なにもこの時期に辞めなくても・・・

こんばんは〜。
今日も暑かった、でも夜半になると結構涼しい感じ。
確実に秋は近づいてるなあと実感、=今週末から9月末にかけての3連休2連発も。
サービス業従事者には厳しい時期だなあ・・・明日はもっさり休んでおこう。



で今日は大きなニュースがありましたねえ。

首相退陣の背景に健康問題、両立に深い苦悩も=官房長官


 与謝野馨官房長官は12日午後の記者会見で、安倍晋三首相の辞任表明の背景に、健康問題があったことを明らかにした。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000535-reu-bus_all

うーん、なんか唐突な・・・私ごときが言うまでもなく皆さん思ったでしょうが、
「なぜに今更?なんでこの時期に?」
と。健康問題が理由だとするとまあさもありなんですが・・・。
最近の色々な場面での、声の張りの無さ・元気の無さはそういわれるとそうかなあって思えますし。
でもそれにしてもねえ・・・相次ぐ閣僚の不手際・交代劇、年金問題公務員制度改革等々の進展の無さ、
で先日の参院選での記録的大敗ときて、正直
「辞め時はもっと前にあった、なぜにここまで引っ張ったの?」
と思いますよね。
まあ前首相のインパクトが強すぎて隠れてた、これまでの政治の流れの中でうやむやにされてきた問題が一気に安倍政権で吹き出した、
いわば
「累代の不祥を一気に総身に受けることになった」
形の安倍首相は気の毒だったともいえますが・・・。
元々安倍さんは、北朝鮮との折衝の中で目立つ部分があって、その時の人気にのっかる形で首相にはなりましたが、その北朝鮮との問題は一頃熱が盛り上がったけど、結局あまり進展がみられないし、
それ以外の政策面では、所信表明演説からし
「なんとなく抽象的で具体性を欠く」
部分が多かったように思いますからね。
そういうごたごたを吹き飛ばすほどのインパクトが最後までなかったかな・・・と。
つうか前総理の押し・印象・人気があまりにも強すぎて、有権者や周囲の評点が厳しくなってるのもあるかもしれませんが。



しっかしこうなると後任は一体誰なんでしょう?
1番人気は「ヲタク麻生」さんなんでしょうか?政界内では抵抗もあるみたいですが。
つーか元々安倍政権が
「多事多端な今の政治情勢にふさわしい強烈なキャラやインパクトのある候補がいない、
そして問題が山積してる現在の状況では誰も総理を引き受けたくない、
そういう代わりがいない以上簡単に辞任出来ない状況」

でここまで引っ張ってきた訳ですから、後任候補といっても今ひとつ決め手に欠ける、
「うーん、この人が総理かあ・・・うーん・・・」
って人ばっかりなんですよね。どんぐりの背比べ?って。



色々問題が溜まってる今、私達有権者としては
「政治家の動向より政治の動向を気にする状況」
にはやくなって欲しいもんです。