チワワ見れないのが残念・・・。

おはようございます。武富士に続いて、今度は
アイフルよ!お前もか!」
って感じで、新聞・ニュースで大きく取り上げられてますね。

アイフル:全店舗対象に業務停止命令 金融庁


 金融庁は14日、強引な取り立てをするなど違法行為が相次いでいたとして、消費者金融大手のアイフルに対して、国内約1900の全店舗を対象に、5月8日から3日間、貸し出しなど業務の大半を停止する行政処分を出した。同時に違反行為の行われた北海道、近畿などの5店舗に対しても、貸金業規制法に基づき同日から20〜25日間の業務停止命令を出した。消費者金融大手に対し全店舗の業務停止を命じるのは初めてで、異例の厳しい処分になった。

業務停止期間中、利用者の自主的な返済の受け付けはできるが、新規貸し付け、勧誘、広告、貸出金の回収などはできなくなる


http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060415k0000m020052000c.html

・・・「業務停止期間中は貸出金の回収は出来なくなる」・・・


「借りときゃよかったー!!!」


(笑)。別に借りた金が帳消しになる訳じゃないんだから意味ないんですが(苦笑)。
というか私はああいうカードローンは苦手、というか使うほど甲斐性がないもんでいままでお世話になった事はないんですが。
しかし厳しい処分ですね。
武富士の時は明確に違法行為がマスメディアに曝された事で大きく話題になりましたが、
今回の場合は
「悪質な取りたてに対する苦情が相次ぎ、その結果累積警告で行政処分!」
となったようですね。
よく「借りたものを返さない方が悪い」とは言いますが、そのあたり難しいですね。
ギャンブル・浪費であぶく銭欲しさに借りる、なんて人のケースは同情の余地ないですが、
「TVCMで誘惑、借す時は仏の顔で、取立てとなったら鬼の顔で!」
なんてのはちょっとあくどいやり口ですよね。
そう言うやり口非難されますけど、ああいう貸し金会社からしたら

「貸した金返してもらうのは当たり前の事、こちとら慈善事業じゃあるまいし、
返さない方が悪いんじゃないですか?
こっちは良いんですよ、金貸さなくなって困るのは借りる皆さんなんですから」

なんて思ってるかもしれないですよね。ある意味確かにそうですが・・・。
貸す時はホクホク、取り立てる時はびしびし!ってのはちと詐欺っぽいですよね。
そういう構造、なんとなく
保険業界」
と似てる気がしますけど。

「契約する時の審査は、人当たりの良いおばちゃんがにこにこと、
でいざ保険が下りるとなると、警察の取り調べばりに、あるいは部下を苛める上司のあら捜しばりに、重箱の隅をつつくように支払い減額理由を見つけて1円でも減らそうとする」

ってやつ。
「簡単な審査でどなたでも入れます、でも払う時の審査はどなたも入れません」
ってところでしょうか(苦笑)。



やっぱり、保険も消費者金融も大々的にCMで
「簡単に借りれる・入れる」「面倒な手続き不要」
と利便性ばかり歌っていますが、そういう広報の段階で
「高額の利息」「取りたて時の扱い」「返済不能時の法的・社会的リスクの説明」「保険がおりる時の減額事項の説明」
なんて
「利用に伴うリスク」
ってものをきちんと告知しとかなきゃいけないですよね。
その辺、金融庁も業界に対して、対処療法ばっかりじゃなく、
「罰則も含めた明確な倫理規定、法制度の確立」
をすべきでしょう。



そういう体質の業界、で今回のようなケース、あくまで「氷山の一角」でしょうし、他の消費者金融も今頃戦々恐々としてるんじゃないでしょうか?
しかし仮定の話ですが、もしすべての消費者金融のCMがなくなったら、きっと各TV局は大変な事になるだろうなー(笑)。
今回の件で、改めて
消費者金融のCMの多さ」
に気付いたおっさんでした。