たまには真面目な話・・・アメリカンヒステリー

 最近の国際社会におけるリーダーといえば、確認するまでも無く「アメリカ」でしょう。国際的発言力、影響力、経済力、圧倒的軍事力、四大メジャーに代表される化石鉱物資源等の支配力。自他共に認める「世界最強の国家」です。
 しかし最近思うのは、
アメリカって国は、何かを攻撃する事でしか自分を表現できないのかな?
て事です。あらかじめ断っておくと、私はアメリカという国、民族が大好きです。(言い訳でなく)特定のアメリカ人が嫌いだという事もありません。だからこそ、時々アメリカという国の嫌な部分(どんな国にも1つや2つあります)が気になってしまうんです。
 そもそもアメリカの歴史は、コロンブスの新大陸発見(アメリカ発見は別人)*1に始まるわけですが、それは戦いの歴史に他ならないのではないでしょうか。
 移民達によるインディアン(この呼び名は、アメリカ大陸をインドと勘違いした移民者が勝手につけた蔑称。)(現在はネイティブアメリカン)の排除、続いて、移民同士の争い、独立戦争、出遅れた植民地獲得戦争、奴隷制度をめぐる南北戦争、第一次および第二次大戦(この二つは当初不干渉を貫こうとしたようですが)東西冷戦、朝鮮戦争ベトナム戦争、その他各地の紛争(おもに資源や、ソ連への対抗目的)最近では、湾岸戦争イラク戦争。直接関与しなかったものなら、無数にあるでしょう。
 戦争という形をとらない事象を挙げれば、国内移民同士の対立、人種差別問題、禁酒法(いまだに私はこれ理解不能)大戦後の赤狩りアメリカの近代史最大の汚点でしょう)最近では、同時多発テロ事件後のアラブ系住民への攻撃。あげるだけできりがないくらい・・・。
 「戦って土地を、国を勝ち取った」国家っていうのは、常に誰か、何かと喧嘩し続けなければ気がすまないんでしょうか?でもそれが、圧倒的な力で、間違った理論、都合の良い自説を振りかざし、劣勢な相手を踏み潰すのなら、ただの弱いものいじめでしょう。自分達が全てで一番、だから世界のリーダーシップは私達が。」
って態度が、最近のアメリカ政体からぷんぷん匂って来る気がして・・・。それじゃまるでナチスの発想だぞ・・・。イラクで戦い、死んでいく人達はそんな事望んでないでしょう。
 正義のヒーローは、悪の秘密結社がいて初めてその圧倒的なパワーを行使できるんですよね。もしそれがなくなったらどうするんでしょう。新しくやっつける相手を探すんでしょうか?それとも日常にもどったらその「圧倒的パワー」で、「握手した相手の手を握りつぶし」たり、「肩たたいた途端、相手が骨折」したりするんでしょうかね
 ぐだぐだと、ちょっと感じた事そのまま書きました。読まれて不快になった方すいません。所詮学のない、正規の歴史研究はしてない人間のたわごとです。なのできちんと勉強された方、突っ込まないでください。あくまで私個人の思った事なんで、間違いだらけな事は重々承知してます。たまにこういう形で溜まってるものを吐き出したくなるんです、「書く」行為で・・・。
そんなとこで、ながながつまんなくてすいません。明日からまたヲタ全開でいきますので、コンゴトモヨロシク・・・。
 
 

*1:アメリゴ・ヴェスプッチ説が有力