捨てる・・・見捨てられたの間違いじゃ・・・

こんばんは〜。まずはこの記事。

曙総合捨てる！プロレス専念へ

　元横綱の曙（３７＝チームヨコヅナ）が総合格闘技から撤退することを示唆した。全日本の２・１７両国大会に参戦が決定した曙は２４日、武藤とともに会見し「一から出直したい。今後は真剣に考えたい」と総合を捨ててプロレスに専念する意向を明らかにした。
　曙は大みそかのＤｙｎａｍｉｔｅ！！でジャイアント・シルバと総合ルールで対戦したものの、わずか１分２秒、腕固めで敗退。試合後に半年間の「休養」を申し出て、帰京後は１人で山にこもって猛練習していた。

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20070125&a=20070125-00000012-spn-spo

何を今更・・・
「すでに視聴者にとってわかりきった‘総合失格’って事実を明確にした」
ってだけのことですね。「‘総合捨てる’？とっくに見放されてるよ（失笑）」「どこまで醜態さらすのか」って思ってましたもんね。
というかこういう会見でしか話題になれない時点でもう終わってます。
横綱真偽審議委員会もほっとしてるでしょうよ。
これ以上‘品格’とやらが落ちずにすんで（苦笑）。

一応言って置くと私は横綱時代の若貴やっつける曙の姿嫌いじゃなかったです。
「アンチヒーロー」「旧態然とした角界に挑む外国人力士として」
って部分があったから。
でプロレスの時の曙も結構面白いと思いますよ。時々失笑されるのは‘総合での醜態’があるからでしょうけどね（苦笑）。
だから今回の会見は
「遅すぎたけどまある意味‘妥当な道に戻った’んでいいんじゃないの？」
と好意的に思います。
ただつくづく曙に関して納得できないのは、前にも書いたかもしれませんが、

・真剣勝負、時に命すら失う可能性もある格闘技、
余人には計り知れない努力・苦悩・克己を乗り越えた、たった一握りの者がそれでも時に挫折を味わう厳しい舞台。
それに挑むにしてはあまりに
「真剣さのみられない絞れてない体重」
「成長の見られない・選択肢のなさから来るお粗末なファイトスタイル」

という部分ですよ。
あの明らかに脂肪という重荷をしょいすぎてる体格と見るたびにまったく変わってないボディーバランスは
「いかにいいかげんな鍛錬しかしてないか」
という事が見るだけで丸わかりですよね。「自分の甘さに妥協しまくり？」って。
なにかを改善しようとしたとか、どこかを強化してそれを生かす戦術を立てたとかって部分が１ミクロンも見られない。
そんな状態で、かって横綱だったっていうネームバリュー（それももうなくなりましたけど）だけであのリングに上がるのは
「見てる人にとって、そしてなにより真摯な対戦者への限りない侮辱」
ですよ。

まあプロレスに専念！って言ったんだから、というかもう総合には明らかに
「見捨てられた」
んだから、有言実行でお願いします。
プロレスラーとしては結構面白い素材だと思うんですよ。そっちに期待っすね。
しかしまあ、あれだけ曙を総合に出しつづけて、試合でもフォローのコメントを出しつづけた谷川Pって相当博愛精神の旺盛な方なんでしょうねー（笑）。あっしには真似できんわ（苦笑）。

最後に・・・記事のこの部分

（大晦日の）試合後に半年間の「休養」を申し出て、帰京後は１人で山にこもって猛練習していた

単に
「赤っ恥かいてどの面下げていいかわからないから隠れてた」
んでしょ？
だいたい‘山奥で猛練習’ってわりには写真見る限りまったくやつれた様子も絞れた様子もないんですよね・・・。
あんな試合でぼったくったファイトマネーで、そうとう環境のいい山奥にご滞在なさってたんでしょうね。
あーうらやまし（苦笑）。