新型‘怪鳥’登場。
こんばんは〜。
まああんまり忙しくなかった土曜日。
雨模様だったんでねー。明日もやや寒い下り坂の天気のようですが。
来週の連休は木金なんでそこまでが長いんですー・・・。
でこの記事
＜ステルス戦闘機＞嘉手納基地に飛来 米国外への配備は初
沖縄県の米空軍嘉手納基地に約３カ月間、暫定配備される米軍最新鋭ステルス戦闘機「Ｆ２２Ａラプター」２機が１７日、嘉手納基地に飛来した。１８日には１０機が到着し、全１２機の配備が完了する予定。同機の米国外への配備は初めて。米軍は日本政府に「極東における米軍の適切な抑止体制を維持するため」と理由を説明している。
Ｆ２２Ａラプターはレーダーで発見されにくいステルス性能と超音速巡航能力を持ち、主力戦闘機Ｆ１５の後継機種とされる。配備に伴い、兵員約２５０人が新たに嘉手納基地に配置される。嘉手納基地がある沖縄市、嘉手納町、北谷町は「沖縄が求める負担軽減に逆行する基地機能強化」と配備に反発している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070217-00000047-mai-soci
「鷲」の次は「始祖鳥（でいいんですかね？）」っすか。
辞書で調べたら、「猛禽」って意味らしいんで、始祖鳥ではないですね、そう思い込んでたんですが（苦笑）。
まあ鳥の名前から取るとするならイーグル以上となると限られてきますからねえ（笑）。
ただイーグルで充分という気もする、これ以上のものが必要なのかなあ？と思いますけどね。
湾岸などで証明されたように、性能は圧倒的な分、１機あたりの価格も桁違いに高いイーグルの
「さらにその上」
が必要なんでしょうか？
戦闘機としての性能は劣るかもしれませんが新型・汎用性という面ではF-18ホーネットで充分なんじゃ・・・まあホーネットは攻撃機的性格が強いから自衛隊向きではないのかもしれませんが。
でもそう考えると、F=22も
「ステルス戦闘機」
って時点で‘レーダーに発見されにくい’って性能は
「専守防衛を旨とする」
自衛隊の理念には反してるんじゃ・・・どうなんですかね？
相手に見つからずに一方的に攻撃しようっていうのは・・・。
日本の政治的事情・国情として、アメリカから買わなきゃいけないって事なのかもしれませんが、必要ないような気がするなあ。
配備される地元の人にとってもあんまり嬉しい事ではないだろうし。
あるいは
「抑止力としての存在」
なのかもしれませんが、１機辺りの桁外れの価格から考えると
「ずいぶん高い買い物」
という気が・・・。
あと余談ですが、米軍の主力戦闘機は当分
「イーグル」
で、ホーネットのような戦闘攻撃機を補助に使っていく形。
で順次今のこのラプターの配備が進むそうですが、その後にもう１機新型をはさんで、それ以降の新型戦闘機は
「完全に無人化される」
なんていう方向だそうで。
確かに理論的には人間が搭乗しない形にすれば
「操縦者の搭乗スペースや耐Gを考えずに機体を設計できる」
訳で、通常搭乗者が耐えられないような
「急加速、急機動」
が可能になるんでしょうね。
機体強度が許す限りの動きが出来るというかなんというか。
そうなったら
「人間の操縦では太刀打ちできない領域」
になるだろうとも言われてますね。
CPUや遠隔操縦装置の更なる開発が進めばこれは比較的近い将来実現するようです。
なんかそうなるとほんと
「漫画・アニメの世界」
ですよね。
「ファンネル」というか「有線クローアーム」の方がニュアンス的に近いかな？
あるいはWガンダムであった
「モビルドール」
なんてのが現実になるって事ですよね・・・うーん。
アナログなおじさん的に
「人間様が機械に負ける事が気に食わない」
以上に
「まるでSFのような無機質な近未来の戦争」
ってものに恐怖も感じますね。
「AI搭載の戦闘機・戦車が進む後ろをロボットの兵士達が進む」
なんてね。
確かに人的被害を減らす効果はあるでしょうが、その争いごとの‘業’ってものがなくなると、それが却って安易な戦争による武力解決ってものに繋がってしまうんじゃないかなーと思うんですよね。
経済力に勝る大国が経済力に物言わせて、貧しい小国を完全自動機械化部隊で蹂躙する
なんて。
あるいはまた大国同士が
「機械化部隊同士で人命が損なわれないのをいい事に安易に戦闘」
とかって事態も・・・。
でさらに言えば
「大国の送り込んだ自動兵器が小国の人々を殺戮する一方で、小国の人々の対抗手段としての大国への自爆攻撃・テロで銃後の人々が犠牲になるといういびつな構図」
なんてのも・・・。
なんかやだなー・・・こういうのって・・・。
いかんいかん！なんか不要に大きく考えすぎかもしれませんね。
こんなこといいつつ、私なんかは
「あ、新型機だ！かっこいい！」
程度の感覚で引用した記事見てたんですけどね（苦笑）。
その程度の感覚で、願わくば、こういう兵器が
「ちょっとお高い示威行為・抑止力の象徴」
として
「１度も実戦に使用されない」
事を祈りますよ。「兵は不詳の器なり」ですよね。
