波乱はなし!だ!

おはようございます。
連日盛り上がってるワールドカップ(日本サポーターにとってはかなり盛り下がったかな?)
ワールドカップ観戦って、予選の頃が一番楽しいんですよね。
まだチーム数が多いから
「毎日試合が行われる」
から
「毎日試合が見れる」
んで、これが決勝トーナメントになると、試合ごとに間隔が空くんで、
今までの‘毎日ペース’に慣れてると
「次の試合が待ち遠しい、待ちきれない」
で更に言うと
「待ち遠しくて待ってる間に凄い試合観て盛り上がった気持ちが冷めちゃう」
なんて事になっちゃうんですよね、飽きっぽい私は特に(苦笑)。
その予選、今回大会ここまでは、(あくまでデータを見ない個人的感想ですが)
「非常に引き分けが少なくて明確に勝敗が分かれてる」
気がしましたね。
例年の大会だと予選、特に初戦は各チーム様子見するから引き分けが多くて、
今いち釈然としない展開が多いんですが、
引き分け3つで予選突破!なんてケースもありましたもんね)
今回はそういうケースが少ない気がします。
勿論予選だけに
「力の差があるチーム同士が当たるから大差がつくケース」
もありますけど、(昨日の試合とか)その方が
「格上相手にがちがちに守備固めて最初から引き分け狙い」
なんて試合運びよりよっぽど好感が持てます。
「いっそ当たって砕けろよ!」
っていうか(だからって戦術もなしに突撃しろ!って意味じゃないですが)



それと昨日から言ってる事ですが、ここまでの予選、やっぱり
「下馬評通り、強豪が順当に、早々と予選通過してる波乱のない展開」
ですよね。
イベント好き、事件好きで、判官びいきな私としては
「大番狂わせ、格下が格上をやっつけちゃう」
「強豪チームが若いチームの勢いに焦りまくる姿、同時にそれは相手が格下という意識を捨てて全力をもって迎え撃つ姿」

ってのに燃えるんで、そう言う意味ではちょっとつまらん展開かなーと・・・。
それに予選2戦目で早々に突破を決めてるとこが多いですが、
これだと

「3戦目が消化試合になる」
「突破決めてるチームは手抜きする可能性がある
(プレー・動きをある程度押さえる程度から控えを中心に起用するってレベルまで)」
「場合によっては同グループの通過チームをやりやすい相手に調整する為の手加減する」

なんて事が考えられるんですよね・・・。
あるいは各チームにそんな思惑がなくても、
「そう思われても仕方ない結果」
になってしまうと観てる方も
「あーあ、三味線ひきやがって・・・」
「おいおい、真剣勝負しろよ・・・」

とかって思ってしまうんですよね。
予選の試合も隅々、最後まで楽しみたいおっさんには
「最後の3戦目まで突破チームが決まらない混戦」
ってのが理想なんですよね・・・。まあ誰だって最後まで真剣勝負を楽しみたいですよね?
でも実はそういう‘混戦’になるのは予選リーグが
「引き分けばっかりの時」
の事が多いんですよね・・・、うーん二律背反・・・。
まあ贅沢言えばきりがないんですけどね(苦笑)。



で昨日も死のグループと言われてるC組の試合が行われました。

<W杯C組>オランダ、コートジボワール降し決勝T進出

 サッカーのワールドカップ(W杯)は第8日の16日午後6時(日本時間17日午前1時)、シュツットガルトで1次リーグC組のオランダ−コートジボワール戦が行われ、オランダが2−1で勝った。オランダは2連勝で勝ち点を6とし、アルゼンチンとともに決勝トーナメント進出を決めた。

http://wc2006.yahoo.co.jp/hl?c=event&a=20060617-00000006-mai-spo

これでまあ事前予想の通り、
「アルゼンチン。オランダの実力2強(とみられてた)が決勝T進出!」
となった訳ですね。
アルゼンチンがセルビア・モンテネグロ
「6−0で圧勝」
したのはびっくりしましたが、コートジボアールには、
アルゼンチン戦での健闘が頭にあったんで
「もしかしたら大物食いやってくれるかも?で予選突破がわからなくなると面白い」
って期待したんですが・・・惜しかった・・・。
やっぱアフリカ勢、身体能力は高いんですが、全般的に
「ムラがある」「ぽかが多い」
所謂「パワプロ」的に言うなら
「むらっけ、一発病持ち」
でしたね(笑)。
コートジボアールはオランダ相手に、前半で2失点したものの、後半はほんとワンサイド、一方的に攻めまくりましたよね。
ほんと後半だけ見れば、
「どっちが格上のチームかわからない状態」
でした。
後半だけでなく、試合前半から突破されそうになって
「オランダがファウルするケース」
が多かったですもんね。これって
「身体能力で負けてる時の典型的な‘症例’だなー」
と思って見てましたね。
「スピード・ばねで負けてて、普通に競ったら追いつけないから、
多少強引・ファウルになっても勢いを止めてプレーを切り、体勢を整えて対抗する」

っていうやり口ともいえる。
多少強引でも決め手を作らせなかったのはさすがオランダというべきか・・・。
「身体能力に勝る相手を封じる最善策」
だったんでしょうね。
「個VS個を組織VS組織にすりかえる戦法」
というかなんというか・・・。
同じ事をVS豪戦で日本は出来ませんでしたからね・・・。
あらためて
「アフリカ勢の身体能力の高さ」
は驚異的ですよね。
今はまだ
「欧州勢の技術力・組織力に押さえこまれた」
形ですが、もっと熟成が進めば、いずれ
「アフリカのサッカーが世界を席捲」
する時が来そうですよね。
予選突破はなりませんでしたが、コートジボアールのCグループ最後の試合、セルビア・モンテネグロ相手に
「アフリカサッカーはこれからやで!」
という所見せてもらいたいですね。
むしろ
「アルゼンチンVSオランダの試合」
よりそっちの方が興味深いかも・・・。



さ、ぼちぼちいこか!今夜も観戦が楽しみでげす。