フィヨンセソ、フィセシボ〜ン♪

kuufuulin2006-07-06

おはようございます。
タイトル意味なし、というか私が持ってるイメージの
「フランス語ってこんな風に聞こえるぞ」
の文字表記なんですが(笑)。
微妙に語尾がウィスパー系なんですよね、愛を囁くのにぴったり!な感じ(笑)。




で昨日は3時で眠ってしまって、リアルタイム観戦はできなかったんですが・・・

W杯準決勝:フランス、ポルトガル降し決勝進出


サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会は第23日の5日午後9時(日本時間6日午前4時)、ミュンヘンで準決勝のポルトガル−フランス戦が行われ、フランスが1−0で勝ち、2大会ぶりの決勝進出を決めた。フランスは決勝でイタリアと対戦する。


http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20060706k0000e050003000c.html

きましたねー!フランス勝ちました!
実力的には拮抗してたし、終盤押されまくって危ない場面もありましたけど、
なんとか逃げきりましたね。
ただ私が思ったのは同じ守りに入っての逃げ切りでも、
「予選の時は失敗してたよなー」
って事ですね。
韓国戦しかり、スイス戦は点が取れず逃げきる事すら出来ませんでしたし。
決勝T入ってからの好調さが、こう言う形の実力伯仲チーム同士の競り合いでの
「僅差での逃げ切り勝ち」
に繋がってるのかもしれないですね。
良い流れ、ってのに乗っかればこんなもんなのかもしれないですね。
悪い時はとことん‘僅かな差’ってのが悪い方悪い方に出ますけど、同じ事が調子が上がってきた時には良い方良い方に転びますしね
決勝点となったジダンのPK」も、コース読まれて反応されてたし、
調子が悪いときなら、取られてたかもしれないですし。
「好不調は表裏一体」
もともとそんなものかもしれないですね。



その良い流れ呼びこんでるのが、
「‘最後’にかけるジダンの意志とそれを助けようというチームメイト達の連帯感」
なのは間違いないですよね。
ワールドカップ、各選手にいくら
「国の為に頑張れ!」
って言ってはっぱかけても、決勝戦だとかよっぽど
「優勝が目に見える段階」
にならなきゃ、モチベーションアップにはつながりません。
でも今のフランスの選手達は、ジダンの懸命のプレーを見て、引っ張られて
ジダンの最後を世界一で飾ろう!」
って合言葉で各選手が奮起・結束してると思いますね。
こういう目標となる‘明確な言葉’があり、それに向かってがむしゃらに突き進める状態ってのが今のフランスの強さ、でしょうね。



いつも注目を集めるのは
「華々しく点を取るFW」
ばっかりですけど、ジダンのように
「その選手の影響力がチームをまとめ、その力をアップさせる」
って力はそれ以上に凄いですよね。
これこそが
「点も取れるし、物理的・心理的両面においてゲームメイクが出来る背番号10」
というやつでしょうか?大空翼みたいな(笑)。
なんか最近の
「派手なFW陣の影に隠れて、スターの点取り屋の従属物・パス供給係と化している背番号10のMF」
の中で、このジダンの活躍ぶりは
「FW陣を自在にコントロールし、ゲームを組みたてる指揮官、将軍」
の風格がありますよね。王者の風格と言ってもいいような。
そのオーラが各選手のエゴを抑えてチームを1つにしてる
そんな感じですね。今のフランスのチームとしてのまとまり・機能性の高さの要因はそこにあるんでしょう。



その王者ジダンが本当に最後の一戦で再び王者になれるか?
9日の決勝が楽しみです。
カップを手にするジダンの姿、見てみたいなあ・・・。