切れやすいのはゲームのせい?

おはようございます。雪がやんでこちらは静かな朝。
どうやら三国志終わったんで、今日から「テイルズ」やろうかな?それとも三国志Ⅹでも・・・。
でも「ゲームばっかりやってると切れやすくて、狂暴な性格になる」そうなんで(失笑)、ほどほどにしとかないと(さらに失笑)。
なんかそういう統計のニュースやってましたね。馬鹿馬鹿しくて引用して取り上げる気にもなれないんですが、敢えて言うなら、
私がゲーマーだから擁護する訳じゃないですが、ああいう統計ってどういう意図・根拠なんですかね?
見た感じ、調査対象も恣意的だし、アンケートの選択岐特定の答えに誘導しようとしてるのがみえみえ。ゲーム以外の要因を調べずに、ゲームの与える悪影響ってものだけを故意に強調して調査してますよね。
最初から結論として
「ゲームは悪!!!」
という考えありき、でその結果を導くための調査なんですから・・・出来レースですよね。
挙句にはそういう‘偏った統計’
「国営放送で全国に放送」
されるんですから・・・。まるで‘権威ある信頼のおけるデータ’みたいな扱いで・・・。
どうしても一部の人達は
「TVゲームを悪者に仕立て上げたい」
みたいですね。「TVゲームは青少年の健全な発育に悪影響及ぼす」とかいうお題目掲げて。
どうもああいった形でゲームとか低俗と断じるバラエティー番組なんかを攻撃する人は、よっぽどストレスが溜まってるんでしょうね。ヒステリーでしょうか?
自分たちに保護者としての責任能力がないからって、安易に
「ゲームやTV番組を悪者にして攻撃」
するのはどうかと思いますよ。
「うちの子供達が言う事聞かないのは、ゲームばっかりしてるからだわ!そうよ!」
なんて・・・。
単なる責任転嫁・自分達の子供の教育への無能・無策ぶりを証明してるようなもんですね。
そんな馬鹿な大人がゲームやTVのせいにして責任逃れ・憂さ晴らししている姿を見ている子供が、同じように
「ヒステリーで友達を苛めたり、他人を攻撃したりする」
のは当然でしょう。子供は親の背中見て育つ、ですからね。
きっとこういう保護者達が、
電車の中で騒いでる子供を注意したおじさんを睨み付けて
「うちの〇〇ちゃんになにいうんですか!」
って逆切れするんでしょうね



何事もやりすぎ、中毒状態になるほどやりこむ!ってのは良くありません
健康のためのジョギングだって、やりすぎれば膝を痛めたりします。
過ぎたるは及ばざるが如し!ですよね。
そういう意味で、「TVゲーム」という物が
「やり過ぎ・中毒に陥りやすいもの」
である事は確かに事実でしょう。健康に害及ぼすほどはまったり、のめりこんだりしやすいですよね。中毒性高し!みたいな。
でもそれはある一面であり、それが全てではないですよね。良い面も数多くある。
それを今回の調査のようにそういう悪い側面だけ恣意的に取り上げて、攻撃する事こそが問題だと思うんです。
ゲームに責任押し付ければ、保護者は気が楽でしょうが、それじゃ単なる責任放棄でしょう。
「自分の教育が上手く行かないのはゲームのせいだわ!きっとそう!」
って騒ぐ人達ってそんな簡単な事も理解出来ないぐらい発想力・想像力が枯れてるんでしょうね。
それとも暇でそういう
「他人・特定の事物を攻撃できるチャンス」
「平凡な生活に刺激を加える事」

に餓えてるんでしょうか?やれやれ・・・。



童話読んで、
「空を飛べる!と思いこんで高いところから飛び降りる」
人だっています。子供は無垢だからいろんな刺激・思想に染まりやすいですよね。
最近のゲームに残酷な描写・グロテスクな表現が多いのも事実です。無垢な子供への悪影響考えると、一定の規制は必要だと思いますし、そういう流れで業界も対応してます。
でも肝心なのは、

「空想と現実の境目をきちんと子供に教える事」
「そういうものをじぶんで取捨選択できる判断力を身につけさせる事」

といった「保護者の責任」にあるのではないでしょうか?
ペンは「人を感動させる名文を生み出す」事も出来るし、「悪意ある中傷文を書く」事も出来ます
どんなものだって、用い方一つで陰陽・善悪・良否の両面を持ってます。
肝心なのはあくまで、
「それを用いる側の感性・理性・常識」
といった属性であり、ゲームから受ける影響もそれと同じ事でしょう。
そう言う物から受ける悪影響に流されない・自分で受け流す判断力と言う物を与えてあげるのが、
「保護者としての大人の役割・子供に対する責任」
ではないでしょうか?



こんなところで、では。