外国の人もそう思うよねえ・・・。

本日第2部、この記事

PS3が欧州で発売、日米に比べ反応は冷ややか


ソニーの新型家庭用ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」が欧州で現地時間23日午前零時に発売されるのを受け、英ロンドンでは店頭に寝袋持参で待ち構えるゲームファンの姿も見えた。
 ただ、徹夜組を含む多くの人が行列を作った昨年の日本と米国での発売時に比べ、熱狂感はさほどみられない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070323-00000310-reu-bus_all

反応は冷ややか・・・まあそうだろうなあ・・・。
日米の発売時は、イベント好きなアメリカの盛り上がりや他の次世代機との競争意識の高まりとか、メーカーの宣伝・煽りで大きく盛り上がったように見えましたけど、結局のところ大して売れたわけではないですからね。
「初回出荷台数が少ないがゆえの品薄状態とそれに煽られた需要、そこにつけこむ投機的売買」
なんてのが見かけだけ盛り上がってただけですから。
今じゃ国内だってPS3は品余りの上に、中古市場じゃ60GBモデルが5万円切ってますし。
欧州は日米に遅れて発売になるわけですが、そのおかげでそういう実相がわかってるからあんまり大騒ぎにはならないって事でしょう。
それにやっぱ、PS3の最大のネックは価格でしょうね、

ヴァージン・メガストア前の行列の先頭は、21日午前5時から待っているという学生のリタツ・トーマスさん(17)。周りの友人の多くもPS3に関心を持っているものの、425ポンド(約9万8500円)という値段が購入のネックになっていると指摘。「彼らは買いたいんだけどお金がない。多くの人がWii(任天堂<7974.OS>の新型家庭用ゲーム機)とXbox360(マイクロソフトの新型家庭用ゲーム機)の組み合わせを選んでいる」と述べた。
 英国では「Wii」が180ポンド、「Xbox360」のベーシック版が約200ポンドで売られており、両方購入してもまだ「PS3」1台より安い。

WiiXbox両方買ってもまだPS3より安いとなればねえ・・・、
特に最近は他の次世代機に先んじて発売されたXbox360のソフトが充実してますし。
PS3欲しいけどなあ・・・金銭的にWiiXboxしか買えないなあ、
PS3は我慢だな?まだPS2で充分だし」

って考える購買者が多いって事でしょうね。
日本でもそう考えてる、あるいはPS3の価格の高さに手が出せないでいる人多いでしょうけど、外国でもやっぱ同じ事思ってるんだなあと実感。
PS3たけーよ!ゲーム機に出せる金額じゃねーし!」
ってね。



しっかしやっぱ次世代機競争はまだその本質が見えないですよね。
WiiPS3もまだ
「専用ソフトが少なすぎ」
ますよね。
お互いに毎月発売されるタイトルは数本程度だし、事前に発売予告してた大物タイトルもなかなか発売時期すら決まらないし・・・。
こうなってくると、
ニンテンドーにしろSONYにしろ、競争を意識するあまりにソフトウェアがそろえられないのをわかってるのにハードを無理やり発売した」
っていう事なんでしょうね。
もともと次世代機はソフトが複雑化する中で、開発に膨大な時間がかかるので中小のソフトメーカーでは、開発すら出来ない、
大手でも合併や共同開発しなければ短期間での製作が難しいなんてのですから、今のような
「ソフト不足」
になるのはわかりきってたはずなんですけどね。



ソフトメーカーってのは新型ハードが売れたからって直接儲かるわけじゃなく、あくまでそのハードで動作するソフトを販売して儲ける訳で、
ハードが普及すれば間接的にソフトも売れる事にはなるでしょうが。
でソフトの価格としては最近高くなってるとはいっても、
「5千円〜8千円程度(限定版なんかは別ですが)」
なわけで、ハードのように価格を思いっきり上げられない以上、限度があるんですよね。
でその中から製作・宣伝費ってのを引いた利益を出さなきゃならんわけで、つまるところ
「上限があるソフトの販売価格の一方で、嵩む開発・製作費用という矛盾」
「上がる‘ハードの性能の上限‘と‘変わらぬ販売単価=利益の上限’」

にソフトメーカーは直面してるんですよね。
それこそソフトを2万円とか3万円で販売できれば話は変わるでしょうけど、いかに面白いゲームでも
「ソフト本体価格が2万円!」
とかって言われたら、なかなか買えませんよね。
だからなかなか開発できない・新規参入も出来ないし、ソフトが揃わないんですよね。



結局ゲーム機買うときの基準って
「そのハードでいかに面白いゲームが出来るか?」
に尽きるわけで、新しいハード買うならば
「ハードの価格支払うに見合うだけの面白いソフトがあるか?
‘ハードへの投資金額に見合うソフトの面白さという見返りはあるか?’
‘価格に見合う面白さで減価償却できるかどうか?’」

ってことが最大のポイントでしょう。
そうなった時、PS3の高価格は他の2機種に比べて
「10万円近い投資金額に見合うだけの面白さ」
を提供しなきゃいけないわけで、その部分でハードル高いでしょうね。
Wiiの3万円以下の価格設定と家族で楽しめるシステム作りはそういう部分で、購買しやすいし、いわゆる‘元が取れる’んですよね(笑)。
その点で今の国内外での
Wiiの優位、リアル品薄状態(ニンテンドーの戦略かもしれませんが)」
があるんでしょう。



まあWiiユーザーな私のニンテンドーびいきな見方かもしれませんけどね(苦笑)。
でもWiiの価格設定と目指すところは
「購買者にとってもありがたいし、製作サイドにとってもやりやすい方向」
だと思いますね。
そういいつつ、心の中では
「やっぱいつかはクラウン、じゃなくてPS3!」
って思ってる私ですが(笑)。カローラWiiもいいけどやっぱ・・・ってね。



という事で、長文乱文失礼しました、ちょっと論点がぶれましたが、まあいつもの事ですし、わっはっは!
もはや開き直ったオッサンです、
ぼちぼち無双やるんでここらで、だいぶキャラが増えてきましたが、相変わらず
「CPUの味方武将の弱さ」
に閉口っす・・・、シナリオによっては
「ミッション達成どころか、味方武将にくっついて護衛してるだけで終わる」
なんて事もあって・・・しんどい。
すっげー快調に戦えてて喜んでたら、CPUの味方総大将がやられてゲームオーバーとか。
どうにかならんのか!ムキー!となりつつも・・・はまってます(苦笑)、コンゴトモヨロシク