厳冬・ストーブリーグ!?

あー、今日は6時間色々回って買い物しまくりました。相変わらずDSないですね。
でもいくつか探してた書籍あったのでちょっと嬉しい今日この頃。
しかしテイルズ進まないなあ・・・GPOに気が移りつつ・・・。
さてこの話題。
引用元:http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060114&a=20060114-00000108-kyodo-spo

巨人、前ロッテ李を獲得へ 原監督「江藤の穴埋まる」

 巨人がロッテを自由契約となった李承☆内野手(29)の獲得に乗り出すことが14日、明らかになった。清武英利球団代表が東京・大手町の球団事務所で「原監督も前向きな姿勢を示しているので調査したい」と語った。
 巨人は退団した清原(オリックス)に代わる一塁手候補として前米大リーグ、マーリンズのジョー・ディロン内野手を獲得。しかし、実力が未知数な上、フリーエージェントで獲得した豊田の人的補償一塁手や代打として貴重だった江藤を西武に放出。打線の強化策として昨年、30本塁打を放った李の獲得に動くことになった。
 清武代表は「李は一塁も外野も守れてあれだけの打力。外野の高橋由もけがをしているし、必ずしも一塁でということはない」と起用法についても言及。原監督も「非常に興味がある。しっかりと江藤の穴を埋めてくれる選手だし、願ったりかなったり」と前向きだった。

出たー!必殺!巨人式金満補強!所謂
「穴を札束で埋める応急処置的補強」
ですね!端から自前の選手育成する気ゼロ!
まるで正社員辞めた穴をフリーターで埋めるみたいな・・・そうかー、巨人は最近流行りの
「使い捨て雇用」
を何年も前から実践してたんですねー!さっすがー!
でも民間企業の場合は、‘その方が給料が安くて済むから’って理由ですけど、この場合はむしろ高くついてるんですよねー、おまけにそう言う獲得選手が活躍する確率滅茶苦茶低いですし(笑)。
失敗ばかりしてる先物取引が多過ぎますよね(笑)。
「株の誤発注で五億の損失?ちいせえちいせえ!なんせこちとら、たいして活躍もしない外国人選手に1〜2億ぽんっと払ってんだからさー!」
って感じでしょうね(笑)。ほとんど慈善事業の領域(笑)。
さすがに最近人気低迷とはいえ、自称
「世界最大の発行部数を誇る日本を代表する大新聞」
が親会社だけの事はあります。湯水のように、金に糸目はつけません!ですか・・・、でも最近経費削減なのか、小粒なトレードが多くなってますけど・・・。
高額選手が大リーグにいっちゃうってのも一因でしょうけどね。
以前なら球界で一番給料貰いたかったら
「FAで巨人行く」
しかなかったですが、今は大リーグの方が活躍すればもっと貰えますからね。
李選手も大リーグ志向みたいですが、交渉でどう流れますかね。
色々私、文句言ってますが、今回の李選手の獲得の方針は、まあ現状の補強としてはありかな?という気がしますが・・・。ポジションも都合が良いし、そこそこ活躍しそうですね。
ただ相変わらず巨人の‘買い漁る感じ’の補強は納得出来ない物を感じますけどね。



あえて言うと、私は補強に金を掛ける事には反対じゃありません
現状ではいくら綺麗事・理想を言っても結局プロ野球
「企業野球・企業の宣伝媒体」
でしかありません。親会社にとっては球団運営費用ってのは
「純然たる宣伝費用・もしかしたら税金対策」
に過ぎないでしょう。そうして投資する訳ですから、そもそも球団運営費ってのは
「親会社にとって最初赤字として計算」
されるものだと思うんです。もっともその赤字を
「試合のTV放映権料」
で穴埋めしてるんですけどね(穴埋めできてない球団が多いですけど)。それはともかく、でもってチームが活躍・人気がでて
「親会社の名前共々広域に広報される」
事ではじめて投資は
「宣伝効果という見かえり」
になってフィードバックする訳ですよね。
例えば、ある企業がTV局と「年間契約・1日10分のTVCM放映契約」ってものを結ぶとするとかなりの金額(時間帯によって変わりますが)を必要としますよね。
でもチームが活躍・優勝・人気選手が所属すれば、
「無償でニュースが企業名を宣伝してくれる」
訳で、それは非常に大きな宣伝効果になるでしょう。なんせスポーツニュースなら
「全TV局が取り上げて」
くれますからね。
そう考えると、私は企業が経営体力に応じた金銭を球団につぎ込むのは賛成なんです。
脱企業野球・公共財としてのプロ野球・地域密着・地方にプロ球団を!という考えはわかりますし、そうなれば嬉しい事ですが、現実に日本の人口・娯楽としての野球の需要を考えると厳しいと言わざるを得ませんよね・・・。
年俸の高騰・放映権料収入の悪化で、入場料収入・グッズ販売だけでは赤字を補填出来ないでしょうから(それが出来るのは阪神ぐらいでしょうね)。



ただそれを踏まえて思うのは宣伝費として投資するにしても、あまりに投機的かつ、長期的ビジョンのない金銭の使い方するなあって事なんです。
長期的に多くのファンに愛されるチームってのは
「叩き上げの名選手」
ってのがいるもんだし、そういう選手がいるから、強い=人気チームってのは
「何年にもわたって積み上げられたチームカラー」
ってものがあるはずなんですよね。そしてそれこそが
「将来を見越した地域密着・地域に根ざした球団」
の根幹になる訳で・・・。
無論、終身雇用の成立しない競技ですから、トレードを全部否定する訳じゃありません。選手の
「より高い評価してくれる所に行きたい!」
って気持ちも・・・。
ただあまりにも安易に
「自前での育成」「教育者の育成・雇用」
をおざなりにして、トレードで有力選手を引っ張ってくるだけ!ってやり方は駄目だと思うんですね。
長期的に野球の発展を願うならそんな事しててはいけないはずです。
こんなやり方は
「生み出す事無く、ただ奪い取るだけ」
ですよね、まるで
「奴隷が慈しみ育てた作物を根こそぎ上前はねる農場主」
みたいなもんです。
実際どこぞの元オーナー殿は巨人と他球団との関係をそんな風にしか思ってないんでしょうね(怒)。時代錯誤・自己中心的に過ぎる!
で今になってその思いあがりのつけを払わされてるのは皮肉極まりないですが・・・。
「巨人が強ければ良いという時代は終わった」
ですから・・・。



さっき、広告費としての投資には賛成という趣旨の事を書きましたが、巨人式の補強見てると逆にそういう投資をほんとに
「ただの広告費にしか見てない」
と思えるんですよね。
他球団がうらやむような高額を成功の目算のない補強に安易につぎ込んで、場当たりにしか見えないような運営をしてる・・・。
「来季サードいないからサードいれよ♪」
みたいな・・・。その場しのぎも甚だしい。まさに今の巨人って
「パートタイマー・フリーター企業」
なんですね(笑)。
こういう育成っていう労力・時間のかかるものを無視したやり口は、自称球団の盟主とか言いながら、一番
プロ野球界への愛情が感じられないやり方」
ですよね。
長い球団の歴史・伝統、人気球団としての誇りってものは、何時の間にか
「自分あっての球界という驕り・球界を隷属させていると言う思いあがり」
に変わってしまったんですかね・・・。淋しいなあ・・・。



いろいろなんか言いましたが、こんな所で。
今回のトレード話はまだ全然進展してない話みたいですね。これから交渉本格化するみたいですし。
両者にとって良い結果に終わる事期待してます・・・。
しっかし今回の話まとまれば、じきに
「巨人のメンバーにパリーグ全球団出身の選手が揃う事」
になりそうですね(笑)。
「元パリーグオールスター」
か?(笑)。
「移籍選手の宝石箱やー!」
ってか(笑)、ではまた、コンゴトモヨロシク・・・。