やっぱりD(ダントツ)S(セールス)!?

しつこいようですが、昨日から引き続きこの話題。
引用元:http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/game/gamenews/news/20060106org00m300094000c.html

ゲーム販売:DSは400万台突破、携帯ゲーム機が数字伸ばす 05年ランキング
 ゲーム雑誌大手のエンターブレインが5日発表した05年のゲーム売り上げランキングによると、ニンテンドーDSの販売台数が400万台を突破、プレイステーション・ポータブルPSP)も222万台に達した。プレイステーション(PS)2の売上数は213万台にとどまり、二つの携帯ゲーム機が市場をけん引した。

 全ゲーム機の販売金額は、昨年と比べ46.9%増の1639億円に達した。月別出荷数でもDSの躍進が目立ち、1月から3月まではPS2が首位だったが、犬飼育ゲーム「ニンテンドッグス」が発売された4月からはDSが9カ月連続で首位となった。12月に発売された新型ゲーム機Xbox360は、8万1700台。有力ゲームソフトの発売延期が相次ぎ、苦戦を強いられた。

 好調だったゲーム機に対し、ゲームソフトの販売金額は同8.1%減の2907億円にとどまった。首位は「おいでよ どうぶつの森任天堂、DS用)の116万本、DS用ソフトでベスト10のうち6席を占めた。PSPはゲーム機こそ売れたが、専用ゲームの最高位は昨年発売された「みんなのゴルフ ポータブル」(SCE)の26万本(昨年との累計39万本)で40位だった。

昨日までなんども記述してる事ですが、改めて確認すると
「携帯ゲーム機の好調ぶり・特にDSの躍進・1人勝ち状態」
が明確になってますね。
実数で言えばDS400万台、PSP222万台、と言う事は
「DSはPSPの倍近く売れてる」
という事ですよね。
PS2本体の販売数が頭打ちになってる現状、携帯ゲーム機が市場を牽引している今、その携帯ゲーム市場で独走体制築きつつあるDSは、今流行りの
「1人勝ち」
状態になりつつあるのかもしれませんね。
でも私は国内でPS2がまだ213万台も売れてる事にびっくりしましたけどね。まだ国内需要が眠ってるんですね。
まあXbox360は・・・、予想通りかな・・・。あれだけソフトを
「発売延期連発!」
しちゃーねえ・・・。新規のハードウェアの売れ行き決めるのはあくまで‘性能’じゃなくて
「良質のゲームソフトの有無」
ですからね。
そう言う所で、Xbox360は他の次世代機にさきんじようとして急ぐあまり、ソフト開発・ラインアップの面をおろそかにしすぎましたね。
ただでさえ国外メーカーで日本人向けのソフト開発のラインは弱いですから・・・。
後付けでDVD再生機能もつける事にしたみたいですが、明らかに
「突貫工事で発売を急ぎ過ぎた無理がきてる」
感じですよね。目新しいだけでは今の目の肥えた日本のユーザーはついてこない!ってことでしょう。
やっぱ「×(ペケ)ボックス」で終わる運命かな?失敬失敬(笑)



しかし昨日も書いた通り
「DSの1人勝ちの傾向」
は顕著ですよね。ソフトの売上でも
「上位10種の内6つ」
ですもんね。まさに

「圧倒的ではないか!我がゲームソフト

は!」

という感じ(笑)。昨日はこの背景を「ソフトの豊富さにその要因がある!」という要旨で書きましたが、
他にも要因を考えてみると
「明確なコンセプトの勝利」
といえるのではないでしょうか?。つまり

・GB・GBAの蓄積ノウハウのフィードバック。
GBAとのソフトの上位互換の実現。
・短期間で開発できるオリジナルソフトを短いスパンでの継続投入する。

といった事では?
任天堂には長い携帯ゲーム機開発のノウハウが蓄積されてました。それこそ
ゲームウォッチの頃から」
ですよね。そういったものを良く生かしましたね。
性能・内容をある程度低く抑える替わりに、開発期間を短くして、
新しいジャンル・今までにないゲーム性を盛り込む事で、今までのゲームを買わない‘世代’を購買層として取り込みましたね。
「開発・制作に長い時間・膨大な費用をかけたからといって長く楽しめるとは限らない」
ですからね。近年の大作というふれこみの数々のクソゲー見てると特にそう感じるんですよね。
制作期間2年の大作!とかいってその殆どが
「数10分程度のビジュアルの制作につかわれている」
なんて・・・。
むしろそういった‘自称大作’よりニンテンドッグスみたいな
「ただ画面の中の子犬と遊ぶだけのゲーム」
の方が数段面白いんですよね。
シンプルイズベスト!ゲームとしてはシンプルな内容ですが、そこに携帯ゲーム機の特性を生かして

すれ違い通信
・タッチペンで子犬と遊ぶ
・音声による入力

なんて要素を組み合せて制作側の‘作業’を拡張するのではなく
「ユーザーのプレーに拡張性を持たせる・委任する」
という‘受け手のスタイル依存型’のゲーム作りをした事が良かったですね。
まさにプレーする人の数だけスタイルがある!でしょうね。



それにもう一つ
GBAのソフトがプレー出来る」
ってのは、大きなメリットですよね。
ユーザーにすれば、開発に時間がかかるソフト発売を待つ間、GBAのソフトで繋ぐ(?)事が出来ますし、制作サイドにしたら、GBA・DSどちらでも良いとなれば、開発環境切り替えを漸進的に行えますしね。両ハードそれぞれの専用ソフト作らずにすみますもんね。
それにGBAユーザーからしたら、見捨てられた感がなくてすみますし(笑)。
思えばPS→PS2の時も
PS2でPSのゲームがプレー可能」
って事によって、次世代機への乗り換えが促進されましたし、スムーズになりました。
かってのSS(セガサターン)→DC(ドリームキャストはそれがなくて、不便でしたしね。
DCの敗因の一つと言っても良いですよね。
それと同じ状況になってるのかも?PSPには引き継ぐ前世代機はないですけどね。
でオリジナルソフトを開発するには時間がかかる、そのためか苦し紛れにPSのゲームを安易に移植したりしてます、それって結局
「携帯ゲーム専用をコンセプトとしていないソフトを無理矢理携帯ゲームに」
という事ですよね。旧来のユーザーからしたら
「PSでやった事あるし、わざわざ携帯ゲーム機でやらんでもさあ・・・」
となりますよね・・・。私もそうですし・・・。



以前にも書きましたが、2つのハードのコンセプトは

PSP:「家庭用据えつけ型ゲーム機を持ち運べるように!」
DS:「携帯ゲーム機ならでは・しかできない事を生かそう!」

だと思うんですが、どうやら後者の方が受け入れられたみたいですね。
以前のPS2対DC戦争」の時のようにいずれPSPも淘汰され消えて行くのかな・・・。
ゲームギアワンダースワンはどこいったのー?(笑)」
歴史は繰り返す!んでしょうか?



さてこんなところで、明日も雪掻き・・・かなあ・・・、あーやだやだ!
さっさと寝よう。ではこれでコンゴトモヨロシク・・・。

おいでよ どうぶつの森

おいでよ どうぶつの森

やっぱ、まずはこれかな・・・、でも私は「ジャンプ〜」の方で(笑)。