「タロ!ジロ!・・・森へお帰り(?)」

南極物語 [DVD]

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子供の頃見た映画なんで記憶がクロスオーバーしちまった(笑)。
懐かしいなあ・・・。
友達の親に一緒に連れて行ってもらって見たっけ・・・・

全米映画興行収入=邦画リメークの「南極物語」が初登場首位

 2月20日、2月17日―20日の全米映画興行収入ランキングは、邦画リメークのディズニー映画「南極物語」が初登場首位
  2月17日―20日の全米映画興行収入ランキングは、ディズニー映画「南極物語」が推定2500万ドルで初登場首位となった。
 邦画「南極物語」の米リメーク版である同作品は、この週末に封切られた3作品のうち最も多い3066館で上映された。
 不運な状況が重なり、犬ぞり用の犬たちを南極に置き去りにすることを余儀なくされた探検隊の実話を基にしたこの映画はPG(保護者同伴)指定となっている。


http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20060221-00000992-reu-ent

すごいなー!名作は時代・国境を越えて!ですかね?
昨今

ジャパニメーションの世界的人気。
・邦画のハリウッドリメイク。
・日本の漫画の諸外国での映画化

なんてものが相次いでますが、

ザ・リング [DVD]

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なんてやつ。
この南極物語がリメイクされてたのは知りませんでした。
日本でもまだ公開されてないし、あまり告知されてなかったんで知らない方多いんではないでしょうか?
日本版では地味な雑種犬だったタロ・ジロが
「精悍なシベリアン・ハスキー
なのはご愛嬌、「全米NO.1」って謳い文句は食傷気味ですが、
現実に公開館数・興業収入ともに今週の一番!なんですからやっぱ凄い事ですね。
日米の文化交流と言う側面、
日本の世界に誇れる創造的文化活動

って感じで、こういう作品が海外で・世界で支持されるのは単純に嬉しいですね。
そう言えば日本版の主演は
高倉健さん」
でしたよね。「単騎千里を走る」ってのも話題になってて、
中国では最も有名な日本人俳優だそうですが、
リメイク版には出演していないみたいですが、その元になった作品の出演者って事で
「ハリウッド進出!」
なんてなったらすごいですね。



ハリウッド式の
「派手なアクション・演出」
「総制作費用競うかのような莫大な資金を投じた映画制作」

も良いですが、やっぱり日本のアニメなんかの

「資金・時間などの制限が多いからこそその中で磨かれた表現力」
「ないものを満たす為に生み出された様々なテクニック」
「安易な演出に頼らない、魅力的かつ練りこまれたシナリオ」

というものは万国共通!なんですね。
その辺は
「物質文化の西欧と精神文化のアジア」
ってものの色合いとも重なる事かもしれませんが。



以前
アメリカで日本のコマーシャルが人気」
って報道がありました。向こうの視聴者が言うには

「日本のドラマはなんだけど、CMは
・やたらと商品名連呼しない
・短い中にコンパクトにストーリーがまとまってる。
・時に抽象的だけど、表現方法が面白い

で良いね」

ってものでしたが、最近の日本ブームで、そう言う
「CM・30分枠の制作費も人員も限定された番組制作手法などで培われた表現力」
ってものが
「CMだけでなく映画の分野でも浸透してきた」
のかもしれないですね。



リメイク作品がどんな作品になってるか?日本での公開はあるんですかね。
見てみたい気もしますが。
あの「南極物語」の

・泣く泣く苦楽を共にした犬たちとの別れ
・その後の犬たちの辿った様々な・過酷な運命(一応これは想像で描かれてました)
・帰ってきた隊員達の元へ駆け寄るタロ・ジロの姿

は朧な記憶ですが、未だに脳裏に焼き付いてます。
高倉健さんが言葉少なに犬を抱きしめるシーン」
はさすが‘背中で語る漢‘
「百万の科白より雄弁!」
でした。
そういう感動を上手く伝えられてるんでしょうか?見てみたい・・・。
しかし見るのに
「PG指定(保護者同伴)」
ってのは・・・、お国柄ですね。
日本人にはわからん感覚・・・どう考えても南極物語が保護者同伴が必要な作品になるとは思えないんですが(笑)。
さすが「実写版フランダースの犬アメリカ版だけ
「夢落ち、ネロとパトラッシェが幸せになって終わる」
だけのことはありますね(笑)。公開時アメリカ版だけ‘別エンド’だったんですよね。
「パトラッシェ・・・ボクもう疲れたよ・・・
・・・・あれ、夢だったの・・・」

という落ち・・・、日本じゃ一番やっちゃいけない落ちですよね(笑)。
南極物語
「犬がいっぱい死んじゃう物語を子供だけで見ちゃいけません!」
っていうんですかね?うーん・・・。



でもそういう
「教育にうるさい」
「ハッピーエンド主義」

の割にはいろいろアメリカって問題多いですよね。
「映画の中で銃を乱射する」
主人公見てる日本、
「現実の社会で銃を乱射する」
奴がいるアメリカ・・・。
なんだかなー。



さてとりとめもなく、今日はこれで、明日行けばその後連休!
がんばろっと!ではコンゴトモヨロシク・・・。