プロジェクトバツ終了!

「ここに一つの番組が終わりを迎える。いくつもの節目、
数々の感動的なエピソード・放送時の表現に関する誇張問題・展覧会の開催費用問題・放送局の数々の不祥事に揺れながらも、今に辿りついた、これはその番組の記録である」
(声:田口トモロヲ?)

こんな感じでしょうか?まだ録画しただけで、今夜の放送見てないんでなんとも言えませんが。
ともかく今夜で五年も続いた番組が終わりましたね。
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051228-00000226-kyodo-soci

プロジェクトX」終了 NHKの人気番組

 NHKの人気ドキュメンタリー番組「プロジェクトX」が28日夜、最終回を放送して終了した。同夜は、視聴者が番組をどう受け止めたかを振り返り、歌手の中島みゆきさんが出演し同番組のエンディング曲を歌った。
 番組は2000年3月に放送開始。無名の人々が困難を乗り越え、目標を達成する姿を描き、親が子どもに見せたい番組の1位にも選ばれた。
 最近は視聴率が低下傾向で、大阪の高校を取り上げた回で過剰表現があったとして、NHKが謝罪するケースもあった。

うーん、残念半分・納得半分ですかね。
最初の頃のエピソードは凄くよかったんですがね・・・。
確か「知多用水の造成に尽力した人達の話」があったと思うんですが、不覚にもじーんとしてもらい泣きした記憶がありますね。
でも最近はなんか「ネタ切れ」の感がありましたしね。番組の趣旨からして、これはどうかな?って思うテーマが多かったですしね。
色々不祥事も重なって、感動的な話もちょっとしらけちゃいましたし・・・。
でも私的にはすごく好きな番組でしたね。初期の頃はこういう
「苦難の末の立志伝・中年の夢と希望」
的な内容が国営放送の渇いた・エンターテイメントに走り過ぎない番組作りとマッチして良い味出してましたから。
そう言う風に考えると最近のプロジェクトXの低迷・人気の凋落
「民放の真似事・後追い」
ばっかりしてるNHKの姿勢がそのまま反映された結果だと言えるんではないでしょうか?
冷静に事実を伝えるだけで良いドキュメンタリーに、ドラマ性を盛り上げる為に
「エンターテイメントの要素」
を無理に入れようとして、やらせになってしまったという事でしょうかね。



でもほんと残念ですね。中島みゆきさんの歌う主題歌もすっごく良かったですしね。
伝説の
紅白歌合戦:黒部からの生放送」
は良い想い出です(笑)。歌詞間違えるし(笑)。でもまあ
「市井に埋もれた人知れぬ努力と苦難の物語=地上の星
に光を当てる番組に相応しいテーマ曲でしたね。
そういえば、職場のベテランの人の携帯の着信音がこの曲でちょっと笑っちゃった記憶がありますね、ちゃんとあの番組の始まる時と同じ
「ずずっずずずんっずずっずずん」
てとこから入ってて、
「おー!やっぱこの曲って‘中年の星’なんだー!」
って思いましたね。言ってる私もいずれそうなんですけどね(笑)。



さてこんなところで、年末年始ラッシュは始まったばかりだぜ!お仕事頑張ろうっと!
と自分に気合を入れつつ、コンゴトモヨロシク・・・。

エンディングの「ヘッドライトテールライト」も良い曲でしたね。
「たーびはーまだ終わらーないー」
ってとこがなんとも・・・。最終回はこの曲の別バージョン歌ったらしいですね。録画したの見ようっと。
プロジェクトX 挑戦者たち Vol.7厳冬 黒四ダムに挑む ― 断崖絶壁の輸送作戦 [DVD]

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この頃まで、この前後ぐらいが一番面白かったような気がします。
この後、番組で取り上げたエピソードの一つが映画化もされましたしね。