決勝は広陵VS佐賀北

こんばんは〜。
いよいよ明日は決勝ですね・・・

高校野球:決勝展望 総合力では広陵佐賀北は接戦に強く

▽決勝(13時)

     (左が一塁側)

広  陵 − 佐賀北

 (広島)  (佐賀)

 優勝候補の一角に挙がっていた伝統校の広陵は、春夏連覇を目指す常葉菊川を破り、投打ともに充実。大会前は下馬評にも上らなかった県立校の佐賀北は、宇治山田商との延長十五回引き分け再試合などを経て決勝に駒を進めた。総合力では広陵が上だが、佐賀北は帝京を延長で降すなど接戦に強い。


http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/ama/news/20070822k0000m050050000c.html

うーん、常葉菊川負けちゃいましたねえ・・・
あれだけ隙が無いように思えた春の王者でしたけど、古豪広陵もしたたかでした。
終盤に1点差まで追い上げるあたりはさすが「逆転の菊川」でしたけど、あと1歩及びませんでしたね。
その辺は
「常に勝ちつづける事の難しさ。
研究され、包囲される王者のつらさ。
そしてなにより春夏連覇の難しさ。」

ってものがあったんでしょうね。
改めて、昨夏までの駒大苫小牧高校はすごかったんだなあと再認識。



しかしここに来て、すごいのは佐賀北高校ですよねえ、県立高校だったんですね、びっくり!
はっきりいって高校野球において、資金・設備・選手層、いずれも
「私学と公立では雲泥の差」
があるものですし、必然的に実力の方も・・・。
こんな事は改めて言うまでもなく、甲子園の代表校および勝ち残るチームのほとんどが私学って事実が明確に示してます。
今大会前、佐賀北の決勝進出を予期した人なんて、多分佐賀北の地元にもいないと思いますよ(期待はしてたでしょうけど、まずは甲子園で1勝!くらいに思ってたでしょう)
それを覆してとうとう決勝まで来ちゃいましたよ、公立高校が。
しかも
「2回目の甲子園で初勝利、その後延長15回再試合を制し、強豪帝京も延長の末に逆転で下してあれよあれよの決勝進出。
ことごとく下馬評を覆しての快進撃」

ですからね。
高校野球って時々こういう
「ノーマークのダークホースが大会の中で力をつけ、勢いをつけ、大会の流れそのものをも味方につけて旋風を起こす」
事がありますけど、佐賀北の場合もそんなところでしょうか?
帝京に勝った試合、今日の完封劇、まさに
「甲子園で強豪に勝つ・試合を重ねるごとに力を増してる」
ように思えます。



決勝は地力に勝る古豪広陵が優位との下馬評ですが、
大会前の評価に、帝京との試合、今日の試合だって、
「事前の予想は佐賀北不利」
だったはずですよね。
こうなったら、それをことごとく覆してきた佐賀北のミラクルに期待したいところですね。
逆境や強敵を奇跡のような力で跳ね返し勝利する、そんなべたべたなヒロイックサーガが大好きな私です(笑)。
「優勝まで届けかばい旋風!頑張れ佐賀北!」