書かずにおれません。

こんばんはー。
こんな時間で、今更なんですが甲子園。

延長十五回の死闘!駒苫早実ともに譲らず引き分け再試合へ


第88回全国高校野球選手権大会は20日、兵庫県西宮市の甲子園球場で決勝を行い、駒大苫小牧南北海道)と早実西東京)が互いに譲らず、延長十五回1−1で引き分けて21日に再試合となった。決勝での引き分け再試合は1969年の第51回大会で松山商(愛媛)と三沢(青森)の延長十八回0−0(再試合は松山商が4−2)以来、37年ぶり2度目。

31−33年の中京商(現中京大中京=愛知)以来、史上2校目の夏3連覇を狙う駒大苫小牧田中将大投手と、第1回大会以来27度目の出場で初の全国制覇を目指す早実斎藤佑樹投手の両エースの投手戦となった。

駒大苫小牧は八回に三木悠也遊撃手の本塁打で1点を先制した。早実もその裏に同点とし、その後は追加点がともに挙げられなかった。


http://www.sanspo.com/sokuho/0820sokuho023.html

うーん、いろいろ記録尽くめの今大会らしい展開ですよね。
打高投低な今大会の締めくくりとしては意外な投手戦、
両エースの投げ合いはなかなか迫力ありました。
最後まで根負けしなかった両投手の気迫・執念に脱帽です。
カーラジでちょうど休憩時間に最終回の攻防聞いてたんですが、
15回表、
「斉藤投手の球速表示が147キロでどよめくスタンド」
はなかなか面白かったですね。
あの時点で147キロが出せるってのはすごいですよね。
ラジオの解説者も
「斉藤投手が中盤ばててるなんて言いましたけど、彼に謝らなくちゃいけませんね」
なんて言ってましたが。




おっさん的には派手な打撃戦期待してただけにちょっと残念でしたが、
投手戦、それも優勝って言うこれ以上ないご褒美をかけた、ってのはそれはそれで良いもんでした。
良好とも打線は良いですが、
「強力苫小牧打線に立ちはだかった剛の斉藤」
早実を巧みに封じた柔の田中」

って構図で面白かったですね。
ただ15回表の斉藤投手の147キロの場面、
ストレート連投で追い込んで
「お!これはもう1球剛速球で三振か!?」
って思ってたら
「あっさりフォークで三振取りに行った」
のはちょっと拍子抜けでしたけど(笑)。
流れ的にはあそこはストレート投げなきゃいかんでしょう。まああれも駆け引きかな?




まあこれで明日もう1試合、ただ正直両チームの選手、コンディションの維持が大変だろうし、切れたモチベーションを高く保つのはしんどいでしょうね。
特に両エースの疲労、落胆、心理的プレッシャーは大変なもんでしょう。
「これで終わりだ!だから全力出し切る!」
ってエネルギーを注ぎ込んだのにそれがある意味で
「泡と消えた、勝利に直接関係しないという意味で無駄になった」
んですから。
そして
「チーム全員の想い、それもすでに15回を戦い抜いた想いを背負って」
投げなきゃいけないわけですし。
「負ければ、15プラス9イニングの結果がすべて・・・」
なんですから。
無論投手だけでなく、打者も
「終わったはずの試合をまたやらなきゃならない」
って事実は重くのしかかってくるでしょうね。
そういう意味で明日の試合、疲労もさることながら、どちらかの精神力が切れたら、ワンサイドになる可能性もありますね。
あるいは打撃戦になるかも?
もし明日も投手戦になったとしたら、そのときは
「両投手の精神力に脱帽」
ですけどね。




大会関係者も、両校関係者も大変ですね。
式典とか全部延期だし、宿泊・滞在費も1日増えるわけだし。
なんかそういう記事もありましたね。
私的にも
「どうせなら日曜の観客が多いときに終わってれば盛り上がったのに」
と思ってしまうんですが、まあ両雄相譲らずだったんですから仕方ないですけど。
とりあえず明日も良い試合してくれる事を、両校の選手達が悔いのない、全力プレーを見せてくれることを期待してます。
明日は遠出するんで、カーラジで聞くことになりそうですが。
ということで、連休うしし!な空風鈴でした、コンゴトモヨロシク・・・。