うが故の整合性のなさと背景との違和感
あまりに「古い型に過ぎる、オッサン世代の認識的萌え台詞の数々」
まだ製作段階ですし、色々変更はあるかもしれませんが、
現状で見る限り
「ギャルゲとしても、戦略SLGとしてもビミョーかつ中途半端」
な印象がぬぐえないっす・・・。
うーん、しかしどういう風の吹き回しなのかなあ・・・、
この辺
- 作者: 田村尚也,野上武志
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2006/04/13
- メディア: 単行本
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元々システムソフトさんといえば、大戦略シリーズの
「硬派でがちがちのシビアなシステムSLGで有名、
家庭用ゲーム機でも作品を発表しているが、明らかに一部の層しか買わないだろうお硬い戦争ゲームばかり。
つーかPCゲームのテイストそのままを家庭用機種に移植しちゃうから
「もうちょっと購買層に歩み寄る、いい意味で媚びるとこもあったほうがいいよ」
って言いたくなるゲーム会社」
て感じだったんですよね。
淡々と黙々と、ユニットを動かす王道のフェイズ制SLGは、あまりに無機質かつ数値化しすぎてるが故に、
「戦争の悲惨さを覆い隠して、兵器礼賛になってる」
って批判されたこともあったくらいなのに。
正直
「今更媚びるのか!?」
と思ってしまうおっさんであります・・・。
いきなりこういう路線、しかもビミョーに萌えを曲解してるような、ってのがまたなんとも・・・。
おっさん的視点・感覚で理解した、言うなれば
「会社じゃフツーのサラリーマンのオッサン達が、ヲタクの感覚を外面的に捉えた」
みたいな萌え
っていうか(笑)。
例えるなら
「創業云百年の老舗和菓子屋が数十年ぶりに出す今風アレンジした新作」
みたいな(笑)。
「イチゴ大福」になれればいいけど、どう考えても「ドリアン大福」って感じになりそうな気が(笑)。
ある意味注目はしてますけど・・・、原画スタッフは豪華なんですよね・・・。
ただ豪華であるが故に、それぞれの色が強く出すぎて一つの作品としてまとまらないのでは?という気がします。
いっそ2〜3人で統一感のある絵柄にした方が・・・って。
まあまだ製作段階ですから、続報を気にしつつ・・・。
- 出版社/メーカー: セガ
- 発売日: 2004/01/22
- メディア: CD-ROM
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「戦車の方向による装甲防御の違い」
「航空機の高度差とそれに伴う戦域の違い」
なんてとこまで表現してる家庭用ゲームってなかなかないですよ。
誰でもクリアできる、ってのが当たり前の家庭用ゲーム、特にロープレやシュミレーションはって中で
「明らかに勝利するのは不可能な第2次大戦後半期の独軍プレー、最も負けてもシナリオは進む(その時はドイツ敗戦の史実をなぞる事になるわけですが)」
は強烈でしたね。
キャンペーンで歴戦をくぐり抜けて育て上げたJu88の編隊がP51に瞬殺される瞬間はなんともいえませんね(苦笑)。