賢明なる選択に拍手!

早稲田実高・斎藤投手、進路は大学進学

 ハンカチ王子の舞台は神宮へ。今夏の甲子園で全7試合に登板して、早稲田実高を全国優勝に導いた斎藤佑樹投手が11日、同校で記者会見を行い、自らの口で「今回、家族で相談した結果、プロ志望届は出しません。大学進学を希望します」と進路を発表した。


http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060911&a=20060911-00000035-spnavi-spo

パチパチパチー!ですね。
良くぞあの狂熱と注目の中で舞い上がらずに冷静な判断を下しましたね。
会見で本人も認めていたように、遠征での経験で大分悩んだみたいですけど、
結局「大学進学」を選びましたね。
無論野球ファンとしては
「高卒ルーキーが大活躍」
ってのが見たいし、18歳がプロのバッターを抑え込む!なんてのを想像すると心躍るのも確かですけど、
長い目で見て、斎藤君にとっても、その活躍を楽しみにする周囲にとっても良い選択をしたんではないでしょうか。



成長期の体を使いつぶすような甲子園での連投、ハードスケジュール
そしてそのまま‘プロ’という
「時に自分の選手生命を削りつつやっていく世界」
に飛び込むってのは、無茶だったと思いますしね。
実際大物ルーキーって言う触れ込みの選手が、1年目から大活躍するも、
2年目のジンクスとか高校時代からたまったつけが噴出した怪我なんかであっというまに引退する・消えていくってケース
はごまんとありましたもんね。
「大学進学」って経歴はその後の人生にとって必ずプラスになるし、もしかしたら在学中に野球以外に夢中になれる事やもっと斎藤君にむいた世界に出会えるかもしれないすよね。
そして大学野球は「甲子園」や「プロ」に比べれば知名度は低いですが、
その分プレッシャーの少ない中で出来ますしね。
「後の生活に生かすための能力を蓄積する期間」として考えれば、大学進学ってのは賢明な選択。
「高額の年俸貰って大勢の前で活躍する」
ってのを主眼におけば確かに回り道ですが、
「高校時代の消耗を回復させる」
「いずれプロで飛躍するための体・能力・武器となる切り札を習得する」

なんて面で考えればとても良いことですよね。



CMでの某アニメ映画の賢人風に言うなら
「ゆっくりはばたいてこそ遠くまで飛べる」
ですよね(笑)。
私も
「斎藤君の大学進学におおむね賛成です」
って思うし(笑)。



まあ良かったねと。
あの冷静な投球感覚は自身の人生設計でも生きていたと言うことですか。
キャンパスライフでもてもて、ハンカチネタでがっちり受けを取れるであろう斎藤君が羨ましくて仕方ない私でした(笑)。
私なんか‘王子’だとしたらどっちかと言うと太臓王子の方なんで(失笑)
という事で、思ったより早く帰ってきてしまったんですが、
レア物ゲットできてものごっつテンション高めのおっさんでした。
コンゴトモヨロシク・・・。