負け犬の遠吠えにも一理アリ、かな？
こんばんは〜。
うお〜ん！昨日今週は木曜休みって言ったんですが、良く考えると木曜は勤労感謝の日で祝日なんですよね。
サービス業従事者にあるまじき休みだなーって。
ではたとスケジュール確認してみたら、休みは金曜日でした・・・。
長い・・・今週は長いぜ・・・、祝日明けの休みは嬉しいですけど、そこに辿り着くまでが長い・・・。
なんとか木曜の祝日を乗り切りたい満身創痍のおっさんです。
でなにげに見つけた記事拾い読み、
ポスティング制度を痛烈に批判＝米紙
米大リーグ、レッドソックスが西武・松坂大輔の交渉権を約６０億円という法外な入札額で獲得して以降、ボストン地元紙には連日のように新人右腕に期待する好意的なニュースが報じられている。その一方で、入札に敗れたニューヨークではポスティング（入札）制度自体の欠陥を指摘する見方が浮上している。
ニューヨークの地元紙『ニュース・デー』は１９日（現地時間）、ポスティング制度は日本の球団にとっては利益があるが、大リーグにとっては全く不利な制度であると痛烈に批判した。さらに理由の一つとして、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンＧＭの「相手の額を知ることのできない入札は非常に難しい」というコメントを紹介している。
選手個人が移籍先を選べないことから、以前から日本の選手会が問題を投げかけてきた同制度。今回、松坂入札で巨額の値がついたことで、大リーグ側から改革案が提示される可能性もある。今後の展開が大いに気になるところだ。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20061120&a=20061120-00000019-spnavi-spo
うーん・・・、ボストンはおおむね好意的で、ニューヨークが騒いでるって部分は、
負け犬の遠吠えな感もありますけど、確かに一理ありますよね。
ポスティングってシステムが
・有力選手を手放す球団への見返り・代償
・制度として選手の海外流出を防ぐ
なんていう意味合いを持ってるのはわかりますが、今の制度では不公平かつ不透明ですよね。
大リーグから日本への移籍に関してはこういう制度がないのに、日本からの時だけまるで
「輸出品に関税しかも超高額がかかるかのように」
高額の移籍金が必要ってのは、アメリカ側が日米貿易摩擦の時のように（あれはアメリカから日本国内への輸出への関税に関してですから意味合い的には違いますけど）
「不当な関税がかかってる！」
的に騒ぎたくなるのもわかりますよね。
それにその金額を決めるのが
「入札制度」
ってのもまた、記事にある通り問題ですよね。
実際の金額がわからないから、選手の実力や獲得しようという球団の想定以上に金額が大きくなりすぎますし。
しかも今回のケースなんかは、それこそ漫画やお話の中でよくあるような
「競り合って熱くなったバイヤーがとことん競った挙句にとんでもない出費をする羽目になる」
なんていう展開みたいに
「ヤンキースとレッドソックスの住民同士のライバル意識までもが背景にある加熱した競り合い」
なっちゃってましたよね。
どれくらいが妥当か？どのぐらいが目安になるか？って指針もおぼろげにしかないから、
まるで
「オークショニアのいない競売」
みたいになってしまいましたし。
やっぱある程度、最初の時点で、選手の価値とか球団が手放す際のその損得なんてのを球団自身じゃなく、プロ野球機構なり中立の機関（プロ野球機構は中立にはなりそうもないですが）がきちんと提示すべきですよね。
いわゆる
「○○円からスタートです」
っていう最低落札価格みたいなものを。
でそこからオークションしろ！とは言いませんけど、獲得の意思のある球団にその金額からのスタートを提示して、そこから始めるべきですよね。
で希望金額が出揃ったところで、最高金額の球団に決めるも良し、
あるいは金額の上位２球団（ぐらい）に優先交渉権を与えて、最終的な交渉をしてもらう、
なんていう方法がいいんじゃないでしょうか？
でその上で、決定金額があまりに法外なものであった場合には、ある程度審査が入るっていう形、最悪入札妨害という処分や、一定金額の徴収という形を取るとか。
日本人としては松坂選手の高評価は、素直に嬉しいですけど、やっぱ
「球団への移籍金だけで６０億」
って数字はやっぱ異常ですもんね。
その異常さが、松坂選手自身の
「メジャーでの求められるハードルが高くなりすぎる」
って事にも繋がりますし、とてつもない成績のこさなきゃ周囲を納得させられないですよね。
まあもしも松坂選手が
「６０億でも惜しくないような超絶大活躍！」
してくれればそれが一番良いんですけど・・・。
という事で、取りとめもなく。
ワンピース、やっぱ面白くなってますよね。
ルフィはいよいよ懸賞金３億だし、仲間達もそれぞれ・・・。
今後に期待！ってことで、コンゴトモヨロシク・・・。
