今更昨日の話題ですが・・・

こんばんは〜。
早めの更新、暇だったんで早帰り。
いやーひどい天気だったっすよー、朝はこう上空で風がまいてる感じで、まさに春の嵐でした。
なんか妙に生ぬるい風で、金沢では最大風速31メートルとか記録したようです。
おかげで気温も20度以上に上がって、昨日の日差しの暖かさとは打って変わった、
どんよりして湿度の高い、まるでぬるま湯につかってるような生暖かいすっきりしない陽気でした。
そうかと思えば明日からは寒波が来て、一気に最高気温が15度以上下がるとか予報がでてますが・・・やっぱ色々おかしいですよね・・・。



それはさておき、昨日のイベントなんですが・・・

波乱続出! ホンマンが初KO負け、伏兵・澤屋敷がバンナ破る大金星=K-1


K−1 WORLD GP2007 IN YOKOHAMA」が4日、神奈川・横浜アリーナで行われた。WORLD GPシリーズの2007年開幕戦となった今大会だが、予想だにしない結末が続出。嵐の展開に横浜アリーナが激震した。


http://sports.yahoo.co.jp/news/20070305-00000001-spnavi-fight.html

陳腐な言い方するなら、
春の嵐が吹き荒れたK-1
ってとこでしょうか?予想外の勝敗が結構目立ちましたね。
相撲も荒れる春場所とかって言いますけど、格闘技系は春は荒れる事が多いのかなあ?
シュルトの勝利」はまあ順当かなというとこでしたが、他は正直意外な結末が多かったですね。



「ホンマンのKO負け」はさすがに地金が出てきたかな?って感じですね。
以前も言及した事ありますが、ホンマンのスタイルって結局

「体重無制限の利を生かした完全な‘待ち’戦術、悪い言い方すればシュルトのぱくり」
「身長を生かして重心を後ろに置くベタ足で棒立ちして頭を高い位置で保ち、頭部への有効打を食らわない」
「前げりで相手の出足を止めて、体重差があるがゆえに効いてしまう手打ちのパンチで削ってあわよくばひざでKO、最悪判定勝」

なんてーのですよね、でそれが崩されたのが昨日の試合だったんじゃないのかなー?って思いますね。
以前のバンナとの対戦の時には倒されませんでした(判定で負けでした)けど、マイティ・モーのような
「体重があって押しが強い・距離を潰してくるブルファイター」
には前げりでパンチを打たせない待ちの戦術が通用しなかったって事でしょう。
で前げりで相手の勢いを削げなければ結局、純然たる殴り合いになるわけで、そうなったら所詮ホンマンの付け焼刃で腰を入れない・体重を乗せない手打ちのパンチ(それでも素人とは雲泥の差でしょうけど)はぼろがでてしまったんですよね。
モーのような身長はともかく、体重では大差がない相手に対して、あのパンチではKO負けも当然だろうなと・・・。
やっぱ効くパンチ、ってのは
「前傾姿勢で体重を乗せて、腰の回転で打つ」
もんだと思いますし。
結論
「前げりと言う防衛ミサイルを失ったホンマン要塞は非常に脆弱だった」
なんて感じでしょうかね。



それと澤屋敷選手っすね、バンナに勝っちゃいましたよ
見た目・ルックス等、正直地味・あんまり派手さがない(失礼)ですし、名前の感じも読みづらい(笑)。
ぶっちゃけ試合見る前は
「まあいい経験になるんじゃないのー、若そうだしー。
来年来年〜。なんとかKO負けだけはしないでくれれば〜。」

なんて思ってたんですが・・・判定で勝ち!ですもんね。
バンナの衰え・気の緩み、ってのもあるでしょうけど、少なくとも地元びいきでのインチキ判定勝ではけしてなかったですよね。
なんたってどんな状況だろうと
「日本人選手にダウン喫するバンナの姿」
なんて久々・何十年ぶりっていうか初めて見た気がしますよ。
まだ今後もいけるかわからないですけど、
「体格に勝る欧米人に果敢に挑む、そして勝てる日本人ファイター」
ってのに飢えてるファンとしては非常に期待したいですね。



あとまあある意味当然と言ってもいい
「へたれ武蔵くんの‘日本人最強の座陥落’」
・・・まあ来るべき時が来たなと。というか元々
「判定勝利狙いを公言して憚らないくせに、国内でだけ威張ってる」
ようなのが日本人最強って言ってるのがおかしかったんですけどね。
前々から、芸能活動の方に力入れてらっしゃるみたいで、そろそろ引退後の人生設計かな?なんて思ってみてましたが、
とうとう
「日本人相手にもKO勝ちどころか、判定狙い作戦でも勝てなくなった」
ようですね。
せこせこ判定狙いしてドローで延長戦、挙句にKO負けっすからね。無様!でしょう。



私は武蔵選手の対戦相手の藤本選手、がんがん打ち合うスタイルですごく好きなんですよ。
グッドリッジとだって真っ向から打ち合うし。
左右フックをぶん回すっていうあんまり利口じゃない戦い振りで、正直戦績は良くない(特に外国人選手相手に早いラウンドでKO負けってのが多い)ですけど、あの
「勝つか負けるか、いちかばちか!」
っていう潔さは見てて気持ちいいんですよ。
昨日の試合では正直クリンチが多くて、あんまりすっきりした試合展開ではなかったんですが。結構蹴り技も威力があったし、フィニッシュは
「左ハイキック一閃!」
でしたし、パンチだけじゃなくキックもぶんまわす感じでスカッとしました。
でそういった昨日の藤本選手の勝利は(藤本選手自身はそんな事思ってないでしょうけど)
「そりゃー俺の戦い方って馬鹿で利口じゃないかもしんねーけどさ、
逃げ回っておいて、ちょこちょこと愛想ばかりに攻撃して印象点だけ稼いで、審判に勝たせてもらって嬉しい?それで日本最強?」

っていう風に感じましたね。見てる私の気持ちがそう感じさせたのかもしれませんが。
どんな競技にも言えることですけど、
「プロだから勝利にこだわるのもわかるけど、勝ち方にこだわるのもプロなんじゃないの?」
って私は常々思いますから。



あーあ、しかし谷川のおっさんも冷たいのー、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070305-00000014-gbr-fight
やれやれ、判定どろどろ試合のたびに
「武蔵ヨイショ節な解説(曙の時のヨイショ節もすごかったっていうかうざかった)」
でこの人よっぽど武蔵選手のファンなんだろうなー(笑)って思ってたら、
若手の台頭が感じられたとたんに手のひら返したように三行半か最後通牒か?みたいなコメントっすからね、武蔵くんがかわいそうっす(笑)。
ま、イベントプロデューサーなんてあんなもんでしょうけどね。



ちゅうことで、私的K-1総括でした。
主に私見ですので、お気を悪くなさいませんよう。
コンゴトモヨロシク・・・。



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今日の買い物。
やっぱおもろい、人気投票は笑い死にするかと。
「クレイジーダイヤモンド使う人」「ジョナサン・ジョーンズ」
は爆笑でした。