機械に人は勝てないのか?

こんばんはー。
わーい、こんな時間に更新するのは久し振り。
予定通り、床屋、洗車、ヲタクショッピングコース巡回とこなせて非常に有意義な休日でした。
休みが少ない分かえって、密度の高い休日を過ごせたかな?と思いました。
というかこうなると逆に仕事してないと落ち着かないというかなんというか・・・、
「仕事スキーになんてなってたまるかー!」
と自分を戒める(?)空風鈴でした。




夏の高校野球甲子園大会でHRの多さってのが話題になってますが、
各メディアでもその辺の分析記事色々でてましたが、
これはうちで購読してる朝日新聞にのってた分析なんですが、

猛打の夏、なぜだ 新記録55本塁打

 今年は例年にないほど打者優位の大会になっている。17日は準々決勝2試合だけで計8本塁打が飛び交い、大会の通算本数は55まで伸びて、22年ぶりに1大会通算記録(47)を塗り替えた。本塁打だけでなく安打も通算1000本に達する勢い。二塁打の数も近年になく増えている。残り5試合、どこまで記録は伸びるのか。甲子園を席巻する「打高投低」の背景を探った。

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060818&a=20060818-00000027-asa-spo

なるほどなあと納得する内容でした。
記事における分析の本塁打大幅増の背景をまとめると

①増量バット、筋トレで克服
②「全身打法」主流に
③長雨後に酷暑、投手ぐったり
④バットの質も向上

という点があげられてますね。
でこれを見てみると①②④はいずれも打者にとって優位な道具および技術の進歩なんですよね。
筋力トレーニングやピッチングマシーンを使った練習で打撃技術は飛躍的に向上してるのに、対して投球技術ってのは
「ピッチャーの腕・身ひとつ、才覚次第」
ですからね、なんか打撃の進歩に対しておいてかれてるような・・・不公平だな・・・。




先日も書きましたけど、一昔前なら
「140キロの速球」
なんていったら、超高校級のスピード、地方大会レベルでは滅多に体験できないような速さ、でしたよね、そういうのにあたった時
「あんな速い球初めて見ました、甲子園はすごいです」
なんていう感想漏らす球児の姿があったわけで。
で投げる方も
「速さを生かして速球9割」
なんて事も。
それが今じゃさほど珍しくない、というか今の甲子園で速球派って言われるには
「150キロ前後の球速」
がないと駄目ですよね
しかも記事にもあるとおり、今の高校球児達は地方大会レベルから、マシーンを使った練習になじんでて、
「140キロや150キロの速球を打ち込んできてる」
んですよね。で結局
「いくら速くてもそれこそ160キロでも越さない限りストレートは打てちゃう」
んですよね。
なんかそういうところ、
「機械の物理力や分析力を使って、打者が投手を丸裸にしたうえで、食い放題にしてる」
ような感じなんですよねー。
そういう部分、投手が不利なのはかわいそうだし、
「人間である投手達が努力・鍛錬で積み上げたものを、マシーンの力でぶち壊しにされる」
ってのは、人間至上主義、アンチ機械(オンチ機械でもある)なおっさんにはどうにも釈然としない思いがするんですが。
「人間の力じゃ機械には勝てんのか!?」
って、テツローだって機械の体より人間の方が良いって言ってるのにねえ(笑)。




それと①の部分は笑っちゃいました、

打球が飛ばないようにバットを重く細くしたら、それがさらにその重さに対応した筋力アップに繋がっちゃった

って言う事ですよね。
振り回せない、スイングを遅くするために重くした事が、
さらにその重さを振り回せる筋力アップを呼び込んだってのは妙なというか間抜けな話ですよね。
なんかまるで、謎の男に鉛入りのリストバンドつけて修行させられてる主人公みたいなというか(笑)。

「このバットをつかってみろ」
「このバット・・・、って、え!お、おもっ!」
「当然だ、通常よりも重く、重心もずらしてあるからな」
「こんなもの振り回せるわけが・・・」
「ふふふ、今は確かに重いだろう、だがこのバットを自在に振れるようになった時、
お前は更なる力を得て新たなステージに進むことが出来る」
「師匠・・・」

なんていうような(笑)。

バットの重量増加が、打球の飛距離抑制以上に打者の筋力アップ=打球の飛距離アップに貢献しちゃった、
バットが重くなったことが大リーガー養成ギブスの役割果たした。

という事なんでしょうか?なんだかなー。




まあミーハーな私的に打高投低・HR乱発な試合は嫌いじゃないですけど、あんまり偏るのは、特に道具の力で偏るのは面白くないですよね。
「いい道具使ってる方道具の力で勝つ」
なんてのは・・・。
まあでも現状の高校野球、勝つためには施設設備や環境、情報収集なんかに大きな資金が必要であるゆえに、
「金持ち、設備が豪華で整ってる所が圧倒的に強い」
のは周知の事実ですけどね・・・。




さてこんなところで、今日はペルソナ3やる暇なかったんで、今からやるっす!
明日からまたしんどいから、今夜はがんばるぞー!
ということで、コンゴトモヨロシク・・・。