去る者があれば来る者もいる・・・。

快挙!ですね。

上川主審で3決!日本人初めて決勝Tで笛

 大会で主審を務める上川徹氏(43)が、日本人で初めて決勝トーナメントの笛を吹く。国際サッカー連盟(FIFA)は6日、3位決定戦と決勝戦の担当審判を発表。上川氏は広嶋禎数(44)韓国の金大英(43)両副審とともに地元ドイツとポルトガルが対戦する3位決定戦(8日・シュツットガルト)の担当に指名された。
 FIFA審判委員会での高評価が、上川氏の抜てきにつながった。1次リーグで2試合を担当。無難な笛で決勝トーナメントに残ると、準々決勝(イタリア−ウクライナ)準決勝(イタリア−ドイツ)では広嶋氏とともに第4、第5の審判員を務めた。これらの試合での的確な仕事ぶりが評価され、日本人初の決勝トーナメントを任された。

http://wc2006.yahoo.co.jp/hl?c=event&a=20060707-00000031-nks-spo

いやすごい!
「日本人唯一、初めてワールドカップの3位決定戦のピッチに立つ!
しかも主審!」

ですもんね。
残念ながら日本代表はそこまで辿りつけなかったですが、その代わりというのもなんですが、上川氏が
「試合を裁く立場として」
そこに辿りついた訳ですね。
うむむ、同じ日本人として、嬉しい出来事じゃないですか。
中田が去った寂しさが少しはまぎれるし、この快挙がやがて
「日本代表の選手達が3位決定戦のような舞台に立てる日の先駆け」
であると良いですね。



先日、大会の開会前にNHK上川氏のドキュメンタリー番組やってましたが、
ひとえに審判というのも大変な仕事ですよね。
審判の成績評価レジュメみたいなものがいっぱいあって、
試合毎にFIFAの担当員が事細かにジャッジングを‘査定’するんですよね。
才能不及となれば、出場出来る試合を限定されたり、最悪資格取り消しにされちゃうという・・・。
そういう、厳しい環境でなおかつ実際の試合においては

「選手達と同じ熱さ・寒さ・環境の中に身を置き、
刻々と切り替わる状況に合わせてピッチを賭け回る。
その上でフィールドを駆け回りつつ、試合全体の様子・各選手の一挙手一投足に注意しなければならない」

んですね・・・。
相手を出しぬこうとして動くボールを追いかけ、反則すれすれをかいくぐろうとする海千山千の怪物達相手にたった3人の審判で立ち向かうんですから。
番組の中で上川氏のセールスポイントは
「状況判断に基づく次のプレーの予測の上手さとポジショニングの良さ」
で、そこをFIFAも評価した、って言ってましたが、
ある意味そういう能力って
「MFやらせたらすごい」
でしょうし(笑)、試合中の運動量
「ブラジルのロナウドより多い」
かもしれないですね(笑)。



とにかく上川氏、
「最後までワールドカップに残った日本人」
ですから、きっちりジャッジの務め果たして、
「日本人なめるなよ!」
ってとこ見せて欲しいですね。
日本代表と世界の強豪とのサッカーにおける実力差ってのを嫌って程見せられたんで、
ここは1つ、
「審判のレベルは世界レベル!=日本のサッカーの競技環境は確実に向上してる
=日本のサッカーの成長はまだまだこれからですよー」

ってアピールして欲しいもんです。
どうせなら、
「ワールドカップの日本人MVPは上川さん!」
ってなるぐらい。
でも審判って目立つポジションじゃないから(目立ってはいけないポジションでもありますし)難しいですけど(苦笑)。



うむむ、決勝に加えて、3決も楽しみになりましたね。
しかし、話題が
「中田」、「上川」と来たんで、次は「下山」ですかね?
「上中下、川田山」
って(失笑)。変な語呂合わせしちゃいました。



さてこんなところで、PDやろっと!
では、コンゴトモヨロシク・・・。