最新最高であるが故・・・。

おはようございます。
なんだかどんよりとした天気です。気温は高い様なので春の暖かい雨がぱらつく感じでしょうか?
あいにくの天気ですが、春休みの土日ですから各行楽地、家族連れで賑わうんでしょうね。


うらやますぃーーー!!!(激)


ごほん、えーそれはさておきライドウ第9話まで行って、リリスも仲魔にして常に連れ歩いている今日この頃(笑)。
ゲームでこんな記事が・・・

「ゲームが開発できない」PS3の本当の問題


 本当に問題はブルーレイディスクの規格化の遅れだけだろうか。15日に行われた会見でソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の久多良木健社長は、プレイステーション3(PS3)の発売遅延の要因はブルーレイディスクとハイビジョン接続端子の規格化が遅れたことだとした。しかしそこでは重要な問題が、抜け落ちている。発売を予定していた3月だというのに、PS3向けにゲーム開発を行っているほとんどの企業では、本格的なゲームの開発の作業ステップにまで、まだたどり着いていないという事実があるのだ。


テクノロジー : 日経電子版

なるほどねーというかやっぱりねーというか・・・。
正直、ゲームする人なら誰でも思ってたんじゃないですか?

「確かに最先端・最高のスペックってのはすごいし、そういう環境(ハード性能)で作られた作品見てみたいけど、現状でも十分面白い作品は出来てるし、これ以上開発期間が長くなって期待作の発売延々と待たされるのもなあ・・・」

って。
断片的な情報からも、PS3がものすごい高性能、まさに
「ハイテク・新技術を積めこんだ最新鋭機」
って事はわかりますが、あくまでその最新鋭機を運用するシステムを作る・乗りこなすのは
「クリエイターやユーザーといわれる人間」
ですからね。
処理できる情報量・受け取れる情報量ってのにはおのずと限度がありますよね。
まあでもこれは受け取る私達は簡単ですよ。例えば

「絵画の様に描きこまれた背景」
「何千人ものユニットが同時に動き回るビジュアルシーン」

とか、ユーザーにとってはほんの数分の出来事、あるいは一瞬で通り過ぎる場面に過ぎないわけですから。
しかしその背景には製作サイドの
「多くの時間・労力を割いた膨大な作業」
って物が必ずあるわけですよね。で例えるなら
「製作3年、見るとき10分」
なんて状況になったりする訳で(笑)。
場合によっては

製作側は
「映像製作に膨大な時間をかけた大作・自信作」
で売りこんだ、でもユーザーの評価は
「確かにビジュアルはすごいけど、ゲーム性の部分が・・・、ビジュアルの繋ぎに申し訳みたいにゲーム部分がついてるだけ」

なんて事も・・・。
確かに
「御褒美としての美麗なビジュアル・壮大なエンディング」
ってのはゲームの最大の醍醐味でしょう。外す事は出来ない最重要項目というかなんというか。
でも結局、
「そういうビジュアルに手をかけすぎて肝心のゲーム性がおろそかになってる」
何てのじゃ、‘ゲーム’として本末転倒だし、
「御褒美にいたる過程=ゲーム部分が苦痛でしかない」
ってのはやってて辛いですよね・・・。
すでにPS2でもそういうソフトが多いのに、まして
「技術者ももてあますほどの高性能なPS3というハード」
においてどうなるか・・・、
「映像製作ソフト使ったビジュアルで容量を使いまくった映像観賞ゲーム、ワンボタンゲーム」
が大量生産される事請け合いですね。
それとて、そういう開発が出来るのは
「ゲーム製作部門、ビジュアル製作部門と言う風にセクト別けが出来るような体力のある大手メーカー」
だけでしょう。
そう言う所は人員・予算を突っ込んで、各担当決めて
「ゲーム性の追及とビジュアルの精度の向上を同時進行・並列して行える」
でしょうから。
しかしそういう余裕のない、体力の弱い中小のメーカー、ユニークなゲーム性を売りにするクリエイターなんかにとっては

「開発ソフトの複雑さもてあます」
「開発期間の長さに経営体力が追いつかない」
「結局、今までのPS2でのゲームとあまり変わらないものしか作れない」

という事で落ちつきそうな気が・・・。で結局ユーザーは
「なんか確かに映像処理、ビジュアル表現はすごいけど、ゲームとしてはまあ今まで通りだよね・・・」
って感想に終わるだけみたいな(笑)、当然この感想の後には
「これだったら別に高い金払った高性能新型機でやらんでもなあ・・・」
という科白が続く訳で・・・。
正直私は
「わざわざPS3でシンプル2000シリーズやりたく」
はないです(笑)。いやシンプル2000が悪いってんじゃないんですよ!
あのシリーズは良作満載ですから。
ただ、もし中小メーカーさんがああいった作品に活路見出すしかないようなハードだったら、そんな高性能は要らん!と思うって事で・・・。
あ!でもPS3だと
「シンプル3000」
ぐらいに値上がりすんのかな(笑)。



ふと思うんですが昨今の大作特にRPGといわれるジャンルのゲームって軒並み
「フル3D」「全てポリゴンキャラ」「フィールド一体型」
なんてのが売りですが、それって逆に考えると

「高性能で容量・表現力はいっぱいあるんだが・・・。
ゲーム部分の革新的かつ新規アイデアなんてそうでるもんじゃないし・・・、
かといってあまりゲーム部分長くすると、作り手も処理できないし、ユーザーも冗長になりすぎて疲れて、飽きてしまうだろう。
だからここは平面表現を立体表現にするとこに容量ぶっこもう!
見た目もわかりやすくなるしね」

なんてのではないかと・・・。
「FF」しかり「ドラクエしかり・・・。
無論そういう表現って凄いですし、製作には大変な手間がかかるでしょう。
将来的にゲームって物が
「よりリアルに!実物=3D世界に近付いていく!」
って事なら、それは正しい方向性でしょうね。
そういうのを全部否定する訳じゃないですが、ひねくれ者の私は
「ただ今までの平面世界を立体表現に置きかえるだけじゃつまらん!」
と思うんですが・・・。
ぶっちゃけドラクエⅧ」って、
「今までのシリーズの戦闘・フィールドをポリゴン、3Dに置き換えただけ」
だったですよね、確かに
「見た目のわかりやすさ、作品世界の受け入れやすさに一役買っていた」
のは間違いないです。平面のフィールド・戦闘画面よりはるかに
「世界との一体感、戦闘シーンの臨場感」
ってものが増してました。
でも結局それら踏まえてもやっぱりドラクエⅧのおもしろさってのは
「ゲーム性。‘やっぱドラクエドラクエだねー’って部分(笑)」
だと思うんで、正直3Dじゃなくても良かったかな?とも思っちゃうんですよね。
まあ私みたいに「ウィズ」なんかやってた
「オールド平面ゲーム世代、妄想での脳内補完派?」
には
「過剰なイメージの押しつけは要らないよーん」
って思いがあるんですよね。
まあ今時の映像表現・刺激になれた世代には(無論私にとっても)
「わかりやすいイメージ・派手あるいは豪華な映像」
てのは必要不可欠なんですけど(苦笑)。
別の側面から見れば明確なディテールってのは作品関連グッズ出す時のイメージ固定にも便利ですしね(笑)。
「正体不明の薬」
じゃ商品化出来ませんよね、
「瓶に入った液状の薬。名前はポーション
って方が受け入れやすい(笑)。
味は受け入れられにくいようですが(苦笑)。



いかん!時間が・・・夜に続く・・・。