色んな意味で負けた・・・。
おはようございますー。
・・・改めて昨日の敗戦は・・・。
Ｗ杯Ｆ組：日本、豪州に１ー３ 痛恨の逆転負け
○オーストラリア３ー１日本●
日本が高さで勝るオーストラリアの猛攻を堅守でしのいたが、終盤相次いで得点を許し痛恨の逆転負けを喫した。
前半２６分、中村がゴール前に上げたクロスが、競り合った両チーム選手の頭上を越えそのまま入り日本が先制。その後はオーストラリアの猛攻をＧＫ川口の再三の好セーブでしのいだ。しかし後半３９分、スローインから混戦のこぼれ球を、ケーヒルに決められ同点。４４分、再びケーヒルに逆転ゴールを許すと、ロスタイムにもアロイジに決定的な３点目を奪われ敗れた。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20060613k0000m050140000c.html
あーあ・・・負けちゃいました。
朝から各メディアも昨日の試合ネタずくめですが、
今いち盛り上がらんですね。
どうせああいう放送、最後は
「いやーまだまだこれから！挽回できますよ！」
「そうですね、日本代表の奮起に期待したいと思います」
という
「根拠も誠意もない気休め」
言い合って締めるんでしょうけど・・・
「そう言いつつ諦めきってるのがばればれなんだよ！」
と言いたくなるなあ。
それだけ昨日の敗戦は、改めて
「まだまだ覆せない世界との力の差」
明確に見せつけられましたもんね・・・。
本大会前の壮行試合「VSドイツ戦」、
あの時はドイツを苦しめたとはいえ、結局
「試合最後の２０分間で２点とられて同点にされた」
んですよね。
あれって日本の善戦って捉え方もありましたけど、残酷に言いかえるなら
「日本相手なら例え負けてても２０分もあればどうとでもなる」
って言う事ですよね。
で今回の「VSオーストラリア戦」じゃもっと強烈に世界レベルの相手にとっては
「日本相手なら残り１０分あれば充分どうとでもなる！」
って事を
「短時間での３失点」
という形で証明されましたよね・・・。
それに最終局面、完全に日本サイドでの
「防戦一方、攻撃の手が出ない」
状態で、日本の各選手明かにばてきっていましたよね。
「相手の圧力に押しきられて、完全に体力負けして力尽きた」
っていう、
「言い訳の出来ない‘完敗’！」
でしたね・・・。
「運や試合のあやなんて言う要素が一切関係ない純然たる実力差」
が存在してました。
普通の負け方、競り合った負け方なら、
「あそこでこうしとけば・・・」
「あの展開がこう転がってたら・・・」
とかってたられば考えますけど、こうもはっきりと
「シンプルに体力差を見せつけられた」
となるとどうしようもないですよね。
「戦術」「経験」
なんてものだけでは補えない大きな差が、
「世界の壁」
が大きく立ちはだかってしまいましたね・・・。
システム・やり方のまずさで負けたんなら、
「次の試合までに修正！」「ちがったやり方今度はやってみよう！」
って
「前向きな発想」「勝つためのポジティブシンキング」
出来ますけど、この状況では・・・。
少なくとも今大会中に覆せる差ではないですよね・・・。
「こざかしい戦術分析」「反省点を踏まえたシステムチェンジ」
とかで誤魔化せる差ではないですよね・・・。
うーん、しかしほんとショックだなー・・・。
前回の日韓共催ワールドカップ、予選免除っていう恩恵があったとはいえ、
本選出場決めた時には
「あー、日本も強くなった」
「これでワールドカップの常連になったね」
ってすごく嬉しかったし、
「日本の力が世界レベルに近付いた」
「世界と競り合える実力がついた」
変な言い方すると
「まだまだ世界のトップ相手に勝つのは難しいけど、
仮に完全に防御に徹すれば、世界の強豪相手でも失点しないぐらい」
強くなったって思ってたんですが・・・。
今回の負け方は
「１点リードして、最後は完全に守りにはいったのに、
それをこじ開けられて押しつぶされた」
んですもんね。
正直、日本の実力を過大評価してた、
あるいは多くの人はそこまで過大評価はしなくても、少なくとも心のどこかで
「日本代表もしかしたら大物食いやってくれるかも」
「実は予選突破いけるんじゃない？」
なんて事をかなり可能性高く考えてたと思うんです。
私もひねくれもんなんで、友人と話す時は
「いやー、日本はまだまだだよ」
とか偉そうに言いつつ、心のどっかでは
（予選突破いけるよね・・・結構強い相手にも勝っちゃうかも・・・）
なんていう
「茫漠とはしてるけど仄かに期待」
してたんですよね。
それがなー・・・、こういう負け方で‘現実’って奴を見せ付けられると
「まずは世界のトップ・世界標準と９０分戦えるだけの体力を身につけなければ」
っていう段階に逆戻りしてしまったような気がしますね・・・。
私ごときが偉そうに言う事じゃないかもしれないですが、
「日本人達の勝手な幻想に冷や水ぶっかける結果」
ってのが昨日の試合の全て、じゃないでしょうか？
なんか、試合後の疲れ・負けたって事のせいもあるんでしょうけど
「一様に暗い表情の日本代表各選手」
見てると、その表情には
「体力だけでなく、希望って言う心の芯まで折られた」
ように見えちゃったんですが・・・。見る私の目がそう言う風に見ちゃってるせいかもしれないですが・・・。
各局、（小〇のおじさんも）
「今後に望みはまだまだある！」
なんぞいってますが、クロアチア、ブラジルと
「実力が階段式に上がって行く対戦順」
ではねえ・・・。
「さらに差が開く結果」
になるんじゃないでしょうか？
逆にブラジルは
「日本相手、ジーコに‘遠慮’して遊んでくれる」
かもしれないですけどね・・・。
あーあ、結局まだまだ
「世界は遠い・・・、くじ運が良ければ予選突破できるかも？」
ってレベルなのかな・・・。がっくし。
昨日の他の試合の勝者、
「イタリア」「チェコ」
の
「世界トップクラスの強さ」
も際立っただけ（アメリカも結構善戦したのに３−０でしたもんね）に余計、昨日の敗戦はショックなおっさんでした・・・。
「チェコに３−０負けしたアメリカとやっても日本勝てるかどうか・・・、
もしこれでチェコとやったら・・・」
なんて思っちゃいましたね・・・。
とにかくまあ月並みに纏めるぞ！
「奇跡を信じて！頑張れ日本！」
・・・空しい・・・。
