今日は〇〇目の・・・。

おはようございます。
どんよりした空模様。いっそ雨が降り出せば涼しくなるだろうに、と思う空ですね。
今日5月23日は私空風鈴の××歳の誕生日であります。
これが若い頃なら
(ぱちぱち)とか(ひゅーひゅーどんどん)
などとひとり盛り上げ効果音?いれる所なんですが、
今更この年齢になると家族も特に祝ってくれるでもなく、祝ってくれる人がいるわけでも無く、私自身も
「そろそろ自分に残された時間を考える」
だけの日なんで、あんまり嬉しくも無いんですよね(笑)。
でもこうしてブログに書くって事は、こんな事言いつつ一応誰かに発表したいーって思ってるからなんだろうなー・・・と自己分析してみる今日この頃。



で先週土曜日に公開された映画「ダ・ヴィンチ・コードですが、
公開前はしつこいほど煽り、宣伝が入ってたのに公開後はメディアの論評なんかも少ないなあ、と思ってたら・・・。
ネット上では総じて・・・な評価のようですね。

超映画批評
ダ・ヴィンチ・コード」20点(100点満点中)

超映画批評『ダ・ヴィンチ・コード』20点(100点満点中)

はっはっは!やっぱり!
まだ見てない自分が言うのもなんですが、こういう
「際物、真偽の程定かならぬっぽい造りのお話」
所謂記事文中にある言葉
「トンデモ系エンターテイメント」
ありがちな失敗映画化になってしまったようですね。
はしょり過ぎの上に構成は中途半端、しかも原作を完全に理解した、あるいは宗教関係に詳しい人間で無いとついてこれない内容
事前に宗教関係者が過剰反応したが故に、妙に話題性がでて盛り上がったけど、
内容自体は
「かけた手間暇と費用だけはA級、内容はくそB級」
と言う事のようで・・・。
まあこの記事が全てじゃないでしょうけど、おおむねそう言う事なんでしょうね。



>記事本文より
ダ・ヴィンチ・コード』の良い所は、「トンデモ説をホントっぽく演出した」点だったのだが、映画版になったら、すっかりまた元のトンデモに戻ってしまった。要するに、この映画を作った人には、嘘をホントっぽく演出するという能力が著しく欠けているというわけだ

これですよねー。
こういう「歴史のミステリー」を解き明かす!ってていの物語の面白い面白くないは
「トンデモ説をホントっぽく演出した」
か否かに尽きると思うんですよね。
ありえない(あるいは真偽の程がかなり疑わしい、で真偽を確かめる術もない)説
「実在の地名・人名、歴史的事実」

「独自の判断、状況証拠から考え出した大胆な仮説、物語的虚構」

「真偽定かならぬまま混沌と虚実織り交ぜる事」
で、「なんかありそうだなー」「これってほんとっぽい」って思わせる、
「空想・与太話の類に、事実を肉付けする事でリアリティーを出す」
事が出来てるかどうか?でこう言う話のおもしろさは決まる訳で。
「事実かどうか?」より、「いかがわしい説がどれだけ本物っぽいか?」
という部分が重要なんですよね。
そういう部分ではどうやら今回の映画は駄目駄目のようで、
「話題騒然!早くも今年度ラジー賞総なめの予感!」
と言う事みたいですね(笑)。
なんかここまで言われてると逆に見たくなりますよね。
「怖いものみたさ」とか「どれだけクソか確認したくて」なんて理由で(笑)。
はっ!まさかこれも配給会社の戦略か?・・・なわけないですよね。