ラッキーチャンス!?

おはようございます。
嗚呼!連休明けの朝のなんと気の重い事か!
まるで
「曙のボディープレス食らってる」
ような・・・って食らってみた事ありませんが(笑)食らいたくもないし。



で相変わらず日本勢にはメダルは遠い様ですねー。
昨日はスノボクロスとかいう競技で結局日本選手は7位だったんですね。

思い掛けない結末=ゴール直前でハプニング〔五輪スノーボード

 五輪新種目のスノーボードクロスの女子決勝は、思い掛けない結末が待っていた。2位以下に大差を付けて最終直線に入ってきた昨年の世界選手権女王ジャコベリスが、最後の連続ジャンプ台の一つ目の着地に失敗。本コースに戻ろうとしているところを、フリーデンが駆け抜けていった。
 ジャンプの際、ジャコベリスはボードをつかみ、パフォーマンスめいたしぐさを見せた。フォリー・コーチは「彼女が飛ぶ時はいつもそう」と話したが、ジャコベリスは派手なジャンプで魅了するスノーボードハーフパイプでもトップクラスの力の持ち主。ちょっとしたサービス精神があだになった可能性もある。「すべてうまくいくように思えたのに…」とはジャコベリス。最も驚いたのは、フリーデンだろう。「最後まで何が起こるか分からないって、まさにこのことね」。ある意味ハプニング続出の過激レースにふさわしい、エンディングだった。


http://torino.yahoo.co.jp/news?c=torino&a=20060218-00000011-jij-spo

はあ、そうですか、って感じですね。
フジの番組で日本選手が負けた微妙な空気を
「必死で盛り上げ様としてる浜ちゃん」
が痛かったですけど(笑)。
それはさておき、なんかこういう
「ジャコベリス」「フリーデン」
とかいう名前聞くと、ヲタな私はアニメキャラみたいだなーという感慨抱くんですが(笑)。
「ジャコベリス流星アタック!」
とか(笑)、違う・・・なにかが違う・・・。



でもこの新競技「スノボクロス」、過激レースとか言ってますが、私的には納得いかない内容だったんですが・・・。
ぶっちゃけ、
「運任せ、実力より巡り合わせ、様子見した選手が勝つ!」
「宝くじレース!」

みたいな・・・。
五輪の度に新競技が追加されるのはいつもの事ですし、
その度に、新競技故

「ジャッジミス・ルール解釈等での混乱」
「意外・予想外な結果」

になるのは定番なんですが・・・。
今回この競技も競技人口・知名度なんかから考えると本来
「公開競技扱い」
なんですけど・・・。で出場してる選手も
「他のハーフパイプなんかの競技の転向・掛け持ち組」
で、この五輪の為に慌てて設定したってパターンが多いみたいです。
ですから蓄積・過去のデータって物がないから当たり前なんですが。
それにしても今回のスノボクロスは正直あまりに酷かった。
はっきり言って
「コースアウト・接触等リタイアが多すぎる」
ですよね。
無論競技の性質上もっとぶつかり合いがある競技はいくらもありますけど、
この競技の場合は・・・。
ボードテクニック競うと言う本質部分がないがしろにされて

「選手同士の接触
「集団内での様子見・駆け引き」

ばかりに特化してる気が・・・。
いや、そういう人間同士のぶつかり合いとか予想外のハプニング楽しみたい人にはそれで良いんでしょうが、
それだったら
「スノボの技量を競うっていう本質」
から外れてると思うんですが・・・。
まるで
「賞金賭けたドッグレースでも見てるような気分」
でしたよ。
見てるほうが
「追いぬけ!追いぬけ!」
じゃなくて
「こけろこけろ!」「ぶつかれぶつかれ!」
って思いながら見るのはどうなんでしょう?
コース自体は非常に単調で、そこをぐるぐる回ってる間に
「こけたり、ぶつかったりするハプニングを待つ観戦」
ってのは・・・そりゃーはらはらするでしょう、どきどきするでしょう。
ダイジェストで見る分には退屈な周回もとばしてくれるから、おいしいとこだけ見れて面白そうに思えるでしょうけど・・・。
そう言う見方って

「競馬を落馬・失格するのを期待しながら見る」
「F1レースをマシントラブル起こるのを期待しながら見る」

ってのと同じだと思うんですね。
「競うべき所間違ってません?」
って思うんですが・・・。




まあでもそう言う要素排除して
「単に黙々と滑るだけの競技」
にしたら、まったく面白みがないんでしょうけどね・・・。
コースも単調だし、タイム競うだけだったら味気ないでしょうし・・・。
「単なるスノボ距離競技」
になっちゃいますね(苦笑)。
「本質として、自己の記録を高める事ではなく、他者との駆け引きを追及する競技」
と言う風に見れば良いんでしょうね。
なんか納得いきませんが・・・。
見てる人が五輪に求めるのは

「常人には辿りつけない領域」
「卓絶した技量・完璧な実力」

と言うものであり、それは昨日の男子フィギュアのプルシェンコ選手のような姿であるはずです。
「実力的にトップの選手がこけた横を様子見してた・追いつけなかった2位以下の選手が通り過ぎて優勝する」
なんて姿は少なくとも、私は形骸化しているとはいえ、
「五輪の理念・本質」
とはかけ離れてる気がするんですが・・・。
運も実力の内とは言いますが、メダルが全てじゃない!とは言いますが
私がスポーツに求めたい感動はけして

「棚ぼたでもらったメダル」
「横から掠め取った勝利」
「宝くじにあたったような・じゃんけんに勝っただけのような運任せの栄光」

にはないと思うんですが。
ハプニング・はらはらどきどき感を楽しみたいなら、それこそ
「賞金ドッグレース」
でも見れば充分でしょう。



もう少し
「偶発的な要素で勝者が決定する部分」
てのを排除した方が良いと思うんですがね。
今のルールだと、いっそ
「ぶつかり合い解禁!相手をコースアウトさせてもOK!」
ってルールの方がまだ納得いきますけどね(苦笑)。
実力より運・棚ぼたでもメダルが欲しいのは


「今の日本選手団


だけで充分(笑)。なんちて。