「ドライマティーニをくれないか。」

新ボンド

おはようございます。
なんかこちら、石川県は寒くて、どんよりした天気です。
でも上げて行きましょう!


若い方はタイトル見ても何の事かわかんないでしょうが、ドライマティーニというのは
「カクテルの名前」でして、これは今でも続編が作られてるロングシリーズ「スパイ映画」
「007シリーズ」
の主人公である
ジェームズ・ボンド
のフェイバレット・ドリンクなんですね。
最近の「ボンド作品」では頼まないみたいですが、初期の作品では、ボンドが女性口説く時
にバーで必ず注文するドリンクでした。
私は子供心にあのたらしっぷりもてっぷりが羨ましくて
「俺も大人になったら、バーカウンターでこんなやりとりできる男になるぜ!」
などと、妄想してたもんです。

カウンターには女が一人座っているだけだった。
今夜は雨・・・、静かに降り続く雨は物憂げな女のため息をさそう調べのようだった。
「嫌な雨・・・、早く止まないかしら・・・」
マスターが女に静かに話し掛ける
「お客様、こちらを・・・」
マティーニ?私は頼んでないけど・・・」
「あちらのお客様からのご注文です」
そちらに目を向けると何時の間にかカウンターに男が座っていた。男が囁くように言う
「雨も悪くないね。」
「あら?どうしてかしら?」
「こんな素敵な出会いに僕達を引き合わせてくれたからさ・・・。チアーズ・・・」

わはは!馬鹿だ俺!自分で自分を笑ってやりたい!
未だにこんな大人にはなれてないんですが、というか未だに精神年齢は

「坊やは家に帰ってママのミルクでも飲んでな・・・」
「ぎゃはは!ちげえねえ!」

なんて「西部劇の酒場で荒くれにからかわれる主人公」レベルなんですが(笑)


あ、あと007(ダブルオーセブン)に関してはこちらを

ジェームズ・ボンド:『ウィキペディアWikipedia)』

ジェームズ・ボンド - Wikipedia

とにかく息の長いシリーズです。
物語を彩る美人の「ボンドガール達」はすごく、憧れたモンです。
最後のいちゃつきっぷりも(笑)。
ボンドは必ず最後に「ベッドでボンドガールといちゃいちゃ」するんですね
くーーー!うらやましいーーー!って思ってました。

それとボンドに提供されるMI6開発局謹製
「いかがわしさ100%」
の秘密アイテムも面白いギミックでした。
「爆発するペン」
とか
「通信機能付き時計」
なんかは子供心に
「あれ欲しい!」
って思ったモンです。「ダイ・アナザー・デイ」の中だと
「パッドのようなコントローラーで操作する車」
出てますね。「ゲーム」が普及した時代ならではだなあ、と実感しちゃいましたが・・・。

ちなみに私は歴代ボンドの中では
ショーン・コネリーのボンド」
が一番好きですね。
あのいい男の部分と、タフな部分の絶妙なブレンド
そして嫌らしくならない程度の微妙な‘スケベ親父っぷり’
ある意味
「完璧過ぎないかっこいい男の理想形」
だった気がします。
最近じゃ「コネリー」さんも老人役が多くて、時代の流れ感じますが・・・。

それと、ご存知の方多いと思いますが、歴代シリーズの中でなんとあの
丹波哲郎
が出演してます!しかも重要な役どころで!
「007は二度死ぬ」
だったと思いますが・・・。大霊界だけじゃなかったんですよ!
恐るべし、タンバリン!(笑)。


そういえばこの間こんなニュースもあったばかりですね。

引用元:http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20051015-00000021-spn-ent
6代目007は「金髪ボンド」
 人気スパイ・アクション映画「007」シリーズの新ジェームズ・ボンド役に英俳優のダニエル・クレイグ(37)が決まり、ロンドンで14日発表された。AP電によれば、テムズ川沿いの会見場にボートで登場。おなじみのテーマ曲が聞こえてきそうな、ド派手な演出で度肝を抜いた。

 初代ショーン・コネリー(75)から6代目。昨年、5代目のピアース・ブロスナン(52)が降板を表明して以来、数々の俳優が候補に挙がったが、シリーズ初の「金髪ボンド」の誕生だ。

 配給元ソニー・ピクチャーズエンタテインメントによると、来年クリスマスに全米公開(日本は07年)される第21作「カジノロワイヤル」でお披露目。会見では「責任重大だが、ステップアップして取り組んでいきたい。(自分に)決まった時にはマティーニを飲んで祝った」と語った。


新ボンドは「金髪」なんですね。イメージがはまるかな?
金髪の外人に混じって、黒髪だったから、目立つし、‘識別感’?があったんですよね。
それに日本人には「黒髪」の方が親近感もあったと思うんですが・・・。
まあでも「純粋に楽しめる娯楽作品」になるでしょうね。
ほんと根強い人気誇ってますね。21作目ですもんね。
「スパイ並びにスパイ作家失業時代」
の中で、このシリーズはそんなこと関係ないみたいですね。
マティーニを飲んで祝った
ははは、やっぱりボンドは‘これ’なんですね。私にとって切っても切り離せないイメージです。



そうかと思えば「007」の劇中にも登場する「MI6」に関してこんな話題が

引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051015-00000112-yom-int
「007」モデルの英情報機関HP、アクセス殺到

 世界のスパイ組織の“元祖”、英対外情報部(MI6)が13日、インターネットの公式ホームページを開設したところ、24時間で約1310万回のアクセスが殺到した。

 ホームページには、組織の役割や沿革のほか、活動内容の説明や採用募集もある。

 スパイの仕事については、
「多様で刺激的。人間関係をうまく結べることが不可欠。頻繁に外国出張あり」
などと説明している。現役スパイの紹介まであるが、もちろん顔写真やフルネームの記載はない。

 MI6はスパイ映画「007」シリーズのモデルにもなったが、約10年前まで、英政府は存在すら認めていなかった。同組織を管轄する英外務省によると、ホームページを開設した目的は、MI6の役割をPRし、対テロ最前線で求められる多様な人材を集めることだ。昨年、イラク大量破壊兵器をめぐる情報収集の不手際で厳しい批判を浴びたことも背景にある。

 アラビア、中国、ロシア語など計5か国の外国語版も設けている。アドレスは、
www.mi6.gov.uk。

マジですか!今時だなあ・・・。
アラビアのロレンスで取り沙汰されても、
いくらボンドで有名になっても、けして
「実在しない組織です!!!」
と言い張り続ける。いわば「公然の秘密?」だったのに・・・。
いまや
「スパイ組織がネットで人材募集する」
ご時世ですか・・・。なんだかなあ・・・。
「世を忍ぶ闇にいきる仕事、死して屍拾うものなし(笑)」
な非常にストイックで暗い職業だと思ってたのに・・・。
いや確かにスパイの仕事は端的に言えば
「多様で刺激的。人間関係をうまく結べることが不可欠。頻繁に外国出張あり」
でしょうけど(笑)、確かに刺激的で、多様でしょうね(笑)。おまけに潜入先
「人間関係を上手く結ぶ事は」
確かに不可欠でしょうね。「スパイとばれなければ」、ですが(笑)
でもなにかが間違ってる!なにかがおかしいよ!誰か教えて!
「誰か突っ込んでーーーー!!!」




まあ「東西冷戦の終結」で
スパイとスパイ小説作家冬の時代
になってる訳で、そんな状況下でスパイ組織の重要性が薄れて行くと同時にその存在への
もう不必要である
という非難が高まって、結局数年前に「MI6」は公に存在を認めた訳ですが、
とうとう「人材募集」もネットでするんですか・・・。
まあ国家にとって情報戦の重要性はネット社会の現代も変わってませんからね
そう言う部分でのスパイと言う存在の重要性は未だに失われていないということですか。
それこそ「孫子の兵法」の頃から・・・。
しかしすごいですね。HPを「中国語」でも表記してるということは、露骨に
「中国人のスパイ」
もとめてるんですかね?二重スパイが来るのが落ちなんでは・・・。



あなたも是非、アクセス!
スパイだけに「スパイス」のように刺激的で、
欺瞞と猜疑に満ちたビジネスライフを一緒にエンジョイしてみませんか?
明日の「007」は君だっっ!!!

(笑)



こんな落ちで・・・、ではまた。
今夜は「プレーオフ」も楽しみだし、早く帰れたらかえってこよ!