訴えてやる!「訴訟にしよう!そーしょう!」(く、苦しい)

いはあ!ほるへばかっ(懐かしいー)
えー、いきなり「親父ギャグが暴発」して、壊れてますが・・・。
今日最後はこのネタで・・・。

引用先:http://www.excite.co.jp/News/odd/00081129946815.html
チーズバーガー法、米下院で可決

 肥満の原因として食品産業を訴えることを禁じる、いわゆる「チーズバーガー法案」が水曜日に米下院で可決された

チーズバーガー法は、食品消費個人責任法(The Personal Responsibility in Food Consumption Act)の通称。下院で賛成306、反対120で可決された。昨年、同じような法案が提出されて下院は通過したが、上院で否決されていた

ホワイトハウスは、「個人の肥満の原因は食品メーカー、販売業者、卸売業者、スポンサーにあるのではない。肥満は個人の食品摂取に起因するものである」との声明を発表して同法案を議会に差し戻していた。

チーズバーガー法案が成立した場合、州および連邦裁判所は肥満責任を業者に求める軽薄な訴訟(乱訴)を退けることが可能となる。しかし、「食品の汚染」による被害訴訟は認められる。

この法案の賛成者は「肥満は個人の責任であり、医者を頼ったり、自ら日々運動したりして解決すべきだ。弁護士や法廷を当てにする問題ではない」と話している。

一方、民主党の反対議員達は「法廷はこの類の訴訟を退けているため、いまさらこんな法案は必要ない。州議会が面倒を避けるために定めようとしている法案だ」と意見を述べている。

以前、数名の少年達がマクドナルドを相手に訴訟を起こしたが連邦裁判所はこの訴えを棄却した。しかしその後、一部訴訟は認められることになった

はい!?こんな事わざわざ法令で禁止するんですか?
この記事は要するに

「個人の肥満の原因は食品メーカー、販売業者、卸売業者、スポンサーにあるのではない。肥満は個人の食品摂取に起因するものであるであるから、その責任をメーカーに求める訴訟を退けられる」

という事ですよね・・・。
うーーーむ・・・当たり前の事ですよね・・・。


例えば特定のある品物
政府が独占して、国民に購入・使用を無理やり義務付けた
とか
危険性が指摘されてたのに、その危険性を政府が放置して、対応を怠った
とかなら、裁判沙汰になるのはわかります。
でも
>「肥満の原因として食品産業を訴える」
って発想は日本人、少なくとも私には理解出来ないですね
こんな事法律で禁止しなくても、誰も訴えないよ!って思うんですが。
「こんな法律審議する暇あったら、もっとマシな事やってくれ!」
って思いますよね。


たしかこの法案の背景は

「数名の少年が‘自分達が太ったのはマクドナルドの商品を食べ続けたからだ」
という理由で、その損害に対する賠償金支払い求めて、マクドナルドを訴えた

という事件を受けてですよね。


シンジラレマセ−ン!!!ドウイウコトデスカーーー!!!


いくら「訴訟社会アメリ」と言っても、これは無茶な気がするんですけど・・・。
自分は法律にまったく詳しくないんで、訴訟のことはよくわかりませんが
道理としてこの訴えがおかしいだろう!ってことはわかります。
アメリカは訴訟が多くて、弁護士という職業は引く手あまただそうですが、そう言う中に
企業・団体相手に訴訟を起こす専門の弁護士
もいるそうで・・・。そう言う方達が‘入れ知恵’して訴訟に持ってくんでしょうね。
以前の「タバコ会社を喫煙者が訴えた訴訟」でもそういう弁護士団が活躍して、結果
原告の喫煙者側が勝訴
しましたからね。たしかタバコ会社が「数百億円の賠償金」課せられたんですよね?おかげで「F−1」撤退する羽目になったし・・・。
それ受けて
「タバコのパッケージの‘喫煙の危険性’の警告文がはっきり・大きく表示されるように」
なったんですよね。愛煙家の方はご存知と思いますが。
こう言う訴訟起こす弁護士の方ってのは
「社会的不平等正す」「弱者救済のため」
って目的じゃなく
「単純に弁護士として‘知名度上げる’のと‘お金’目当て」
なんでしょうね。まるで「ハイエナ」ですね、「ハゲタカ」か?


私も別に「マクドナルド」擁護する訳じゃないですが
「こういう訴訟が成立する・そういった訴訟を食い物にする弁護士がいる社会」
ってのは理解出来ないですね。怖いと言っても良い!です。
なにしても訴えられそうな気がしますよね
しまいには

「子供がTVに夢中で視力が悪くなったのはTV局のせいだ!」
「事故で人を死なせたのは、車を売った会社のせいだ!」

なんていって訴え起こしそうですよね(苦笑)。
日本人で良かった・・・、しまいには誰かが
「こんな境遇になったのはアメリカに生まれたからだ!」
国訴える人が出てくるかも?



いや、なんかえぐい事もいってますが・・・、私も一応外食関係に籍を置く者として、気になったもので・・・。
私も時々「マクドナルド」行きますし、結構好きなんです、でも毎日食べたいとは思いません、あくまで
「選択肢の1つ」
ですね。
「今日は何食べようかなー」
って考えた末のチョイスの1つ
別に強要されるわけじゃないです。
確かに「マクドナルドの商品」を毎日食べ続ければ、肥満になるでしょうね。間違いなく
でもそれを選択するのはあくまで
「個人の意思」
ですよね。
それを「食べ続けたのは‘自分が選択した結果’」という事実を無視して
「提供した外食産業を訴える」
ってのはあまりに自分自身の選択に対して無責任だし、道理が通らないと思うんですが・・・。
そう言う人は、訴訟理由として
「提供される商品に食べ続けたくなるような誘惑があったから」
とか言うんでしょうが、だったら
「外食産業は魅力的な商品提供しちゃいけない」
ってことになっちゃいますよね。・・・どうせいっちゅーんじゃ!!!



まあでもタバコにしろ、ハンバーガーにしろ訴訟を機に
「商品を恒常的に摂取する事の危険性」
明記した事は良い事と思いますけどね。
タバコもハンバーガーも毎日あるいは過剰に摂取し続ければ
「健康に害」
があるのは確かですから・・・。
実際のところ日本の外食産業では
「原産地表示義務」「健康被害への配慮」
ってものが重視されつつあります。
狂牛病」とか「科学物質による汚染」
といった問題がある以上当然のことでしょうが・・・。
それらを踏まえても
「選択するのは自分自身」
という事忘れちゃいけないですよね・・・。



いやー我ながらぐだぐだ(失笑)まとめきれないな・・・。
でも単純にまとめれば
「こんな訴訟が起こされるアメリカって国、どうなの?おかしくない?」
ってことですね。
‘訴訟社会’ってのは
「全ての事象の責任の所在を明確にする社会」
であると同時に
「全ての責任を何か・誰かに押し付け・擦り付ける社会」
でもあるんですかね・・・。さすが善悪2元論の国ってところですかね・・・。



長々と失礼しました。疲れた割に上手くまとまらないです(反省)。
でもつくづく考えられない訴訟ですよね・・・。
まあこんなところで、コンゴトモヨロシク・・・。