すっげー力技、っていうか日和見？
いやー、いよいよ注目の次世代ゲーム機の全容が明らかになってきましたね。
家庭用ゲーム機：ソニー「ＰＳ３」発売日と価格決まる
ソニーは９日、新型家庭用ゲーム機「プレイステーション（ＰＳ）３」を国内で１１月１１日、北米と欧州で同１７日に発売すると発表した。ハードディスク（ＨＤＤ）の容量が２０ギガバイトと６０ギガバイトの２機種を用意。国内希望小売価格は、２０ギガが６万２７９０円に設定。６０ギガはオープン価格としている。
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20060509k0000e020055000c.html
とうとう決まりましたか、延期があって、その時予定された通り１１月に発売される事に決まった様ですが。
北米でも良く売れてるハードだけに、きっと発売当日は
「国内外でお祭り騒ぎ」
でお決まりの品不足で入手できないって騒動が起きるんでしょうね。
かくいう私も、最近のSONYのていたらくみてるとあれなんですが、PS3には期待してるし、
本体価格も６万円台で、DVD再生能力も優れてるなら買っちゃうかも（苦笑）。
いずれ３万円台に落ちつくとわかってても・・・。
ただ正直、今回の価格設定聞くと、当初思ったより低めなんで
「SONYさん、かなり無理して勝負かけてきてるなあ」
って感じですね。
本体売上での利益削ってでも、販売数増やす事で、その後の
「DVD再生方式巡る争い」「次世代ゲーム機シェアを押さえる」
事が最優先！って事ですかね。
確かに両ジャンルで主導権握れれば、今後の
「世界規模での映像メディアの主流を担う事出来る」
「かっての世界的ブランドの復権を果たせる」
訳ですしね。
さしずめ「携帯電話の本体より、回線使用料・通話料で利益出すやり方」みたいですね。
その一方、次世代ゲーム機の命運を左右する
「ソフトウェアおよび各メーカーの動向」
も明かになったようで・・・。
スクウェア・エニックス、Wiiで「ドラゴンクエスト」シリーズ最新作を投入
PS3で「FINAL FANTASY XIII」そして「FINAL FANTASY Versus XIII」
株式会社スクウェア・エニックスは、米国で開催されるゲーム関連のトレードショウ「E3 2006」の開幕に先駆けて5月8日 (現地時間) に行なわれたプレスカンファレンスで、「Wii」、「プレイステーション 3」といった新プラットフォームで新作タイトルをリリースすると発表した。
まず、任天堂が発売を予定している「Wii」においては、ドラゴンクエストシリーズの新作「DRAGON QUEST SWORDS 仮面の女王と鏡の塔」をリリース。「Wii」ではこのほか、「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー (仮称)」を発表。ニンテンドーDS用ソフトとして「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト (仮称)」も発表されており、両ソフトの連携などに注目が集まる。
そして、プレイステーション 3用ソフトとして、ファイナルファンタジーシリーズ最新作「ファイナルファンタジーXIII」が制作中であることが明らかにされた。「ファイナルファンタジーXIII」は1作では終わらず、「ファイナルファンタジーVII」や「コード・エイジ コマンダーズ」のようにマルチに展開する。その全てのプロジェクト名が「FABULA NOVA CRYSTALLIS (ファブラ ノヴァ クリスタリス)」。その意味はラテン語で「新しいクリスタルの物語」としている。
この作品と対をなし、全く違う世界、主人公で描かれるのが「FINAL FANTASY Versus XIII」。こちらの制作にはディレクター&キャラクターデザイナーに野村哲也氏、ムービーディレクターに野末武志氏、コンポーザーには「KINGDOM HEARTS」などを手がけた下村陽子氏が名を連ねている。
なげーよ・・・そしてすげーよ。
こんだけ新作情報が発表されるってのは嬉しいんですが、同時に
「こんだけ買わされる方の身にもなってみろ（苦笑）」
って思いますよね（私だけですが）。
で同時に
これだけの作品を同時進行で開発できる（だってシルメリアも今制作中なのに）
「大手メーカー、スクエニの力技」
に驚いちゃいますが。きっと
「何チームもの班ごとにわかれた専属制作チームがいくつも同時に動く人海戦術」
やってるんでしょうね。
掛け持ちしなきゃならない、中小メーカーさんからしたら羨ましい話でしょう。
しかし力技もすごいけど、メーカーとしての
「スクエニの日和見っぷり」
もすごいですね（笑）。
まあ厳しい次世代機の生存競争、勝ち馬にのりたい！って気持ちはわかりますけど、
「Wii、PS3、DS全てのハードで異なる新作ゲーム発表」
ですもんね・・・。
まあ流れとして
ってのはわかるんですが、見事に
「注目度の高い作品の比重を上手く合わせたもんだ」
と感心しますね。
しかも今勢いのあるDSにも乗っかってるあたりは・・・あざとい！
どちらに転んでも大丈夫な様に、保険かけてるんでしょうが・・・。
「次世代機 どちらが勝っても 大丈夫！」
ですか？
つくづく、
「両方買わされる方の身にもなってみろ！」
と言う事で（苦笑）。
正直、最近のFFシリーズドロップアウトした私には
「ハードはPS3が、ソフトはドラクエ新作が魅力的」
なんですけど・・・。
ともかく本体と同時に発売されると言うこのソフト群が
「次世代機の性能デモンストレーション＝次世代機の性能比較対象になる」
「初動時のハードの評価・売れ行き左右する」
でしょうから、続報気にしつつ今後の動向見守りましょう。
待ち遠しくもあり、待ち遠しくもなく・・・（笑）。
それではこれで、コンゴトモヨロシク・・・。
