「変身！」って「ＣＨＡＮＧＥ！」かな？

はーーー、連休前で血湧き肉踊る状態の私。
でも風邪気味で
「鼻はずるずる、喉はがらがら」
なんですが・・・、
薬も飲んだので、一晩寝たらすっきりしてるといいなあ・・・。

さてニュース拾い読み。

引用元：http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/manga/manganews/news/20051116k0000m040074000c.html
石ノ森章太郎：仮面ライダーなどハリウッドで映画化
　サイボーグ００９や仮面ライダーなどで知られる故石ノ森章太郎さんの作品が、ハリウッドで映画化される見通しになった。一部の石ノ森作品の海外向け代理店を務めている伊藤忠商事が１５日、アメリカンコミックの映画化で知られる製作会社コミック・ブック・ムービー社（ＣＢＭ、カリフォルニア州）と、実写映画の検討を進めていくことで合意したと発表した。映画化する作品や、監督、出演者などは今後詰めるが、早ければ０８年にもハリウッド製の石ノ森作品を見られそうだ。
　ＣＢＭはアメコミ原作の映画や商品化権の管理を行っており「バットマン・ビギンズ」など一連のバットマン映画の製作を手がけたことで知られている。日本のマンガに精通した社員もおり、今回もＣＢＭ側から石ノ森作品の映画化についての提案があった。来春までに、約５００の作品の中から映画化する作品を選ぶが「ヒーローものを中心に検討することになりそう」（伊藤忠商事）だという

「ちょっと！奥さんビッグニュースですよ！」
な感じ（笑）。
いやでもすごいんじゃないですか。
「ジャパ二メーションの海外での人気」
うけてこれまで色々な作品がハリウッドなんかでリメイクされましたが、
今回の
「仮面ライダーのハリウッド実写映画化」
は個人的に大賛成ですよ。
「きちんと原作のイメージ・設定を理解・反映させて作ってくれるなら」
という条件付きですが。私は
「金髪・バタ臭い顔のライダー」
もありかな？って思いますよ。

以前「キル・ビル」もタランティーノ監督が日本の映画に影響受けて創った、なんてこともありましたし、たしか浦沢直樹先生原作の漫画「ＭＯＮＳＴＥＲ」も海外での映画化が決定してるんですよね。確かに「ＭＯＮＳＴＥＲ」のあのシナリオはむしろ
「実写映画向き」
ですよね。
あと「北斗の拳」もハリウッドで実写映画化されてますよね。
内容は・・・、多くは語るまい・・・。
ご存知の方も多いと思いますが
「金髪の兄ちゃんが相手の身体をつきまくるシーン」
はなんというかその・・・笑うしかないと言うか・・・。
ただ「実写版北斗の拳の失敗」ってのはむべなるかなと言う気がするんですよね。
だってそもそも
「秘孔」「超人拳法」「身長３メートル級の大男」
なんて「北斗の拳」の特徴的要素は
「漫画だからこそ表現できた描写」
ですからね。静止画・コマ割の漫画という表現だからこそ描けた。
それを実写化した時点で無理があったと思うんですね。
その点
「仮面ライダー」
は元々漫画原作ですが
「実写番組での実績・歴史・知名度が高い作品」
ですから、比較的違和感なく‘移植’できると思うんです。
もちろん‘元祖’のファンの方は抵抗もあるかもしれませんが、
私はライダーの世界がどうハリウッド流にリメイクされるか、期待してしまうんですが。
製作会社は「バットマン」の製作も手がけた会社ということですし、バットマンのセットはほんと金と手間かかってましたからね。
それぐらい力入れて作ってくれたらきっとおもしろいものが出来ると思うんですが。
日本のＴＶシリーズライダーが
「リミットの中でイマジネーションと創意工夫をこらして作った芸術品」
ならアメリカ版はきっと
「金とＣＧにあかせた、派手派手な大型工業製品」
になりそうで・・・、それを比較する意味でも見てみたいですね。
ただあくまで
「きっちり原作の世界を生かして作品化する」
ことが前提でしょうけど、そうでなければ意味がないし、きっとつまらない作品になってしまうでしょうね。

ただきっと怪人は
「アメリカンテイストのケバケバしい・原色使いのクリーチャー」
になるんだろうな・・・。それと「仮面ライダー」の作品テーマである
「改造人間の悲哀・苦悩」
ってものが外国の作り手さんに理解されるんでしょうか？
それを理解せずにつくったらただのアクション映画になってしまいそうな気がしないでもないですが・・・。
なんにせよ、期待しますよ。まあ具体的な作品も決まってないみたいだし、
続報待つ！ですかね。