フランス!フランス!フランス!
W杯準々決勝:フランス、王者ブラジル撃破 4強進出
サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会は第21日の1日午後9時(日本時間2日午前4時)、フランクフルトで準々決勝のブラジル−フランス戦が行われ、フランスが1−0で勝った。フランスは準決勝でポルトガルと対戦する。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20060702k0000e050002000c.html
おはようございます・・・、
キターーー!!!
フランス勝ちよったーーー!!!
昨夜から抱いていた漠たる期待感が現実のものになったですよ!
「ジダンのワールドカップはまだ終わらない!」
ようです。いやー嬉しいねこいつはどうも・・・。
柄にもなく私おっさんは、感動してます・・・。
波乱の少なかった今大会、終わった後、ある意味
「最大級の番狂わせ」
として人々に記憶される戦いかもしれないですね。
まあ番狂わせと言うほどフランスは弱くないですけど。
フランス、この試合も上手くまとめましたね。
得点は
「ジダンのフリーキックからアンリのボレー」
っていう
「果たすべき人が果たすべき役割を果たして」
もぎ取り、その虎の子の1点を終盤ブラジルの猛攻にさらされつつも守りきっての勝利。
なんか贔屓目かもしれないですが、フランスチーム全体が
「無論国の為、でもそれ以上にジダンの為!」
に
「この試合を最後にしてたまるかよ!」
っていう気概に満ちていたような気がしますね。
逆にブラジルは、試合前のブラフ連発!からして、いささか余裕があったんでしょうが、
それがかえって油断とまでは行かなくても、チーム全体にエンジンがかかるのを遅らせましたね。
試合終盤に慌てても後の祭、でしたね。
やっぱ、実力云々以前に、いかに王者とは言え、少なくともひとかどの強豪国相手に
「見下した態度で戦いに臨んだ」
事が敗北につながったような気がします。
結局、期待されたロナウジーニョもノーゴールで終わったし、
つくづく大会前一部で危惧されてた・言われてた通り、
「前評判の高い時のブラジル代表は優勝できない」
というジンクスを払拭しきれませんでしたね。
改めて
「実力的に上回ってた余裕の王者ブラジルを、かって辛酸を舐めた元王者フランス・栄光と挫折を知りぬくベテラン選手達の力が打ち砕いた」
という試合でしたね。
国の為、だけでなく
「ジダンの花道をかざってやろうぜ!」
っていう意識があった事も、フランスチームに
「なんか得体の知れない力」
を与えていたように思います。
前評判の高さがかえってプレッシャーになってしまったブラジルに対し、
前評判は良くなくて、実際に大会前・予選を通しての調子はかなり悪かったフランスの
「追い込まれてからの反発力」
「良い意味での開き直り」
が良い結果につながったとも言えますし。
準々決勝のもう1試合、
「イングランドVSポルトガル」
は・・・すげー泥試合でしたよね・・・。
サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会は第21日の1日午後5時(日本時間2日午前0時)、ゲルゼンキルヘンで準々決勝のイングランド−ポルトガル戦が行われ、ポルトガルが0−0で迎えたPK戦を3−1で制し、準決勝に進出した。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20060702k0000m050143000c.html
イングランドはルーニー退場になってからは、完全に
「亀のように身をかがめてカウンター狙いオンリー」
の馬鹿の1つ覚え。単発の攻撃しか出来なかった。
しかもベッカムが負傷してセットプレーも威力を欠いて、元々守備的なスタイルとは言え、
とても点が取れそうにない試合運び→引き分けに持ち込むのが精一杯
でした。
でポルトガルもその守備的な相手を崩しきれず、幾度かあった決定的チャンスも、ゴール前を詰めきれず、結局延長の末、PKですからね・・・。
しかも、PKは
「御互いに外しまくる、ポルトガル2本、イングランド3本」
っていう、
「PK決めて勝った!と言うよりPK外して負けた!」
という御寒い結末でしたね・・・。
なんかぶっちゃけ
「こんな試合して勝ちぬいたチームが優勝したらやだな・・・」
と思う、‘凡戦’でしたね。「ドロドロのドロー!」って(笑)。
なんか戦前の
「イングランド有利かな?」
って予想を覆したポルトガルを誉めたいんですけど、誉めたくない試合内容だったというかなんというか・・・。
チームのスタイルのせいもあるんでしょうが、全般的にイングランドの試合ってロースコア・守備的な戦い方が多くてつまんないんですよね。
前時代的というか、さすが伝統と格式の国だけにサッカースタイルも古めかしいというか、
「かっこいいのは顔だけか?」
っていうような(失礼)。
好意的に言えば、玄人好み、なんでしょうけど、私的にはイングランドの試合見る度に、
事前の評価が高かっただけによけい裏切られたような気がして
「よ!この泥試合請負人!(笑)」
と思って見てました。‘泥試合メーカー’と言っても良いか・・・。
負けても
「まあ、あの戦い方じゃ優勝はちょっと・・・」
って感じでしたね。
まあこれで
「フランスVSポルトガル」
が決まった訳で、もう1つの準決勝のカードは
「ドイツVSイタリア」
と言う事で、
「欧州開催のワールドカップは欧州勢有利」
という予想が現実のものになりましたね。
「ワールドカップというよりヨーロッパカップ」
っていう顔触れ。
もうここまできたら、決勝は
「ドイツVSフランス」
で決まり!であって欲しいなあ・・・。
舞台背景的にも一番盛り上がる試合になるだろうし。
ともあれ次の試合は日本時間の5日深夜、待ち遠しいし楽しみです。
最後に改めて、
「フランスおめでとう!
ジダン!あと2つ勝ってくれ!」