ジョン・レノン没後25年。

疲れたー。忙しかったー。世間はボーナス時期のせいか、悪天候で客足が悪いかな?と思ってたら結構多くのお客さんが来店されました。おかげで疲れたー・・・。
でもまあ今時仕事が忙しいのはありがたい事なのかな・・・。


さてタイトルの通りこの話題。

引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051208-00000424-reu-ent
ジョン・レノン没後25年、人気いまなお衰えず

 ビートルズのメンバー、故ジョン・レノンが凶弾に倒れてから8日でちょうど25年が経つが、その絶大な人気はいまも衰えていない。
 気まぐれなソロ活動や政治活動にもかかわらず、ファンにとってレノンは、思慮深い作曲家、勇気ある活動家、優しい父親として神聖化された存在となっている。
 40歳という短い年月で生涯を閉じたレノンに対し、曲作りのパートナーだったポール・マッカートニーは数年前にナイトの爵位を授与されるなど今なお健在だが、ファンから聖人の称号を得るのは難しいようだ。
 ビートルズの曲の作詞作曲のクレジットはレノンとマッカートニーとなっているが、「愛こそはすべて」「平和を我等に」「イマジン」など永遠のピースソングは、レノンの手によるものと言われている。
 1967年の創刊第1号でレノンを表紙にしたローリング・ストーン誌の編集者ヤン・ウェナー氏は、ポール対レノンの議論について「争うまでもない」と述べた。

そうかーあれから25年ですか・・・。
私はジョンが亡くなった当時まだ小さかったし、ビートルズを聞くようになったのは高校生のころだったんで、事件の報道の時は
「なんか有名な人が死んだんだな」
ぐらいにしか思いませんでした。「奥さんは日本人なんだよね」って事とか。
でもビートルズ聞くようになって、学校の英語の時間に
「イエスタディ」
覚えたりして(いまだに歌えます)、ビートルズ直撃世代じゃなくても、ぼんやりと
「偉大なミュージシャンがもうこの世にいない」
って事を実感しましたが・・・。
私はビートルズの曲の中では「LET IT BE」がやっぱり好きですね。
「全てをあるがままに」
と言う言葉と共に解散した彼らの最後のメッセージな気がして・・・。
未だにポールが現役で活躍してるのを見ると、あるがままに分かれた‘彼らの道’が間違いではなかったと思いますが・・・。
ジョンの歩むはずだった‘道’が慮外者の凶弾で閉ざされた事を思うと残念な気がしますね。



よく言われるのが
ビートルズの不仲の原因はポールの才能へのジョンの嫉妬」
ですが、確かに一面の真理はそうでしょう。
でも共に偉大な時代に影響与えるほどの才能が、お互いの個性を主張してぶつかり合うのはある意味当然だし、まして同じグループにいれば軋轢が生じるのは当然でしょう。
だからこそ袂を分かったんですよね。
解散・その後のジョンの活動に関して、一部の人は
「結局その後、ポールに負けまいとするジョンのライバル心が膨らんで、数々の奇行に繋がった」
と言います。確かにそうかもしれません。ジョンには

「あいつに負けたくない!」
「どんな手を使ってもあいつより目立ちたい!」

って心理もあったでしょうね。
でもそれはけして不自然な事ではないと思うんです。
グループの中でこういう衝突はよくある事だし、そのエネルギーがジョンの創作力に繋がってたとしたら、けして悪い事じゃないですよね。




「イマジン」
はやっぱり良い曲ですよ・・・。
美しい世界・素晴らしい未来を「想像してごらん」っていうジョンの問いかけのような気がして・・・。
ちょっとくさかったかな(照)。
だからこそ、
「ジョンの死」
と言う物は残念でならないですね。
ジョンが世界に問いかけた事「平和・愛」
そんな大きな夢の話をしながら、
ポールというライバルに嫉妬する小さな人間・一個人
であったジョン。
生きていれば私達も見ることが出来た
「一個人としてのジョンの‘道’の行方」
は永遠に閉ざされてしまったんですから・・・。
もしかしたら

「かってのビートルズのメンバーが集まってセッション」
「ポールとジョンが談笑しながら自分たちの若さ・熱さを振り返る」

なんてこともありえたかもしれないんですから・・・。今となってはそれは夢ですけどね・・・。
ジョンが亡くなってからビートルズ聞くようになった私は、余計残念な気持ちが強くなりましたね。
「もうこの曲を歌った人はいないんだ・・・」
って。
ジョンとポールの偉大さ比較評価みたいな事記事でも言ってますが、それは論外でしょう。
きっとポールからしたら
「そんな事比べても・・・死んでしまった人には永遠に勝てないよ。」
っていう気持ちでしょう。
記事の中でもジョンを「聖人視」なんて言ってますけど、それは今はもう亡くなってしまったからですよね。



以前、たしか去年かな?行われたイタリア・ローマのコロッセオでの「ポールのライブコンサートの映像見ましたが、すごいですね。


「60万人の観客」


ですよ。すごい映像でしたね。そういうの見るときも
「ジョンが生きてたらどうしたかな?相変わらず悔しがるかな?それともいっしょにコンサート参加したかもな?それとも対抗して自分でライブやったりして(笑)」
なんて思っちゃうんですよね(笑)。
ほんと、残念ですね・・・。25年の時を経ても色あせないジョンの歌聞く度に思います。


なんかこの曲って私のジョン・レノンのイメージ、特にソロ活動の頃と重なるんですよね。
「ちょっと変な痛いおじさん」
みたいな(失礼)。でも
「あなたの歌は優しい」
んですよね・・・。久々に奇行もとい聞こう(笑)。



今夜はこれで、三国志やりますんで。
明日は休みなんで、真心聞きつつ、オールナイト聞きつつ、北伐開始します(笑)。
ではこれにて、コンゴトモヨロシク・・・。