やっぱり弟は‘たいき’?

あー疲れた・・・、
「押し寄せる御客さんの荒波に流される木の葉のように」
デンプシーロールで滅多打ちにされるボクサーのように」

今日は忙しい日でした。
でも一人身の寂しいおっさんには、こうして誰聞くともなく
「日々の愚痴をぐだぐだ書き連ねる時間」
ってのはすごく毎日の大切な時間になってます。
やっぱり人間
「受身で攻められる部分と攻撃的に吐き出す部分」
の両面・バランスが大事ですね・・・。「SMバランス」?(笑)。
「ボクが世界のまんなかで思うこと」
なブログ、これからも続けて行こうと思ってます。



ですごかったのがこの話題。

亀田大毅、23秒KO劇!=プロデビュー戦

 有言実行、秒殺KOや! 亀田三兄弟の二男・大毅が26日、パシフィコ横浜でデビュー戦を迎え、開始わずか10秒、対戦相手のサマート・シットサイトン(タイ)を左フック一撃でノックダウン! シットサイトンは懸命に起き上がろうとするも立ち上がれず10カウントが数えられ、ゴングから23秒で大毅が見事なデビュー戦KO勝利を収めた。

 プロテスト合格時から口にしていた、兄・興毅が記録した“1ラウンド44秒KO勝利”を抜いてみせるという約束。それを見事に果たし、「オレは約束を守る男やからな」と満面の笑みを浮かべた。
 「もう行くしかない。自分のパンチを信じるだけ」と臨んだこの試合。花道に五条大橋を模した橋を作り、そこを“生まれ変わり”と大毅が信じる弁慶の衣装に身を包んで渡るという入場パフォーマンスでまずはファンの度肝を抜いた。そして、試合はそれ以上の圧巻パフォーマンス!
 「44秒以内なんて、マイク・タイソンでも狙ってはできひん。あとはタイミングだけ。自分のスター性にかけた」と放った左フックが、完ぺきに相手の顔面をとらえた。
 「入った感触はポーンって感じやったな。ヨッシャって思ったわ。この感触は忘れられへんな。また、これからもドンドンKOで行くで。15連続、抜いたる!」
 興奮気味に語る大毅の次なる目標は、浜田剛史氏が持つ15連続KO勝ちの日本記録。もう時間を設定しての予告KOはしないと語った大毅だったが、15連続KO勝ち更新の約束を守ることは力強く誓った。

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060226&a=20060226-00000023-spnavi-spo

おお!すげえな!
「秒殺予告ワンパンチKO!!!」
ですよ。まさにファーストコンタクトで試合が終わったと言う所。
昨日計量の映像ニュースで流れてましたが、相手は
「噛ませ犬臭ぷんぷんのタイ人ボクサー」
だったんで、
「まあ早い回でKOするだろうけど、どんなもんかな?」
って思ってましたがまさかねー・・・。
「左フック一発!」
ですから。
相手も噛ませとはいえ、一応倒されないつもりで向かって来るのに、それを一撃で倒すってのはやっぱさすがだなと・
「大毅の片鱗」
ってところですか?
こうなるとペース的に亀田家の三男は
「予告12秒KO!」
とかしなくちゃいけませんね(笑)。



まあ自分は
「良くいる普通の格闘技ファン」
ってレベルでたいして詳しくないんですが、
亀田家三兄弟に関して、その態度・やんちゃっぷりに関して
「賛否両論」
あるのは知ってますが、
個人的に私も
「最低限の礼儀・常識をわきまえた上で、
あのスタイルを‘確信犯’としてやっているなら」

という条件付で彼らのやり方賛成ですね。そうじゃなきゃただの馬鹿ですよ(笑)。
ああいったやり方は
「自分自身の試合・ボクサー生活」
において、すごくプレッシャーになることだと思うんですね。
もっと目立たず、粛々とやっていくという手もあると思うんです。
でもあえて
「喧嘩上等」「俺ら天才やから」
なんて煽るのは

「ボクサーって金ならん商売や、命張って痛い目おうて、
で雀の涙のファイトマネー、それだけじゃとうてい生活できん」

「せやから俺らがそれを変えたんねん!
邪道。生意気?大いに結構!
「強くて目だってカッコ良い」
ならなんでもありやん?そう思わん?」

なんて感覚だと思うんですね。
無論多分に彼ら自身の人格・自己主張から来てる部分も多いでしょうけど、
少なくとも彼らの活躍は必ず
「日本ボクシング界にとってプラス」
になるはずです。
もちろん彼らのようなやり方はよきにつけ悪しきにつけ目立つが故に
「敵も多く作る」
事になりますけど、あえてそういった
「常道をはずれた破天荒な生き方」
を選ぶ彼らの活躍に
「今の私も含めた日本人にないハングリーさ」
感じて、「ちぇ、生意気な事言ってら」と思いつつなんか憎めないキャラなんですよね。




「目立たない。でしゃばらない、波風を立てない」
そういう生き方こそが最高!って平凡な人間である私は思いますけど、
その一方で
ビッグマウス、ファンも多いが敵も多い」
「目立つ!でしゃばる!波風立てまくり!」

という彼らの生き方、その生き方を選べる強さが、少し羨ましくもあるんですよね。
以前も彼ら、所属ジムと揉めたりしましたが、
今後も色々あるでしょうが、変わらずにそういった
「既成の枠、常識、世間の偏見と戦いつづける現代の傾奇者」
であって欲しいなあ・・・。
いかん、「無双かぶれ」してる(笑)。
では早速・・・コンゴトモヨロシク・・・。