夏3連覇が見えてきた!

こんばんはー。
今日も忙しかったんですが、なにはともあれこの話題。

高校野球駒大苫小牧サヨナラ勝ち 青森山田に10―9

 第88回全国高校野球選手権大会は第10日の15日、3回戦第1試合は駒大苫小牧南北海道)が10―9で青森山田(青森)にサヨナラ勝ちした。
 駒大苫小牧は1点をリードされた九回、中沢の右越え本塁打で追いつき、二死1塁から三谷の左中間適時打でサヨナラ勝ちした。
 青森山田は序盤に得点を重ねて試合を有利に進めていたが、終盤に駒大苫小牧の追い上げを抑えきれなかった。
 ○駒大苫小牧南北海道)10−9青森山田(青森)●
 駒大苫小牧が長打攻勢で6点差をはね返した。八回、山口、小林の連続適時二塁打で3点を返し、同点。九回に勝ち越されたが、その裏、中沢のソロで追いつき、三谷が左中間にサヨナラの二塁打を放った。青森山田は前半、野田の3ランなどでリードしたが、野田が終盤につかまった

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060815&a=20060815-00000021-mai-spo

いやほんと「劇勝!」の一言!
試合の経過と結果聞いた時思わず
「なんて勝ち方しやがるんでい!」
と絶叫しちゃいました、訳もなくガッツポーズまで(笑)。
7−1からの逆転ってのはないわけじゃないでしょうが、それにしてもすごい。
中盤追い上げてもまた突き放されて、
「ああ、これは負けパターン、それも王者が負ける時のパターンだね」
って思ってましたからね。
それを最大6点差あったのを8回に追いついて、お!って思ったら、追いついた後の攻撃が中途半端に終わって同点どまり、
これじゃあ、せっかく追いついたのに流れ切れちゃったなあって思ってたら
案の定、あっさり9回に勝ち越されて、
「あかん!今度こそほんとにあかん!」
って思ったら、またまた
「9回裏HRであっさり同点」
ですもんね、しかもHRだその後の流れが途絶えがちになるんですが、きっちり連打してサヨナラ勝ち!でしたもんね・・・。




これぞ王者の底力、でしょうね。
青森山田の選手達もきっとその威をひしひしと感じていたでしょう。
「どれだけ突き放せば諦めるんだ!あいつらは」
って。
駒大苫小牧のあの‘春のくやしさ’が今日の試合での驚異的なねばりってものになったのかなあ?なんて思いました。
力あるものが自分の実力を発揮する機会を与えられないってのはすごくむごいことですもんね。
「あの時の悔しさ、やるせなさに比べれば6点差ぐらいなんとでもなるさ!」
っていうような
「逆境をばねにした、厳しい時を耐え抜いた力
北の厳しい冬を耐えて春に芽を出し、夏に大きく咲く花のようなエネルギー」

を感じましたね。
今日の試合を見てて、今やっと彼らに
「あの事件は辛いことだったけど、けして無駄じゃなかった!」
って言ってあげれるような気がします。




10−9って言うスコアだとだいたいが投手が大崩れした乱打戦、しゃきっとしない試合ってのが多い気がするんですが、
この試合の10−9は、ものすごく高密度な10−9だったと思います。
王者の意地・底力もお見事!そしてそれを引き出した青森山田の実力もまた見事!
改めて
高校野球って良いなあ」
って思ったし、
「両校の選手・監督さん、いい試合をありがとう!」
そんな風に思えた、この試合でした。


「駒大、3連覇するっきゃないっしょ!」



応援してるぜ!という事で、コンゴトモヨロシク・・・。