世界一ィィィーーー!!!

<国別対抗野球>王ジャパン世界一 10−6でキューバ降す

 野球の国・地域別対抗戦、第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は20日、当地のペトコパークで決勝を行い、日本が10―6で五輪優勝3度のキューバを降して初代王者に輝いた。最優秀選手(MVP)に日本の松坂(西武)が選ばれた。

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060321&a=20060321-00000027-mai-spo

うおおおーーー!俺は今、猛烈に感動しているーーー!!!
ちくしょー!今更ながらリアルタイムでその瞬間に立ち会えなかった自分の立場がうらめしい・・・。
それと事前予想で、
「日本の勝利は難しい」
なんて言っちゃってすいません!勝っちゃいましたもんね(笑)。
これまでキューバとの対戦成績は圧倒的不利だったのに、それを覆しましたし。
これが
「巡り合わせ、運、ツキ、勢い」
なんてものの力なんだろうな・・・。
すでに各種ニュース・報道関係はこの話題で持ちきりですし、明日の朝の情報系番組も
「根こそぎこの話題で盛り上がる」
事請け合いですね。
なんせ今日はさすがにお昼職場もいつもより、忙しくなかったですから(関連があるかどうかわかりませんが)、
実際今にして思うと、試合終了したであろう時間から忙しくなりましたしね。
お昼は
「くっそー!みんな試合みてるんだろうなー!」
と思いながら仕事してました(笑)。



でも良かった・・・、皆嬉しそうだったし、
「インタビュー・ビールかけでのイチロー選手の壊れっぷり」
が一番インパクトありましたしね(笑)。
「最悪の瞬間と最高の瞬間」
同時に味わった気分はいかなるものなんでしょうか?
今夜は2次リーグの韓国戦の後の夜とは正反対の「おいしいお酒」で心行くまで飲んでるんでしょうね。
決勝でもきっちり仕事してましたし、その後のインタビューで
「シーズンの事なんか考えてなかった。ケガしてもそれはそれ、かまわないぐらいの気持ちで向かって行った」
って発言は、
「そういう発言をするに足る決意を持って、全力で立ち向かい、そのとおりに活躍した人」
だからこそ、言える事だなーと思いました。
そういやMVPはイチロー選手かと思ったら、松坂選手でしたね。
やっぱり、打者としてはHRバッターの方が目立ちやすいですからね。
それに外国メディアにあたえた
「投手松坂のインパクト」
が大きかったと言う事もあるんでしょうね。
そういや記事にある松坂選手のコメント、

>MVPを取ったんですけど、(受け取った記念品が)もう壊れちゃったんですよ。こういうのもアメリカっぽいですけど、あとで自分で接着剤でくっつけます

わっはっは!ほんとアメリカ的ですねー。
裏に
「メイドインボブ」
って書いてありませんでしたか(笑)。



なんにせよ、
「誤審」「予選敗退の危機」
等々色々紆余曲折ありましたが、それ故に私達日本人にとっては
「劇的で感動的な結末」
でしたね。
低迷する国内野球人気、その中でこの
「世界一という快挙」
はこれから野球をする人達にとって大きな励み・目標になるでしょうね。
ここでせっかくの壮挙に水を差すようですが、ただ一つ私が気になるのは、
「そういう志がどんどん海外に向いていってしまう事」
なんですよね。
今回の大会で活躍したイチロー、大塚はすでにメジャーリーガーですし、
他、上原・松坂両選手
「明確にメジャー志向の選手」
ですよね。
彼らの活躍は、確実にメジャーのスカウトの目にもとまったでしょうし、すでに今オフメジャーへの挑戦を試みていた松坂選手にとっては
「MVPという勲章と他国に与えた印象」
ってのは大きなセールスポイントになるでしょうしね。
上原投手は怪我などの事もありますし、なんとも言えませんが、松坂選手の来季のメジャー移籍
「今大会の活躍で確定的になった」
と言えるでしょうね。
松坂投手もメジャー行き!ってなるとますます
「日本球界の空洞化」
が進んでしまう気がするんですよね・・・。
極端に言えば

「日本プロ野球がメジャーの2軍化する」
「日本球界がメジャーの青田刈りの場になってしまう」

なんて事に・・・。
うーん・・・日本人としては
「海外の、世界大会での日本選手の活躍」
ってのは非常に嬉しいんですが、その反面
「人材の流出が加速する」
のはなんとも残念でならないですね・・・。
野球少年達が
「メジャーで活躍するんだ」「大リーガーになるんだ」
って志はすごく立派だし、
「やるからには世界最高峰を目指す!」
って気持ち、それは素晴らしい事なんですけどね・・・。
このままいくと良い選手がどんどん抜けちゃって、日本球界がますます寂しくなっちゃうなあ・・・。
今回のWBCの国内での盛り上がりの中、ふとそんな風に思っちゃいました・・・。



まあともかく


「世界一おめでとう!」


って事で。
参加選手の方達には休む間もなく
「日米双方でシーズン開幕間近」
ですね。
その辺、コンディション調整大変でしょうが、
シーズンでも各選手には
WBCを彷彿とさせる、その経験が生かされてる活躍ぶり」
を見せて欲しいですね。
いやー良かった・・・ではこれで、コンゴトモヨロシク・・・。