「天はなぜ同じ時代に諸葛亮を存在なさしめたのか!」

こんばんはー。
うっし!明日は休みー!ブイ!(っていまどきこのパターンはないっすよね)
今夜はゲーム三昧〜♪
そういや最近ゲームをネタにすることが少ないんですが、とりあえずもっちりWIZにはまってます。
「九龍〜」はとりあえず積みゲー状態でして・・・、
やっぱ一度クリアした、しかもこってりやりこんで(3周クリアしましたから)ゲームを内容が色々変わってるとはいえもう1度やるのはなんか気が乗らないですねえ。
おいおいやっていきまっせ、と。



で昨日も話題にした国体の野球決勝、
なんか予想通り
「徹夜組1000人超」
「観客7200人以上」
「ネット中継は回線がパンク」

だとか、常の国体競技にあるまじき盛り上がりだったようですね。

斎藤、田中が再戦誓う−健闘たたえ固い握手


 今夏の全国選手権大会決勝で死闘を演じた斎藤(早実)と田中(駒大苫小牧)。引き分け再試合を含め、今年3度目となった対戦は、投打に活躍した斎藤に再び凱歌(がいか)が上がった。


http://www.sanspo.com/sokuho/1004sokuho043.html

なんとまあ、再び早実に凱歌があがる結果でした。
しかも
「斎藤投手が完封、しかも決勝打のおまけ付き」
というまさに田中投手の言うとおりの、
斎藤一人にやられました」
っていう、独壇場でしたね。
両者とも好投しましたが、最後まで冷静にポーカーフェイスを貫いて勝負・勝利にこだわった斎藤投手に対し、
田中投手は、精神的に粗さと優しさがあってそこをつけこまれてやられちゃったかな?という感じでしたね。
でも斎藤投手の‘有終の美’って言葉の通り、すぐにプロの舞台に上がるであろう田中君にはもっと大きな舞台が待ってますし、
とりあえず、プロ入りしなかった斎藤君が高校生活の最後を飾れたのはある意味良かったのかも?
女性ファンも喜ぶしねー・・・キー!


私は田中投手を応援しています


野球は顔とハンカチでするもんじゃないの!!!
・・・ちょっと我を忘れてしまいました、失礼!



ところで改めて認識したんですが、今回の記事を読んで
「そっかまず最初に桧舞台に立った・全国区になったのは田中君だったんだよなあー」
と思いました。
なんかルックス(失礼!)と、今夏の延長再試合の末の優勝された・負けたって事で
「斎藤君にかなわなくて田中君悔しいだろうし、相当ジェラシーあるだろうなー」
「きっと田中君はモーツァルト=斎藤に嫉妬するサリエリみたいな気分?」
なんて思ってましたが、実際には高校野球で先に注目されて大きな評価受けたのは
田中君だったんですよね。
駒大苫小牧の北海道勢として初めての甲子園制覇、そして夏連覇の原動力は、
「北の怪物」と呼ばれた田中投手だった訳で、早い段階でプロのスカウトも注目する大物でしたもんね。
それに対して、斎藤投手って今夏の甲子園での活躍までは、もちろん注目有力選手であった事は間違いないにせよ、少なくとも全国的にはさほど知名度のない、ある意味、
「知る人ぞ知る好投手」
ってぐらいの評価だったんですよね。
で実際大会前、苫小牧サイド、田中投手はさほど斎藤投手を意識してなかった、
「眼中になかった」
でしょう、
それに対して記事にもある通り、田中投手に敗れた斎藤君の方が
「打倒苫小牧、打倒田中!」
を強く意識して、それを目標にやってたんでしょう。
むしろ当初は
「田中君に嫉妬する斎藤君」
ぐらいの感覚だったのかもしれないですね。
なんか先入観で

「斎藤君にライバル心燃やす田中君」

って思ってましたが、むしろ逆で

「怪物・田中君に負けた事で闘志(そこには嫉妬も負けた悔しさも天才田中へのライバル心もあったでしょう)を燃やした斎藤君がその努力を3年目に実らせて勝利した」

ってことなのかなあと思っちゃいました・・・。
いやなんか重ね重ね失礼ながら、田中君と斎藤君が並ぶと
「イケメン斎藤王子の才能に嫉妬するやられ悪役大臣田中」
って先入観で見ちゃうんですよね(笑)。
でも実際のところは
「天才・怪物田中の才能への対抗心・ライバル心が努力の人斎藤をあそこまで高めた」
んだろうなあと・・・。
あえて例えるなら、三国志演義
諸葛亮=田中に嫉妬する周喩(字違いますが)=斎藤がめっちゃ努力した」
ってことだったのかなあと思いました。
「天を行くもの田中、地を行くもの斉藤」
って言うのが実相で、見た目のイメージとは逆なんだろうなーって。




今夏の大会前の予想も
「苫小牧の3連覇なるか!あるいは横浜の春夏連覇があるのか?」
なんて論調・見方がほとんどで、早実は、優勝候補のひとつ・・・かなあ?ぐらいの扱いでしたよね。くじ運よければそこそこいくかもよ?的な(失笑)。
でもふたを開ければ、苫小牧の驚異的な粘り強さの一方で、しり上がりに調子を上げてきた早実・斎藤投手が勝ち上がり、最後は苫小牧に勝っちゃいました。
その裏には、今でこそマスコミに対してもスマートアンドクールで、才気煥発、何事も簡単にこなしてしまうってイメージの斎藤投手が、
実際は、勝つために泥臭いほど努力して、天才に追いつこうと苦労を重ねて、
3年目にしてようやくその悲願を結実させた苦労人なんだろうなあーと思いました。




だからきっと斎藤君はもし今後野球から離れたとしても、きっとどこでも成功を収めるでしょうね。
非凡な才能とそれを磨く事を怠らない飽くなき向上心、勝つことにこだわる目的意識、
きっと彼は王子様と言われる外見にそぐわないしたたかな人間なんだろうなーと感じたおっさんでした。




という事で、こげなとこで、コンゴトモヨロシク・・・。