中田英寿 引退。

びっくりしたなあ・・・。
中井貴一さんの名演技の余韻に浸ってたら、この記事ですもん・・・。
ヒデ確かにボルトンでは不遇でしたし、契約・移籍先が決まらず去就が注目されてましたけど、こういう選択肢を選ぶとは・・・。
正直まだ早過ぎますよね・・・。

中田英寿:現役引退を表明 “新たな自分”探しの旅にと



ドイツW杯1次リーグの日本対ブラジル戦終了後、倒れこむ中田英寿ドルトムントで2006年6月23日、竹内幹写す サッカー日本代表MFの中田英寿選手(29)=イングランドボルトン=が3日、現役引退を表明した。自身の公式ホームページ(HP)上で明らかにした。中田選手は「何か特別な出来事があったからではない。その理由もひとつではない」としつつ、「プロサッカーという旅から卒業し“新たな自分”探しの旅に出たい」と、引退理由について語った。


http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20060704k0000m050124000c.html

なんかHPの方はえらい事になってるでしょうね。
サーバーがパンクしてるんでは・・・。
でこの記事に、引退を決意した理由が書かれてるんで読ませていただきましたが、
うーん、なんかきちんと自分を分析して書いてるなあーと・・・。
ヒデの苦悩とか率直な思いとそれに相反する鬱積した思い、
なりたい自分とそうなれない自分とのギャップに苦しんでいた事、
自分の存在がなんなのか?わからない

そう言った事を冷静に正直に書いてるなあと感じましたね。
これだけしっかりした内容で書いてるって事は、相当前からこういう
「引退という結論を出す事」
を決めてたんだろうし、一時の感情や思いつきで決意した事じゃないみたいですね。
少なくとも
「契約の為の駆け引き」だとか「注目を集めたいだけ」なんてのとは違いますね。
「日本代表の予選敗退の責任を感じて」
なんてのとも違うようだし(それはヒデのせいじゃないし)、決意は固いのかなー・・・。



正直この文読むまで、私の中でのヒデのイメージって
孤高の人」「馴れ合いが嫌いな天才肌の変わり者」「周囲を省みない唯我独尊」
だったんですけど、ちょっと変りましたね。
「妥協をしないから周囲とぶつかるけど、その事にだれよりも本人が悩んでいた」
んだし、
「クールなイメージ・言動の裏ではだれよりも熱い情熱を抱いていた」
んですよね。
「私頑張ってますー!」「僕の活躍見てみてー!」ってする事がカッコ悪いって思うから、あえてクールに振舞ってた。
でもその影では
「こんな自分でいいのか?自分はなにかを残せたのか?伝えられたのか?」
って誰よりも苦悩してたんですよね・・・。



なんかほんと、このコメント
「すべてはきだして、すっきりした、肩の荷を下ろしちゃった」
って感じですよね。
この引退コメントの感じと言い、ほんとに引退なのかな・・・、ヒデのさっぱりした性格からし
「やっぱり引退するのやーめた!」
ってのはなさそうだしなー・・・。
まだ彼の
「選手としての才能」
は涸れてないと思うだけに、すごく残念ですね・・・。
うーん・・・。



今日はこれで・・・、うーん・・・。
ヒデ、旅に出るそうですが、どっかの町で
「サッカー少年の前でオーバーヘッド決めて見せたり」
するんでしょうか(笑)、でその少年の家に居候するという・・・ないない。
冗談はさておき、とりあえず、コンゴトモヨロシク・・・。