「失速じゃなくて失格!?」

あんまり泣かすなよ・・・

おはようございます。ガンオケが楽しくてしょうがない今日この頃。
ゲームにはまってくると仕事休みたくて休みたくて・・・ぼちぼち禁断症状。
「駄目人間ですから!残念!」



で朝一で雪が積もってた事にびっくりしたと同時に思わず笑っちゃったのが・・・

ジャンプ:葛西、伊東、岡部が決勝へ 原田失格 NH予選

トリノ五輪第2日目の11日、ノルディックスキー・ジャンプノーマルヒル予選が行われ、葛西紀明伊東大貴が予選突破、予選免除の岡部孝信を含め日本勢は3選手が決勝へ進んだ。原田雅彦は95メートルを飛び、112.0ポイントを獲得。しかし、その後、スキーが体重に比べ長過ぎることを理由に失格した


http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20060212k0000m050154000c.html

は!?やっちゃったていうかやらかした?
>スキーが体重に比べて長過ぎることを理由に失格
って・・・、
昨日アレだけ誉めたのにさあ・・・思わず
「原田氏のスター性のある星の巡り合わせ」
に、あんまり笑かすなよー!て笑い転げちゃいました。ごめんね、原田さん。
だってさあ、記事の写真についてた説明文がまた
ノーマルヒル個人予選に失格し、泣きそうな表情で観客席の前を通りすぎる原田雅彦
泣くな!原田!充分笑いはとれたぞ!(笑)
元々笑い顔なんだから、涙は似合わないぞ!(笑)
その泣きそうな顔の陰で、他の日本選手は免除も含めて全員予選通過したみたいだし、
充分トリックスターとしての役割ははたしたぞー。と言う事で。



でも失格ってなんの違反したのかなー?って思ってみたら、
別の記事で失格理由の詳細が載ってました。

◇200グラム差の失格…大ベテランが勘違い

 大ベテランが思わぬ落とし穴にはまった。使用したスキー板が長すぎるという理由で原田が失格、戦わずに敗れた。原因は本人の勘違いだった。

 国際スキー連盟(FIS)の規則では、身長174センチと登録された原田が使用できるスキー板は身長の146%の254センチまで。253センチの板を使う原田は体重が61キロ以上なければならなかったが、60.8キロだった。「60キロでいいと勘違いしていた」という。わずか200グラム、牛乳びん1本分ほどの差だった。

 FISは1998−99年シーズンから、スキー板の長さを身長の146%までと決めた。しかし、揚力を最大にしようと過度の減量に走る選手が増え、拒食症になる選手も出た。危機を感じたFISは選手の健康と競技の公平性を守る目的から、体格指数(BMI)を基に、体重の軽すぎる選手のスキー板を短くして不利にするルールを昨季導入した。

 体調管理は選手の責任といえる。身長と体重、使えるスキー板の長さの対照表を見れば、自分が何キロなければならないか、一目で分かる。FISのヘナウアー広報担当は「試技の後に体重を量るチャンスはあった。基準ぎりぎりなら、飲み物をとるなどの手段もあったはず」と話した。

 多くの経験を積んだ選手らしくない失態だった。大舞台で何をするか分からない、この選手らしい失敗ともいえた


http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20060212k0000e050004000c.html

うーん、まさに
大舞台で何をするか分からない、この選手らしい失敗
ですねー。よきにつけ悪しきにつけ・・・。
ジャンプ選手にとって、スキー板の性能は大きく結果を左右する要素であり、
なんかの番組で言ってましたが‘命であり翼でもある’なんですよね。
わずか数cmの差が結果において何メートルもの差を生む
でもってそれが故に一頃は選手のスキルも去ることながら
「スキー板の性能が勝敗を決める」
なんて状態になってた事もあったんですよね。
オリンピックは、スキー板の品評会ではなくて
「人がその技量・鍛錬の成果を競い合う」
場ですから、そういう観点で板に関する規制は厳しくなったし、その陰で
「ルール改正とそれに対する試行錯誤、隙間を潜り抜けるいたちごっこ
が繰り広げられていたんですねー。
「体重軽くするために、拒食症までいっちゃう」
選手もいたなんてね・・・勝つ為にそこまで・・・、
‘参加する事に意義がある’なんて言葉がいかに空っぽの言葉か、よくわかりますね。
まあそのためルールが厳しいのは納得なんですが、
原田選手のミスは
「明かに初歩的なミス」
ですよね・・・。
あがってて忘れてたのかなんなのか・・・。
200グラムの差で失格ですもんねー。記事の通り
「飲み物一本飲んどけば」
ですよね。
原田選手の事だから、状況的には
「あー、1本目終わったし、緊張したなー、小便してこよっと。」
なんてのりでトイレいって、失格!
「しまったー!あのおしっこがー!」
なんて泣きそうな顔で思ってたのかも(笑)。
まあ御疲れさん!って事ですね。いつもながら
「期待させといて、オチを用意してる」
方ですよねー。
昨日誉めただけに腹立つはずなんですが、彼の場合笑っちゃいますね。
それも彼のキャラなんでしょうね。
「失速ジャンパーから失格ジャンパーへ」
ってか(笑)。



予選・練習の結果見ても、上位陣は安定してて、日本人選手には厳しい展望ですが、
他の3選手が好結果、せめて銅メダル!ってなれば良いんですが・・・。
モーグルも駄目だったし、開幕前の暗い予想通りになっちゃいそうだなー・・・。
「メダルなし!」
は淋しいなあ・・・。
へろへろになった原田が
「おまえら〜、最高だよ〜」
っていうシーン、ジャンプ決勝で見たいなー・・・。