「どうでしょう?この風景」

おはようございます。4時までガンオケ・・・。
2月16日までいきましたばい。もうすぐ一周クリア出来そう。
今日中に・・・。
10時になったらディスガイア購入・DS予約に行くんでさっさと。
政局ですが・・・とうとうこの流れになりましたか。

永田氏が辞職意向漏らす 民主、送金指示メール問題

 民主党永田寿康衆院議員(比例・南関東)がライブドアの送金指示メール問題をめぐり、議員辞職もやむを得ないとの意向を周囲に伝えていることが23日、分かった。民主党関係者が明らかにした。
 永田氏は今月16日の衆院予算委で、ライブドア前社長の堀江貴文容疑者が武部勤自民党幹事長の2男への送金を電子メールで指示していたと追及したが、メールの信ぴょう性について立証することができず、引責は避けられないとの判断に傾いたとみられる。23日午前にも党幹部と自らの責任問題を協議して進退を最終的に決断、記者会見を開き今後の対応を説明する見通しだ


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060223-00000028-kyodo-pol

なんか今更なんですが、
すでにメディア・ネット上で数々の検証・討議が行われていて、
ニュースとしてはもはや「旬を過ぎた」感はありますが。
私はひねくれ者なんで、あえて「話題が落ちついた時、ブーム・騒ぎが終わった後」
にくいついてみようかと(笑)。
堀江メール問題」ですが、結局総論としては
「具体的物証のない偽造あるいはいたずらメール」
である事が有力、と言う事なんですよね。
根拠薄弱で、事実の裏付けがない・取れない、
修正されていた箇所も特に意味がなく
「思わせぶりにするために永田議員サイドが塗りつぶした」
と言う事ですね。
結局、永田議員・民主党
「悪戯メールに引っかかった」
あるいは
「意図的に所謂‘ガセネタ’をつかまされた」
「悪意ある第3者にはめられた」

といった見解のようで。



ただ私が気になるのは、メールそのものの問題より
「エリート永田議員の勇み足っぷりと馬鹿っぷり」
なんですよね。民主党の馬鹿っぷりなんですが・・・。
国会の質問であのメールを持ち出す時の様子からし
民主党サイドは永田議員の意図を完全に把握してなかった」
ように感じられました。
民主党自体もサプライズ!」
と言う感じ。
で考えてみると
「メールを入手した永田氏が意表を突くために敵も味方も‘想定外’の行動に出た」
と言う事なんでしょうね。
さしずめ
「トクダネつかんだ!と思った新米記者がきちんと裏を取らずに記事にしちゃった」
みたいな。
どこから入手したか知りませんが、メール見た瞬間永田議員は
「大手柄のネタキターーー!!!」
とか思ったんでしょうね。
あのメールの文面を突きつける時の永田議員の様子は

「悪事の証拠となる切り札突きつけたヒーロー気取り」
「テストで一番取れた事を自慢する子供」
「大人も解けない問題を解けた事で得意になってる子供」

みたいでした(笑)。
結局、あの様子からして、
悪事を追求する!
という正義感・議員としての職分から出た行動じゃなくて、
それこそマスコミのスタンスと同じ

「トクダネでライバルを出しぬく」
「ライバルをすっぱ抜きでやりこめる」

あるいは芸能人のスタンスと同じ

「とにかく目立ちたい!」
「自分がライバル追い詰めるヒーローになりたい!」

なんていう
「さもしい、浅はかな考えで熟慮せずにとった短絡的な行動」
だったんでしょうね。
最近政治が
「ショー・メディアを意識した舞台政治」
になってると言いますが、所詮その分野に関しては自民党側の方が上手だったと言う事でしょう。
TV中継で
「サプライズ爆弾」
ぶつけようとした永田議員は結局
「爆弾の危険性認識してなかった事で、自爆した」
と言う事でしょうかね(笑)。



いや人間ですから、間違いもあるし、こう凄いもの見つけた時カァー!っと高揚して
「これでみんなの度肝抜いてやる、わくわくどきどき」
ってなって周りが見えなくなって、冷静さを欠く事はよくあります。
私だって、すげー面白いネタ見つけた!って思ってブログで書いたら、思いっきり間違ってた!
って事ありますし(恥)・・・。
でもあの永田議員のメールネタぶち上げた前後の様子は
「大蔵官僚出身のエリートとやらの底の浅い実相」
がすけて見えましたね。
結局、金・物を手に入れた人間が最後に行きつくのは
「名誉・千年の偉名・支配欲」
なんてものだそうですが、有名大学出身の官僚出身エリートなんてのは正にその典型なんでしょうね。
「俺は名をあげるんだ!エリートである自分が世の中牛耳ってやる!」
「このすっぱ抜きで老獪な政治家達の度肝抜いてやる!」

って思惑が質問に立つ時の顔に出てました。
それで得意になってたのに、首相の線目のおじさんに
「理論的かつ至極真っ当な追求」
された途端、しどろもどろ、きっとああ言う対応されるまで
「相手が慌てふためいて、おろおろになってこちらが一方的に攻めまくるという展開」
しか想定してなかったんでしょうね(失笑)。
「え!論拠?物証?え!・・・???」
みたいな。
「あら探ししようとしたら逆にされちゃった」って。
まさに
「挫折知らないエリートらしい墓穴の掘り方」
ですよね。
「相手の弱みにつけこんで居丈高に責め立てる事」
「勝てると思ったらとことん強気に見下ろす事」

は得意でも
「見下ろしてた相手から反撃受けると途端にしどろもどろ、へろへろ」
「自分の考えてたシナリオにない事態にまったく対応できない」

という事でしょう。
あのおたつきっぷりは、
「こんなのが国政の頂点に・・・」
「エリートちゅうても底が浅いし、議員様とやらの実態ってこれかよ・・・」
民主党ってさ、結局ポリシー・持論がなくて、ただの‘反対屋’なんだね」

という認識を深めてくれましたよ(失笑)。
永田議員のエリートらしさがでたのは、突っ込まれておろおろになってる時の言い逃れのコメントぐらいでしょう。
自分が‘大人達によってたかって苛められている(笑)’様を


「どうでしょう?この風景」


と表現した永田議員・・・さっすがエリート、素晴らしいですね。
議員やめたら詩人かなんかで再出発したらどうですか?
あるいは公演会で、子供・保護者相手に
「イジメ撲滅運動」
やるのもいいんじゃないですか?(笑)
ただし、その時はきちんと
「自分の発言には責任持ちましょうね」
と前置きする事を忘れない様にしなきゃいけませんけど(笑)。



まあほんとあの永田という人物の底の浅さ、それを議員にした責任ってのは有権者たる我々にもあるとはいえ、あまりに
「浅慮で功名心に逸った独善的行動」
でしたよね。
鬼の首取ったかのように、得意満面で
「俺が主役だ!政局動かすのは俺だー!」
って態度が、反撃受けた途端
「なんでだよー!ボクは正しい事してるのにどうしてみんな苛めるんだよー!わーん!」
って顔色になった時は笑えたし、呆れたし・・・、
「どらえもーん!小泉ジャイアンが苛めるんだー!」
って泣きつきそうな勢いでした(笑)。で挙句に
「自分で喧嘩売っといて、理路整然と反論されたら逆切れ!」
ですもんね。「浮気がばれて開き直る野郎」よりタチが悪い(笑)。
そりゃーまさか「変人」に諭されるとは思ってもいなかったんでしょうけど。
しまいにゃ
「自分1人をどうして大勢でよってたかって苛めるんだ!」
などとのたまう始末・・・。で‘この風景’発言ですよ、形勢不利だからって
「TV画面の向こうの視聴者に救い求めて」
どうすんですか?自分のけつは自分で拭け!っておそわりませんでしたか?
きっとあんなエリートさんは圧倒的優勢の中での掃討戦しかした事ないんだろうな・・・、
「挫折の体験・不利な状況での経験値」
ってものがまったくないんでしょうね・・・。



そういう落ち目というものには事欠かない私は
「いい訳・誤魔化しの達人」
なんですけどね(威張る事じゃないですね)。
まあ御粗末な騒動・その顛末でしたね。
メールの真偽も明らかになれば良いですが・・・。