僕らの普遍的共通体験「ガンダム」

仕事終わったー。よっしゃー!夢の連休ー♪今夜はオールナイト聞きながらテイルズやろっと。
はやいとこ終わらせて、GPOに移行せねば・・・。
といっても連休そればっかりやってるわけにもいかないんで、あんまり進みそうもないんですけどね。またクリアする前に止めちゃう事にならないようにしないと・・・勿体無い!
でこちらの記事
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060112-00000020-maip-soci

機動戦士ガンダム 幅広い層に人気 シリーズ四半世紀経て

 79年に第1作がテレビ放映されたSFアニメ機動戦士ガンダム」シリーズが約四半世紀を経て、幅広い層の人気を集めている。過去の作品をリニューアルした映画が05年から順次公開され、“ガンダム展”も各地で開催。プラモデルやゲームなどの関連商品も息長い人気を誇る。物語の背景にある戦争の理不尽さや、現実の世界にもつながるリアリティーが共感を呼んでいる

昨日も「ガンダム0083」の話しましたけど、改めてガンダムって息の長いシリーズですね。
私は「ファースト」より「0083」スキーなんですが、人それぞれ

「ファースト命」「Zマンセー」「ヒイロにお前を殺すって言われたい」(笑)

という
「マイフェイバレット‘G’」
があって。最近、若い方には
ガンダムSEED」「DESTINY」
という作品は、まったく新しい作品として受け入れられたみたいですしね。
私はリアルタイムでファーストを見てたんですが、その後の続編としての数々の‘G’になんか居心地の悪さを感じるんですよね。言うなれば
「偉大な作品の引力に魂を引かれた作品群」
って感じ(笑)。
どうしても粗悪なコピーであったり、テーマを上手く消化出来てなかったり、あるいは
ガンダムの名を借りただけの別物」
ってのも多かったですし・・・、それはそれで作品のファンもいますし、面白いものもありましたが、その作品がどんなに面白くても結局
ガンダムの名の重圧・名前の威力を借りようとしたという重い十字架」
を負う事になって、きちんと評価されないものが多かった・・・。
その点「SEED」はむろん制作サイドには
「親子2世代を取りこもう」
って魂胆があるでしょうけど、(ザクもどき・グフもどき・ドムもどきとか・・・ねえ)
作品としては
「新世代のガンダム・過去の作品のくびきからとき放たれた‘G’」
って感じで良かったですね。むしろガンダム」って冠をつけなくても良かったかな?ってぐらい。
でも世界観・連続ものとしての設定を見てる人に受け入れやすくするには
ガンダム世界というフォーマット」
は非常に便利なんでしょうけどね(笑)。
もっとも
「俺はファースト以外は認めない!」
って方もいらっしゃるようですね。私はそう言う方の気持ちもよくわかりますね。
あの作品の存在感・質感はその後の作品で出会えないインパクトでしたから。
実際未だにファースト名科白は日常で使っちゃいますからね(笑)。他の作品ではそんな事ないですもん。せいぜい
「ぷるぷるぷるー」
ぐらいかな(笑)。




ともかく息の長いシリーズですよね。ほんと親子2代で
ガンヲタ
何てこともあるんでしょうね。

ガンダムかー、懐かしいなあ・・・」
「違うよ、父さん。これはエールストライクガンダムって言うんだ。」
「は?父さんの頃はガンダムは一機だけで‘ガンダム’だけだったぞ。せいぜいプロトタイプかパフェクトしか頭には付かないぞ(笑)」
「古いなー、今はいっぱいガンダムがいるんだよー」
「なにー(怒)、そんな事じゃガンダムのありがたみがないじゃないかー!せめて乗り換えだけにしろ!!!」
「って僕に怒ってもさー・・・」

なんて(笑)。
引用した記事の解説では

「政治やイデオロギーの裏にある欲望や愛憎、戦争の不条理と敵味方双方の正義や大義が正面から描かれ、今日の世界の危機的状況を考えることができる」

 

「エンターテインメントとしてよくできているだけでなく、テロや民族紛争など戦争のメカニズムを描いていて、現実や歴史への興味を引き寄せるきっかけになる中高生向けの参考書」

なんて小難しい事言ってますが、私も大人になった今こう言う風な見方に納得する事もありますし、逆に
「このMSかっこいい!」「戦闘シーンがすごい!」
ってシンプルにディテールを楽しむのもありだと思います。
戦争体験のない私達の世代にとっては、ガンダム
「数少ない共通の仮想戦争体験」
だと思いますから。現実の戦争でなくて良かったねと・・・。



ファーストにおける
スペースノイドアースノイド、連邦対コロニー」
という構図に置きかえられて描かれた
「現実世界における国家間・人種間・力有る者と無き者・持つ者と持たざる者の軋轢・争い」
は人類の永遠のテーマですよね・・・。業とでも言いますか?
そういった矛盾に満ちた世界に対して
「変革を望む人々の願望・希望を象徴するもの」

ニュータイプ
であるなら、そのニュータイプであるアムロが、幾多の出会い・別れ・死に直面し成長して行く姿。そして
「戦いの果てに、帰りを待ちわびる人達の元へ帰って行く」
というエンドはすごく印象的ですね。



なんかよくわかんなくなりましたが、こんなところで、テイルズやろっと!
ではまた、コンゴトモヨロシク・・・。