聖人になれとは言わないが・・・。

おはようございます。こちら金沢は雪が上がって良い天気。晴れ間も覗いてますね。
3連休の最終日と言う事で仕事が忙しくなりそう。
そういえば、多くの自治体が昨日成人式だったみたいなんですが、せっかくの式典、着物着た方は昨日の天候では大変だったでしょうね。
今日が成人式なら丁度良い天気なのになあ、と思いました。天気は思う通りになってくれないですね。
まさに石原良純曰く
「天気は‘天の気分’なんだから分かる訳ねーだろ!(怒)」
というところですか(笑)
でも今日が成人式の方は良かったですね。この天気が続けば良いですけど・・・。



で昨日の話題ですが、やっぱり今年もあったみたいですね・・・。
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060108-00000051-jij-soci

新成人、式典後に騒ぐ=警官隊ともみ合いも−那覇市

 2002年に逮捕者を出し、翌年から市主催の成人式が廃止された那覇市で8日、地域自主開催の式典が15会場で開かれた。沖縄県警などによると、各会場とも式典中は大きな混乱はみられなかったが、新成人の一部が式典後、街中で酒だるを割るなどして騒ぐ光景は今年も繰り返された。
 市の中心の県庁前広場などには午後3時ごろから、出身中学校ごとにそろいの羽織はかまを着た新成人のグループが続々と集結。拡声器で中学校名を連呼しながら、泡盛の酒だるを割ったり、一気飲みやビールかけをしたりして騒いだ。
 警戒中の警官隊が酒に酔った新成人の一人を連行しようとしたところ、仲間の新成人らが逆上。警官隊ともみあいになり、一時騒然とする場面もあった。
 一方、沖縄県浦添市仲間で、午後3時10分ごろ、成人式会場に車が入るのを防ぐ車止めの機材を無理やり引っ張り撤去したとして、浦添署は公務執行妨害の現行犯で、左官の男(20)を逮捕した。

「つまらん!おまえたちのやることはつまらん!」
ですよ(怒あんど呆れ)。
以前からのこのての騒ぎで自治体主催の成人式を廃止する所が相次いでましたけど、その結果か式典中の混乱は少なかったみたいですね(当たり前ですよね。騒ぐくらい嫌なら式に出なければ良いんですから)。
実際私も昔から始業式とか卒業式っていう
「‘式’のつく行事でのお偉い方達の長広舌」
にはうんざりする事が多かったんで、嫌になる気持ちは良くわかります。

校長:「えー皆さんも新しい学期の始まりにあたって気持ちを引き締めて・・・」
(おいおい!そういうお前の長い話が皆を疲れさせて、だれさせてんじゃねーか!)

なんてことありましたもんね。
でも嫌なら参加しなければ良いし、会場で粗品もらって寝てれば良いんですよ。
少なくとも会場内で騒ぐと言う行為は、ただ目立ちたいだけなら効果的でしょうが、騒ぐ方にも管理する方にも、晴れやかな気持ちで式典に参加してる人にとっても
「百害あって一理無し」
ですから。それこそなんの足しにもならない行為に過ぎないんですから・・・。



でもやっぱり式典後に外でいくつか騒ぎがおこったみたいですね・・・。
毎年のようにこういう騒ぎ起こしてますが、そういう人達に学習能力はないんでしょうか?
って良く考えれば成人式って一生に一度だから皆初めてか(笑)。
でも少なくともそう言う行為が
「自分の一生にも、迷惑かける周囲の人達にとっても害にしかならない」
って事は自明の理だと思うんですがね・・・。酒に酔った勢いでその程度の事にも想像力が働かないんでしょうか?
若さにまかせて勢いで!って雰囲気は分かりますが、
成人になると言う事は、
「自身の行為がもたらす結果の責任を自分自身で負わなければならなくなる」
と言う事をもう少し考えた方が良いんじゃないでしょうか?



そういった若さ故の暴走・そのエネルギーはもうちょっと有意義に使うべきでしょう。
つまらない憂さ晴らしみたいならんちき騒ぎでそういうエネルギーを無駄使いするのは
エコロジー
じゃないですよね(笑)。限りある若さのエネルギーは大切に使いましょう(笑)ですね。
今から2000年以上前の中国・秦の時代(始皇帝の頃)後に秦末、漢初の天下一の名将となる
韓信
と言う人がいました。「背水の陣」の故事で有名な将軍です(項劉記でも)。
でもう一つ彼の有名なエピソードが「股くぐり」ですね。漫画でもありましたよね(うろ覚え)。

(これだったかな?)

後の名将、韓信が若い頃、そのころはまだ士官先も決まらず故郷の知り合いの家に居候(今で言う所のプー)してた時の事、通りである男に喧嘩を売られた。
「おい!この腰抜け!居候のクセにいっちょ前に刀なんぞさしやがって、それは飾りか?馬鹿にされて悔しかったらそれを抜いてみやがれ、それが嫌なら俺の股の下をくぐれ!」
って言われんたんです。
韓信はどうしたかというと、黙ってその男の股の下をくぐったんです。当然その男にも周囲にも馬鹿にされたんですね。
でその後、効成り名を遂げて故郷に錦を飾った韓信はそのかって自分を侮辱した男を呼び出して
こう言ったんです。
「おまえは勇気のある男だな。
かってお前が私を侮辱した時、お前を切る事は簡単だった。しかし私にはいずれ大事をなすという大志があった、だからあえてあの時はおまえさんの股をくぐったんだ」

と、そしてその男を土地の役人に任じたそうです。

意訳かついい加減な話にしてすいません。突っ込みはなしの方向で(滝汗)
でもすごくためになる話だと思います。
若さ故に暴走する・発散できないエネルギーってものはあると思います。
でもそういう貴重なエネルギーをつまらないトラブル・将来に傷を残しかねない浅慮な行為で費やしてしまうのはもったいないですよね。
そういうエネルギーは大事に溜めておいて、ここぞ!という所で爆発させるべき「底力・埋蔵資源」にしておくべきです。溜まり過ぎた時にはガス抜きも必要でしょうけどね・・・。ガス抜きで大事故起こしてしまわないようにすべきでしょう。



なんか偉そうに書いてますけど、さしてまともな大人じゃない私が言ってる事ですからあまりためにならないし、説得力0、ですね(失笑)。
でもおっさんだからこそ、失った若さの貴重さもわかるし、そう言う‘若さ’が羨ましいと同時に、上記の事件みたいなもの見ると
「もっと大切にしなきゃいけないよ!」
って思うんですよね。
まあ私のばやい、どちらかと言うと「若い人に修正される駄目な大人」なんですけどね(汗)

「これが若さか・・・」

とかほざきながら・・・。はっはっは!所詮真面目に終われない私(笑)。
そう言う事で。改めて新成人の方おめでとうございます。幸多かれじゃい!では。