終戦・・・。終わった・・・なにもかも・・・。

阪神タイガースの2005年シーズンが終わりましたね・・・。
もう秋から冬ですね・・・。

引用先:http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051026k0000m050106000c.html

日本シリーズ:ロッテ、阪神に3連勝 日本一に王手
 日本シリーズは25日、甲子園で第3戦を行い、史上初の3試合連続2けた得点を挙げたロッテが開幕戦からの3連勝で31年ぶり日本一に王手をかけた。ロッテは同点の四回に今江の適時内野安打などで2点を勝ち越し、七回には福浦の満塁本塁打など打者11人の猛攻で大量リードを奪った。開幕戦からの3連勝は02年の巨人以来。本拠地に戻った阪神は中継ぎエース藤川を六回に投入する万全の継投策に出たが、七回に大量失点するなど救援投手陣は乱調。打線も主砲・金本ら中軸が復調せず、第4戦は背水の陣を強いられる

 第4戦は同球場で26日午後6時15分スタート。ロッテがあと1勝すれば前身の毎日を含めて1974年以来3度目の日本一となる。

 ○ロッテ10−1阪神

 ロッテがシリーズ初となる3試合連続の2けた得点で3連勝。同点の四回、堀、福浦の連続安打などで1死満塁とし、里崎の遊ゴロが併殺崩れとなる間に勝ち越し。さらに今江の内野安打で1点を加えた。七回には橋本の2点打や福浦の満塁本塁打などで一挙に7点を奪い、試合を決めた。先発・小林宏は低めの変化球がさえ、6回1失点に抑えた。

 阪神は二回に同点としたが、打線が振るわず、3戦連続で適時打なし。先発・下柳は5回3失点でしのいだが、頼みの2番手・藤川が適時打を浴びてロッテ打線を勢いづけた。

 ▽ロッテ・バレンタイン監督 良い試合ができた。だが、あと一つ勝たないと終わりにならない。(打線は)とてもよく打てているし、集中できている。良い野球を良い形でできている。(小林宏は)お尻に張りがあり、投げられるか不安があったが、素晴らしいガッツを見せてくれた。

朝も述べましたが、「この試合取ったほうが日本一」の試合
「ロッテが勝利」
しました。無論勝負事に「絶対」はありません。
しかし公平に、誰が見ても、
「ロッテの圧倒的優位」
は明白ですね。わざわざ言うまでも無く・・・。
ありていに言って、ここから
阪神が4連勝で逆転V
可能性は限りなく低いでしょう
阪神のファンの方気を悪くされたらすいません。でも客観的に見てそうですよね。
なんと言っても
「3連敗の内容が悪すぎ」
ますよね。ここからちょっとわかりきった‘問題点’を挙げていきますので、怒らずに・・・。

3試合で「30失点」それに対してわずか「2得点」しかも、
きっちり打って取った得点」ではない。
‘守備’の面
・「先発投手が打たれすぎている。下柳も3失点(良く抑えましたけどね)」
・「JFKの出番がない。今日は藤川が打たれましたが、登板間隔があれだけ空いてたら無理も無いでしょう。」
ある程度点差がついたときに、試合を壊さない為に「そこそこ抑えるリリーフ」所謂「敗戦処理投手」が必要なんですが、この層が薄すぎる!
実際3戦ともこの「負けてる時のリリーフ陣」が打たれすぎてますよね。こう言う役目の投手がきっちり投げてれば、「逆転」あるいは「ピリっと締まった試合」になってたと思うんですが・・・。


‘攻撃’面
「主軸が打てなさすぎる!」金本がマークされるのはわかるんですが、それにしても・・・。
「今岡3戦目で初ヒット」では・・・遅すぎる・・・。
・更に言うと「主軸が抑えられている」と明らかに打線が極端に迫力不足に陥る
控えの選手層の薄さは仕方ないにしても、下位打線も繋がりが薄い・・・。

やっぱり、阪神の勝ちパターン

「赤星が出塁して」
「鳥谷・今岡が繋いで」
「鉄人・超人「金本‘アニキ’」が長打で帰す」
そして「5−6点」取ったら、後は
「JFKがびしっと抑える」

と言う形ですよね。
結果論かもしれませんが、その勝ちパターンの肝である「主軸」が抑えられると
勝ちパターンの全ての歯車が狂ってしまうようですね・・・

「打てない・点が取れない」−「投手が我慢しきれず打たれる」−「リリーフも打たれる」
−「攻撃のリズムが狂う」

という悪循環に陥っているような・・・。それに輪をかけて

点差がつきすぎて、「JFK」の出番がない。そのために、あるいは登板しても「間隔」空き過ぎているから、抑えられるかは疑問
実際今日は藤川君打たれましたからね。残るJKも仮に4戦目以降出番があっても、
いきなりシリーズ初登板が、負けたら終わりの登板
ではきついでしょう・・・。

そう言う意味でこの3試合で
JFKにシリーズでの登板経験値積ませられなかった
のも大きなマイナス要素ですよね。今後登板があっても今のロッテ打線の勢いを止められるかは‘未知数’でしょうね・・・。
それでも「JFK」なら抑えてくれる!と信じたいですが・・・。



それにもまして一番大きいのは
「甲子園でロッテが大勝・圧勝」
したことでしょう。
ロッテサイドに
「‘地元の利’なしでも、勝てる!」
という自信を与えてしまいました・・・。
これは3連勝という数字以上に、大きい要素でしょう。
さらに言えば、この3連勝で当然の事ですが
「ロッテはあと1つ勝てば‘日本一‘」
な訳で。そこで日程を考えるとロッテは
「もう一度、‘サブマリン渡辺‘‘清水‘を先発させる事が出来る」
んですよね。あれだけきっちり抑えられてる2投手、特に「渡辺」は・・・、阪神の打者には‘打てそうな気配’がありませんでした
そう考えるとロッテにとって
「あと1つ勝つこと」
はけして難しい事ではないと思えるんですよね・・・。
それに比べて阪神サイド
「井川」「安藤」「下柳」
と使ってしまってますから・・・。1戦目の井川の出来からして、再登板はきびしいでしょうから・・・。そうすると先発投手がいないんですよね・・・。
その状況鑑みて、4戦目勝機があるとすれば
「ある程度の点の取り合いに持ちこんで、最後は僅少差でJFKで抑えて勝つ!」
そのためには
「打線の復調」「ロッテ先発投手の早い回での攻略」
が必要不可欠ですね。



うーん・・・でも正直私見ですが、
「もう終戦
と言う感は否めませんが・・・。
ほんとロッテ強いな・・・。
これほど差がつくとは・・・、やはり

「間隔の空いた阪神=ちょっと張り詰めてた物が緩んだ」
に対して
プレーオフの熱戦を生き残ってきたロッテ=モチベーションを高めてきた」

という差がでたんでしょうか。

阪神は直前まで相手が決まらなかった、少なくともプレーオフ終了まで2択・3択だったのに、
ロッテは端から「対阪神」の設定でデータ想定・練習が出来た。

という点も大きな‘ハンデ’ですよね。
今シーズン終了後、改めて
プレーオフ見直し論」
が浮上しそうですね。実際ちょっと「不公平」ですよね・・・。


まあでもまだ完全に終わった訳ではありません!
阪神の意地の反撃期待してますよ!
このまま終われませんよね!「4連敗」は絶対阻止しなきゃ!
明日は休みなんで、きっちり応援します!



「ネバーギブアップ!あきらめたらそこで終わり!あきらめなければ‘奇跡’は起こる!」