孤独な旅人

あーしんど・・・、昨日の夜更かし観戦で今日は眠くてしょうがなかったっす。
とりあえず、もう日本代表のワールドカップは終わったんですが、
ちょっと嬉しい記事がありましたね。

<サッカーW杯>川口は「英雄」、ドイツ紙が評価


サッカー・ワールドカップ(W杯)の日本―クロアチア戦について、開催地ドイツの各紙は「シュートミスの祭典」(ウェルト紙)などと報じた。南ドイツ新聞は22分のPKを好セーブした川口(磐田)の写真を「英雄」との説明付きで掲載。各紙は「日本人は川口に感謝しているだろう」(ベルリナー新聞)と活躍をたたえた。


http://wc2006.yahoo.co.jp/hl?c=event&a=20060619-00000064-mai-spo

そうだよなー・・・、昨日の川口の活躍は特筆に価するものでしたよね。
「両チーム合わせてのMVP」
だったですよね。
ワールドカップ後の日本選手で一番株をあげるのは川口じゃないでしょうか?
PKを止めた事しかり、他にも絶対もののピンチを好セーブ連発で切り抜けましたもんね。
少なくとも彼のファインセーブがなかったら
「引き分けどころか、ほぼ確実に負けていた」
でしょうしね。



で記事で気になったもう1つの部分、

ベルリナー新聞は
「世界を旅した川口」
との見出しをつけ、戦評の3分の1を川口に割いた。川口が98年のW杯フランス大会で3敗、01年から04年にイングランドデンマークでプレーしたが「不運にみまわれた」点をとりあげ、「欧州に全く良い思い出のないGKにとって、今回の素晴らしい貢献は埋め合わせになったに違いない」と記した。

ここですよね。
そうだなー、川口って私なんかは
「日本代表の正GK」
ってイメージありましたけど、その経歴は結構
「苦難の道、流れ流れて流浪人」
でしたもんね。
欧州に移籍した時も、所属チームの事情故、あんまり目立った活躍はなかったですしね。
そもそもGKってポジション派手なゴールシーン演出するFW華麗なドリブル・パスワークを駆使するMFとかと比べれば
「地味で、貢献度が見えにくいポジション」
、報われないポジションですよね・・・。
例え神がかり的な好セーブ連発!で無失点に押さえても、味方が点を取れなければ昨日の試合のように
「引き分けにしかならない」
最悪の場合PK戦で負けてしまう」事もあるんですもんね・・・。
「点を取られればぼろくそに言われ、取られなくても勝ちに繋がらなければ評価されない」
んですもんね。
でもそれでも味方の攻撃を信じて、自分のとにかく
「点をやらない!」
って仕事を黙々とこなした川口選手の姿はカッコ良かった
そしてそう言う姿は、他国の人からも
「英雄」
に見えたんですね・・・。
なんか川口選手の‘苦労’がこう言う形で評価され少しでも報われるのは、同じ日本人としてちょっと嬉しいですね。
日本代表にとって絶望的な状況の中だけに、余計
「一筋の光明見た気がして」
嬉しい記事でした。
勝敗はともかく、次のブラジル戦も
「王者を零封」
して日本代表の意地を見せて欲しいですね。
ロナウジーニョがほんとは日本戦に出場しないはずだったのに
ジーコの前でゴールして見せる!」
とかほざいて、出場するらしいですが、
ここは川口選手と日本DF陣、がっちり押さえこんで
「あの出っ歯が引っ込むぐらい」
びびらせてやって欲しいもんです(笑)。



さてこんな所で、コンゴトモヨロシク・・・。