曽我町子さん死去・・・。

おはようございます。
連休明けの週初め、今日から仕事だやる気ねーって方も多いでしょうけど、
街が連休モード終わって、いつものように喧騒につつまれてるのを感じるとなんか安心しちゃうんですよね。
まあ私にとってはしんどい時期が終わったからそんな風に感じるんでしょうけど(苦笑)。



ネット上では昨日(昨夜?)から話題になってましたが、

初代「オバQ曽我町子さん死去


 「オバケのQ太郎」の声役で知られた女優の曽我町子さん(そが・まちこ)が7日未明、東京都国立市中の自宅マンションで亡くなった。病死という。68歳だった。東京都出身。曽我さんは1人暮らしで、同日昼ごろ、知人が訪ねて亡くなっているのを見つけた。
 1961年にNHKの人形劇「チロリン村とくるみの木」で声優デビュー。「オバケのQ太郎」の初代声優として有名で、盆踊りなどで使われている「オバQ音頭」も大ヒットした。女優としても活躍し、特に「電子戦隊デンジマン」などの特撮番組で敵役を多く演じた。女優業と並行し、国立市内で骨董(こっとう)店も経営していた。昨年6月ごろから、体調を崩していたという。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060507-00000064-jij-soci
特撮ヒーローファンサイト
http://www9.ocn.ne.jp/~yukinaka/interview/soga/sogatop.html

心よりお悔やみ申し上げます・・・。
いずれ避け得ぬものであるとはいえ、こう言うニュース聞くと寂しくなりますね。
記事では「オバQの声優」で紹介してますが、やっぱり曽我さんといえば、曽我さんの代表作と言えば、
「特撮の悪の女王役」
に尽きるでしょう。
正直、子供の頃のおぼろげな記憶が多い上に、戦隊物の悪の女王役をすごく多く演じてらっしゃるので、私にはどれがどれだったかわからない、というか混同してしまうんですが、
太陽戦隊サンバルカンの女王へドリアン役」
は、その名前のインパクトと圧倒的なビジュアル的存在感でものすごく印象に残ってますね。
ただヒステリックにわめきたてたり、いばりちらしたりしなくても、自然に
「悪の女王としての威厳」
みたいなオーラを出していたような・・・、本来主役である戦隊のヒーロー達の存在がかすんでしまう、‘主敵逆転’させてしまうようなというかなんというか・・・。
別に曽我さんが悪人だっていうんじゃなくて、
‘特撮物の悪役’というある意味
「子供にもわかるような明確な説得力をもち、なおかつ暗くなり過ぎないドロドロし過ぎない」
存在をすごく自然に演じてらっしゃいましたよね。
声の雰囲気ともあいまって、思わず
「ハハァーへドリアン女王様ー」
と平伏してしまう存在感がありましたよね。



最近はそういう仕事からは遠ざかっていらっしゃったようですが、
また曽我さんの悪役ってのを見たかったですね・・・。
最近の特撮物の悪役は
「未成熟な子供への悪影響」
を考慮して(せざるを得なくて)

・現実の事象と結び付きにくい抽象的な
・存在感をぼやけさせた

なんていう
「悪の威厳の低下」
状態に陥っているだけに、
あの
「いるだけで、一言発するだけで際立つあの存在感」
は忘れられないですね。
そう言う意味で、曽我さんが亡くなられたのは
「悪の女王の死」
なんだなーと実感しました。
もう2度と曽我さんのようなアクトレスは出てこないだろうなー・・・。
本当に残念ですね・・・。心より御冥福をお祈り申し上げます・・・。

太陽戦隊サンバルカン VOL.1 [DVD]

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そういえば・・・確か先日話題にした
街 ~運命の交差点~ 特別篇 - PSP

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これにもゲスト出演してましたよね・・・。うろ覚えですが・・・。