「奴は、化け物か!」

えー、白い悪魔ではなくて、彼女です、彼女!

引用元:http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20051120&a=20051120-00000118-kyodo-spo

「Qちゃんは宇宙人」 歓喜の抱擁、チームQ

 「奇跡だ! やっぱりQちゃんは宇宙人」。シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子(ファイテン)が2年ぶりのマラソンで復活優勝した20日の東京国際女子マラソン。ゴール後、「チームQ」の専属スタッフ3人は、涙目のQちゃんと歓喜の抱擁を繰り返した。
 逆境を全員で乗り越えた。高橋が10年来の師弟関係だった小出義雄佐倉AC代表から独立し、6月に結成された新体制での初マラソン3月にUFJ銀行を退職した西村孔トレーナーは米国合宿から帰国後に右脚肉離れが判明し「歩くのも痛そうな状態だったし、毎日がひやひや。スタートできただけで驚きだし、最後の一歩まで不安だった」と打ち明けた
 スタート前は全員が高橋と握手し、車で移動しながら10キロ間隔で沿道から声を掛けた。

引用元:http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051120k0000e050034000c.html
女子マラソン高橋尚子が初優勝、復活果たす 東京国際
東京国際女子マラソンが20日、東京・国立競技場を発着点に行われ、2年ぶりのマラソンとなった00年シドニー五輪金メダリストの高橋尚子(33)=ファイテン=が2時間24分39秒で初優勝を果たした。高橋は「3年後の大きな大会(08年北京五輪)に向けて頑張っていく」と笑顔で復活を宣言した。

 先頭集団につけた高橋は36キロ手前で一気にスパート。アテネ五輪4位のエルフィネッシュ・アレム(30)=エチオピア=らを引き離し、勝負を決めた。

 アテネ五輪代表選考会を兼ねた03年の今大会では、35キロから始まる上り坂でまさかの失速。アレムにかわされ2位となり、五輪代表の座を逃した。昨年9月末に右くるぶし付近を骨折し、復帰が遅れていた高橋「あの坂に負けたくないという気持ちは持っていた。自分自身の思い出との戦いだった」と話した。

「すごいぞーーー!!!」

化け物というか宇宙人ですか・・・。もうすごいの一言!
帰ってきて、ニュースページ見たらこの

高橋尚子復活V」

の文字が飛びこんできて、書こうとしてた事忘れてしまいましたよ(笑)。
すごいなーまったく。
今回の優勝予想してた人って
「本人とスタッフ以外」
にいなかったでしょうね。まさに
「今年最後の‘サプライズ’‘想定外’」
ですね。


全盛期から明らかに衰えはあるし(33歳ですもんね・・・)
負傷(骨折)の影響もあったし、
かっての小出監督の元を離れて手探りで始めた
「苦難に満ちた、でもたゆまぬ努力を続けた一人旅」
がついに1つのサクセスに結びつきました。
「マラソン」って競技はよく
「自分との戦い」
と言いますが、まさにQちゃんは
「こつこつと自分を信じて、自分に打ち勝つ戦い」
を続けてたんですね・・・。


怪我もあるし、走って見なければわからない、という自身手探りの部分もあったでしょう。
そして

「かっての注目・恵まれた環境と決別して」
「絶対の恩師とも袂を分かち」
「誰もが無理だろうなと思っている状況の中で」

かってアテネの代表選考会」で苦い想い出のあるレース

「優勝という最高の結果」

を成し遂げたんですね・・・。すげーよ!!!
正直

「感動したっっっ!!!」(笑)



ほんと立派だった。よかった・・・。
どんなにレースにいたるまで、努力して、過酷な練習して、骨身を削る積み重ねをしても
「最後の42、195キロの本選」
で結果がでなければ、
「誰も注目しない、報われない」
んですよね。ましてや今回勝ててなければQちゃんは状況的
「もう限界だね。過去の人になっちゃたね」
と言われてたでしょう
そういう暗雲を実力でフッ飛ばしましたね!なんといっても勝負事は
「結果が全て!!!」
ですよ!最高の結果でしたね。
やっぱ
「優勝した時のQちゃんスマイル」
は最高ですね。あの笑顔の中にそれまでの
「彼女の努力・苦悩・道程」
がすべて集約されてますね。
改めてQちゃんの頑張りに拍手!ですね。
Qちゃんよかったよあなたの活躍におっさんは元気もらったような気がするよ



格闘技の
「どっちが強いか?」

ってのも楽しいけど、こういう
「どこまでいけるか?自分の限界突き詰められるか?」
ってのもスポーツの醍醐味ですね。

さてこんなところで、今日はこれで、と最後に一言
「私、正直、優勝するとは欠片も思ってませんでした。Qちゃんごめんなさい!」
ということで(笑)。良かったねほんと!
それでは、コンゴトモヨロシク・・・。