サバトの誘惑

 写真上「背徳の学園」は最近でたエロゲです。魔道士である主人公が牧師に姿を変えて、赴任した学園の女生徒を篭絡して「魔女」として支配し自分の王国を築くと言うストーリーでした。最初に下僕となってくれるシスターがなかなか良い感じでした。主人公と共に他の女性を堕とす悦び感じてる姿が・・・むふふ。
 下の写真はかなり前のADVゲームです。赤川次郎原作ということでそこそこ人気もあったと思います。「魔女」と銘打ってますが、どっちかというとていうか完全に「吸血鬼」のお話ですね。小説もゲームも持ってますが、私的にはゲーム版の(続編の方だったかな?)
主人公が吸血鬼であるヒロインを愛して共に闇に生きる事を選ぶエンド
が良かったっす。ヒロインに血を吸わせちゃうところにドキドキ。
 でまた「吸血幻想」に続いて私空風鈴の赤裸々告白なんですが、幼少のみぎりからMC・エロエロ世界に興味津々だったもので所謂「魔女」の世界にもすごく興味があって・・・。といっても「黒魔術」とか「儀式」なんてのはまったく知らないんですが。せいぜい図書館で係員のお姉さんの視線にびくびくしながらそれっぽい本読んでたってぐらいなんですが。
 満月の夜、村のはずれの森に女達が集まる。かがり火が焚かれ黒いフードを着けた女達が円形に並んでいる・・・、その中心には異形の影が・・・、山羊のような角を持つその影の合図と共に女達はフードを脱ぎ捨てた。かがり火に照らされ輝くような裸身が浮かび上がる。そして女達は・・・。
みたいな(妄想)。私的「サバト」のイメージというか。あとはもうエロエロ展開になだれこむ訳です。もっとも私が読んだ程度の本じゃ「魔女たちは淫らな行為に・・・」程度しか書かれてないんで後は
「イマジネーション・想像力による脳内補完(笑)」
してたんですが。そこに今の自分の嗜好の原点があるのかな?なんて思ったり(未だに変わってないとも言えるか=成長してない)。悪魔の誘惑にそそのかされて快楽に身を委ねる女達なんてもう・・・ドキドキ。本の中の中世に書かれた挿絵がまた微妙に妄想刺激するというかなんというか。
 でも今時「魔女」というとそんな退廃的なイメージはあまりないみたいで、むしろ陽のイメージ「女の子の変身願望の具現化」みたいな側面が大きいみたいですね。男子にとっても一頃の「魔法少女シリーズ」なんてのは記憶してる方もいらっしゃるのではないでしょうか。私的には「マジカルエミ」のOVA版「蝉時雨」と言う作品すごく好きなんですが(分かる人いるのか)。最近でも日曜朝のアニメとか魔法少女的世界は「萌え」ジャンルの一翼になってるようですね
 あと補足するともともと「魔女」というのはある宗教が民間信仰や異教を駆逐するためにつくった「冤罪」的存在であると言われてます。
絶対的存在にまつろわぬもの(=邪魔な物)はすべて悪魔・魔女
と決め付けて他の信仰を排斥したんですね。「それはエゴだよ」って感じですね。最も原初の民間信仰には多分に「淫祀・邪教」的要素があったので、弾圧される側にも後ろ暗いところが有った訳ですが。
 中世の「魔女狩り」なんてのは更に酷くて、殆ど全てが冤罪、本当の目的は魔女とされた人の「財産」教会が没収することだったと言われてます。裁判の方法で
水におとして浮かんだら魔女として死刑、沈んだら無罪(当然溺れて死にますが)」
というやつは有名ですよね。どっちに転んでも被害者は逃げられない訳です。で財産は教会へ・・・。酷いもんですね。
 補足しときますと魔界の大公爵「アスタロトというとゲームなんかでもお馴染みの有名な大物悪魔ですが、その実態はバビロニアの神「イシュタルギリシャ語で「アフロディ−テ」すなわち美の女神「ビーナス」なんです。つまり
アスタロト=ビーナス
ということになります。一神教に美の女神は悪魔にされちゃったようです。なんかMC系SSなら萌える展開なんですが(笑)
敵である魔王に囚われ洗礼を受けて光の女神から闇の邪神に転生する
みたいな・・・。
 ちょっと話がいろいろぶれましたが、やっぱ
主によって洗礼されて魔女となった女性が邪な・淫らな下僕達を増やして行く。そしてやがて学園を支配下に、礼拝堂では夜毎淫らな宴が・・・。
なんてストーリー大好きということで(笑)。無理やりまとめたぞ。
 いつもながらだらだら書きましたがこんなとこで、「エロイムエッサイム、我は求め訴えり」を変換すると「エロイムエッ債務」になってちょっと笑った空風鈴でした。それでは皆様コンゴトモヨロシク・・・。