世は事に満ちて・・・。
あー疲れたー・・・。でも明日が休み、休みの前の晩って一番楽しい時間ですよね。
オールナイト聞きながら、ガンオケ初挑戦!のよてー!うひゃひゃひゃ(嬉しくて壊)。
しかし今日はほんと色々ありましたねー。
正に2006年初頭における最も重大な事件の数々が集中した1日なんではないでしょうか?
「震災から11年」と言う事で色々追悼行事も行われたみたいですし、
あの「宮崎勤」の死刑確定、というニュースもありました。なんか正直時間がかかり過ぎてるなあ、って思うんですが。
精神鑑定とか制度上の色々な手続きとかあるのはわかりますが、ぶっちゃけ
「結果がわかりきった裁判なのに結審まで時間掛け過ぎ!」
と思いますよね。
以前の大阪での33人児童殺傷事件の宅間某は状況が明確だった事もあって、スピード判決後、凄く短期間で
「死刑執行」
になりましたよね。それに比べて時間掛け過ぎ!ですよね。
労力と時間の無駄!でしょう。遺族の方の思いも考えると・・・待たせすぎですよ・・・。
陪審員制度導入とか言ってますが、改めてきちんと裁判制度の見直しを考えた方が良いのでは。
それと「小嶋社長の証人喚問」ですね。
なんだか予想通り
「のらりくらりと証言拒否の連発」
だったようですね。肝心な事はなにも語らず、ですね。
質問している議員が意味なく語気を荒げるのが鬱陶しかったぐらいなもんで(苦笑)。
拷問してでも証言させろ!とは言いませんが(被害者の方はそれぐらい腹わたが煮え繰り返ったでしょうけど)、結局証人喚問って
「虚偽の証言は罪に問われる!」
ってだけで、実際には
「証言自体しない事に対する罰則は一切ない!」
んですよね。だから結局
「今後の刑事告発に備えて」
「記憶にございません」
なんてコメントでおしまい!なんですよね。意味がないですね。
証人喚問は単に
「この機会に名を上げたい議員のアピールの場」
になってるだけでしょう。それもいい加減見てる方もわかってきてますから
「どうせなにもわかりゃしねーよ」
って思ってるんで、せっかく目立とうとした質問者の諸先生方もあまり目立てませんでしたね。
予想通りあてにならない証人喚問より、今後の司法の場における厳格な事実の追及を期待したいですね。
で最後はやっぱこの話題
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060117-00000263-kyodo-bus_all
東京証券取引所マザーズ市場などの17日午後の取引で、ライブドアグループ企業の株が、証券取引法違反事件の影響を嫌気した大量の売り注文を浴びて、軒並み値幅制限の下限となるストップ安となった。発行済み株式総数に株価を乗じた「時価総額」は、グループの上場7社の単純合計で約1兆200億円から約8700億円に減少し、約1500億円が1日で吹き飛んだ。
東京地検の捜査の進展によっては、ライブドア銘柄は18日以降も、一段安となる恐れもある。堀江貴文社長の人気もあり高株価を「演出」、有利な資金調達やM&A(企業の合併・買収)を繰り返し、グループを膨張させてきた“錬金術”のような「時価総額経営」は見直しが必至の情勢だ。
1日で1500億!ですか・・・庶民には想像もつかない規模ですね。
「宝くじの1等前後賞あわせたのが500本当選した!」
のと同じ額!ですか、一回の宝くじで出る1等を全部当てるぐらいの数字ですね(笑)。
私みたいな貧乏人には使い切る事も出来そうもない金額ですよね・・・。
はぁーーー、つくづくすごい世界ですねー、IT業界ってのは。
普通の流通・販売・製造業では徐々に赤字が膨らんで、ってケースはあるでしょうけど
「1日で1500億の損失」
なんてありえないですからね。
会社の主たる事業が株式投資、であるが故ですね。
そもそも、元々ライブドアのような会社がやってる
「ネット上でのコンテンツビジネス」
なんてのはそれ自体が大きな利益になってるわけじゃないんですよね。
それを主たる事業って言いますが、ああいうサービスはあくまで
「無料サービス中心・商品取引の仲介業務」
が殆どで、そういったものの運営資金になるのは
「広告料・仲介手数料」
であり、一部の高利益コンテンツを除いて、それはさほど巨額なものではありえないんですよね。
少なくとも現状のライブドアの時価総額からしたら微々たる物でしょう。
で結局今のライブドアの時価総額ってのは
「株取引による利益によるもの」
「特に自社株の価値上昇とそれにともなう売却利益」
ってもので成り立ってる訳ですね。
そう言う点で本来ライブドアの主幹事業であるはずのネットビジネスってのは
「資本の受け皿」「企業と言う枠」「優良な企業であるというアピールのため」
という位置付け・存在価値しかないんですね
無論それらを元手に、スタートラインとして、今のライブドアはあるんでしょうけど・・・。
本来の「IT企業としてのまっとうな業績内容価値評価」というのは
「今の数字の数10分の1」
ぐらいになるんじゃないでしょうか?それぐらいがむしろ‘普通’でしょう。
株取引と言う要素を取り除いた正味の事業内容の評価ってものを考えれば・・・。
結局今の巨大なライブドアの姿ってのは
「自社株をグループ内で、移動・分割・還流を繰り返して利益を水増しする」
いわば
「自社株転がし・寝かし」
と
「それらを元手にした企業買収・株取引」
で作り上げたものだったんでしょうね。
ネットと言う媒体は成長産業でもありますし、広告・アピール・情報操作には持って来いのメディアですからね。
成長株の優良企業、ってイメージを流布するには最も相応しいでしょう。
そういう広告って事で派手に
「フジテレビへの敵対的買収」
とか
「選挙出馬」
ってのでさらに世間の認知っていう‘虚名’をあげれば、ますますライブドアの株は上がる訳ですし。
フジを欲しがったのもそういう広告・情報操作媒体として最も強い
「テレビメディアが欲しかったから」
じゃないの?って思いますね。
そしてあの騒動では結局買収はできませんでしたが
「フジとの和解での純然たる利益、ライブドアの知名度アップ、優良企業としての評価向上」
という‘一石三鳥‘でしたもんね・・・。
しかし今その
「虚名を積み上げて作った砂上の楼閣」
が崩れ去って行こうとしてるんですね。今まで積み上げるのにどんな苦労があったか知りませんが
「崩れ去るのはあっという間!」
でしょうね・・・。
そう考えるとまるで「ヒューザーの耐震強度偽装物件」のように
「ライブドアという時価総額経営」
もいざなにかあると非常にもろい、危なっかしいものだったんですね。
まだまだ株は下がるみたいだし、いずれ、
「虚像を取り除いた正味のライブドアの時価総額」
ってものまで下がるかもしれませんね。ある意味身の丈にあった、
「まともな、正常な状態に戻る」
という事か・・・。いきすぎて、一気にとどめ刺される可能性もありますけどね・・・。
まあこんなところで、どうなるのかなー?ライブドア。
ブログは大丈夫かなー?
なんとかなるよね?そうだよね?
という事で、さ!ガンオケ開封しようっと!わくわく。
ではこれで、コンゴトモヨロシク・・・。