カ軍世界一・・・。

こんばんは〜。
一昨日は日ハムでしたが、今日は海の向こうで田口選手が・・・

田口壮>Wシリーズ制覇 「信じられない」…長男抱え涙

 歓喜の輪が広がるマウンド付近へ、右翼から背番号99番が全力疾走した――。マイナー生活も味わった米大リーグ、カージナルス田口壮外野手(37)が27日、ワールドシリーズ制覇の瞬間をフィールドで迎えた。「信じられない。夢の中にいる感じだった」。2歳の長男、寛君を抱きかかえ、目が赤く染まった。

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20061028&a=20061028-00000093-mai-spo

すごく良い涙だったなあ・・・、
多くの紆余曲折を経て辿り着いた
「世界一のチームの一員としてその瞬間にグラウンドに立ってるたったの9人のうちの1人」
になったんですからね。
ニュースのダイジェスト見ながら、私の頭の中にゆずの「栄光の掛け橋」
「いく〜つも〜の日々を越え〜て〜」
って歌詞が浮かびました。
うーん、良かった・・・、
けして田口選手投あるいは打の中心としてばりばり一番目立ちまくった!ってのではないですけど、
自身の役割をきちんと果たし、ここ一番で大きなそして勝利のために最も意味のある仕事をし続けたあの姿は先日の新庄選手や、かっての多くの偉大な選手達の栄光の瞬間に勝るとも劣らないかっこよさでした。
特にプレーオフの序盤でのチームを勢い付けた
「勝利請負人」
っぷりは素晴らしかった。
今日も犠打に、逆転の口火となるヒットと、仕事人ぶりをいかんなく発揮してました。
以前の新庄選手がワールドシリーズに出た時は
「なんとなくワールドシリーズにでたチームにいた、運が良かった(そこが新庄選手のすごいとこだと思いますけど)」
って感じでしたけど、今回の田口選手の出場は
「当然の事、実力で掴み取った歓喜の瞬間」
だったと言えますよね。





記事にもある通り、田口選手ってほんとアメリカで苦労してますよね。
先駆者たる野茂選手以降、多くの日本人がメジャーに挑みましたけど、
田口選手ほど多くのものを見て、多くのものを経験した人はいないんじゃないでしょうか?
今回の世界一でほんと
「メジャーのどん底から頂点まで、あらゆるものを肌で感じた最初の日本人」
に彼はなった、そういえるんじゃないかと思いますね。
そしてだからこそ、その苦労した経験・積み重ねたアビリティがあるからこそ、
あの勝負強さ、後のないところでの反発力、苦しい時を耐えて逆転する力が生まれたんでしょうね。
「マイナーも経験した、落ちる悲哀も味わったし、その事への恐怖もある。
でもここまでやってきた、だからこそ、ここまでを無駄にしないためにも、
今1つ1つのプレーを、己の役割をしっかりと果たしていこう!
じぶんのこれまでの全てを無駄にしないために!」

そんな思いが感じられて、私は田口選手の姿に


「雑‘壮’魂」


みたいなものを感じますね。




やー、今頃きっと気持ちよく酔ってるんだろうなー。
まずはゆっくりしてください、そして
カージナルス、そして田口選手、ワールドチャンピオンおめでとう!」
ぱちぱち。



という事で、明日も忙しい・・・
もう寝るっす、コンゴトモヨロシク・・・。