2006世界杯蹴球総括
あーちかれた・・・。
観戦寝不足で仕事中立ったまま寝そうになりましたよ。
でまとめ・・・
ジダンが結局今大会のMVPになったそうですが、まあ印象度・貢献度・知名度を総合して
「この大会で最後」
という点を加味すれば妥当なところですが、
つくづく最後のあれがな・・・。
「あの瞬間なにが起こったのか?」
本人の口から語られる日はくるんでしょうか?
その辺の経緯をはやいとこ知りたいですね。
しかしなあ・・・あれは大人の、いやそれ以上に
「ジダンのプレー」
ではないし、あんな形でふいにするほど軽い気持ちでも、いい加減な態度でもなかったように思うんですが・・・。
なにがあったのか・・・。
「ヘディングは相手選手じゃなくてゴールにかまして」
欲しかったですよね。
サッカーW杯 今大会の記録アラカルト
★主な記録メモ
◇決勝
▽延長・PK戦決着=94年米国大会のブラジル−イタリア以来2度目(延長決着は94年大会以来5度目)
▽両チーム得点(イタリア1・フランス1)=86年メキシコ大会(アルゼンチン3・西ドイツ2)以来
▽PKによる得点(フランス・ジダン)=90年イタリア大会の西ドイツ・ブレーメ以来4人目
▽退場者(フランス・ジダン)=98年フランス大会のフランス・デサイー以来4人目
◇大会全体
▽1大会得点者総数10人(イタリア)=最多タイ(82年スペイン大会のフランス以来)
▽ハットトリック(1試合3得点)なし=初
▽4大会にまたがるゴール(サウジアラビア・ジャベル、スウェーデン・ラーション)=98年フランス大会のデンマークのM・ラウドルップ以来5、6人目
▽年少ゴール(アルゼンチン・メッシ、18歳357日)=史上5番目
▽1大会退場者総数28人=最多
▽1試合退場者数4人(ポルトガル2・オランダ2)=最多
▽1試合警告数16(ポルトガル9・オランダ7)=最多タイ(02年日韓大会のドイツ−カメルーン戦以来)
http://wc2006.yahoo.co.jp/hl?c=event&a=20060710-00000012-maip-spo
ハットトリックなかったんですね。
そういやクローゼとかロナウドのゴール以外にあんまり固め打ち、個人の大量得点ってケースはなかったですもんね。
優勝したイタリアの総得点はさほど多くないのに、
「史上最多タイの1大会得点者総数10人」
ってのはその事物語ってますね。
欧州開催のワールドカップらしく、
「組織的戦術が主流の僅少さを守り勝つ戦い」
が多かったせいでしょうね。
そういういわば‘手堅い戦い方’が多かっただけに、いわゆる‘番狂わせ’ってのは少ない大会でもありましたし。
おおむね、事前の有力チームが勝ちぬき、予選突破して、
しかも欧州のチームが勝ち残るっていう、
「判官びいき、サプライズ好きにとってはつまらない展開」
でした(笑)。
しいて大会での番狂わせと言えば
「当初悲観的予想だったフランスとドイツの予想外の躍進」
ぐらいですし。
そんな中でやっぱ今大会一番印象に残った、というか今後も長く伝説になるであろう試合は、予選Cグループの
「ウクライナVSアルゼンチン」
ですよね。
「6−0」という結果からはワンサイドじゃん!つまらん!って感じですが(特にウクライナの人には)、
あのアルゼンチンのスーパープレーの数々は・・・、負けたウクライナの選手もそしてサポーターも魅了した、そんな気さえする素晴らしさでした。
「サッカーって見てるだけでも楽しい♪」
って感じさせてくれるものだったし、やってる選手達も
「あれだけ創造性・遊び心を大観衆の前で発揮できたら楽しかっただろうなー」
って思いましたしね。
「25本のパス」
「個々人の楽しそうにプレーする自由に駆け回る姿」
「神の子2世メッシのワンゴール」
いまだにVTRで見て、鳥肌が立ちますね。
「6−0」故、試合としてみればベストゲームではなかったですが、
「サッカーの可能性、その枠を超える力・輝きを放ったゲーム」
として私的今大会ベストゲームですね。
「ああいうサッカーが見たかった」
「全ての‘サッカー’がああ言う形になったら・・・」
なんて感じる試合でした。
あの場にいた選手・サポーターはきっと夢のような時間を過ごしたんでしょうね。
「組織力と個人技の夢のコラボ・究極融合」
なんて感じ?ちょいとおおげさかな(苦笑)
しかし最後に後味の悪いワールドカップでしたね。
地元ドイツは予想外の健闘、でほっとしているようですが、
優勝国イタリアは、歓喜の決勝翌日、早速
「セリエAでの八百長疑惑(薬物だけじゃなかったんですね)」
の処分が決まるそうで・・・。
代表の23人の内、13人が所属するチームが2部降格になるだろうと言われてますし、
多くのイタリア代表選手にとって、
「カップを囲むフィールドでのほんの僅かな時間」
だけが全てを忘れて歓喜に酔いしれる事が出来た時間だったんでしょうね。
でもって準優勝のフランスは、言うまでもなくあのジダンの・・・。
カップの脇通り過ぎるジダンの姿は、ものすごく
「去りゆく将軍、敗軍の将」
な感じで寂しかったもんな・・・。
出た結果はもう変えようがありませんが、なんか違った結末はなかったのかな?
って思う
「大会の、そして将軍のフィナーレ」
でしたね。
まあおいおい、
「イタリアの八百長騒ぎの処分」
「ジダンのあの時の状況」
ってのがわかってくるでしょうね。
ジダンはお前のかあちゃんでーべそ!とでも言われたんですかね?
それとも相手の選手はひげも髪も黒々ふさふさな所見ると、
「やーい!はげちゃびーん!」
とか言われて
「はげてないわい!そっとるんじゃ!」
って頭突きしたくなったんでしょうか(笑)。ないない・・・。
と言う事で、コンゴトモヨロシク・・・。