大金星ならず・・・かな?

おはようございます。
いやー惜しかった、というかテレ朝実況騒ぎ過ぎ!
こう盛り上げたい、興奮するのはわかるんですが、実況がやかまし過ぎるとかえって見てるほうは萎えちゃうんですが・・・。
まだ親善試合なのに、これで本番になったらどうなるんでしょう?
もう少しクールな放送お願いしたいもんです。

日本、惜しい引き分け=ドイツとの強化試合−高原の2点守れず〔W杯関連〕

 サッカーの日本代表は30日、ワールドカップ(W杯)に向けた強化試合をW杯開催国の地元ドイツと当地で行い、2−2で引き分けた。W杯優勝3度のドイツとの通算対戦成績は1敗1分けとなった。
 日本はW杯初戦のオーストラリア戦に先発する見込みの3−5−2の布陣で臨んだ。前半の好機を逃したが、後半12分に中村(セルティック)、柳沢(鹿島)とつなぎ、高原(ハンブルガーSV)が抜け出して先制。同20分にも高原が2点目を奪った。しかし、ドイツにFKから空中戦で2点を許して追い付かれた。
 中盤の素早い攻撃を生かし、高原が2点を挙げたのは収穫。一方、前半の逸機とリードした後半の守備には課題が残った。

http://wc2006.yahoo.co.jp/hl?c=event&a=20060531-00000019-jij-spo

「惜しかった・・・でもドイツも本気じゃありませんから、残念!」
というところですか?
高原選手の2ゴールはフィジカル面での強さも含めて、
「おっ!ブンデスリーガでの経験生きとるがな」
って感じで、良かったですし、
それを引き出した、さらに再三の好機も生み出した、
「ヒデ、俊輔、サントスのサイド攻撃からのセンタリング」
は狙いがはっきりしてて、良かったですね。
特に2点目のゴールの時の
「ヒデの相手DFを引きつける動き」
は流石!って感じでした。
ただ結果に関しては・・・うーん・・・。
所詮親善試合、両者ともある程度手抜きとはいかなくても
「ある程度抜ける部分は力抜く」
内容だった訳で、さほど勝敗に対するこだわりってのもなかったはずですよね。
そんな中、後半20分という結構終盤で2−0とリードしたのにその点差を守りきれなかったのは、なんとなく
「世界の強豪が本気になったらまだまだ日本には厳しい」
って思っちゃいますね。
ドイツチームも三味線ひいてた訳じゃないでしょうけど、前半攻めたてて、
0−0だったんで
「まあこんな感じで1−0くらいで勝ちか0−0の引き分けくらいかな?」
なんてたかくくってたら、2点取られて
「やべ!いくら親善試合でも日本に0負けはなしの方向で!」
って、ちょっと本気というか、ピンチモード発動っていうか、
「底力出してきた」
んでしょうね。きっちり2点とって追いついて
「ふー、まあこれで親善試合の面目は保ったかなー」
と一息ついたって感じでしょう。



強豪ドイツを親善試合とはいえ、慌てさせるってのは
「黎明期に比べて、日本の実力も高くなったなあ」
って嬉しいのと同時に、終盤一気に2失点で追い付かれた事
「やっぱ世界のトップクラスが本気になった時、まだまだきっついなあ・・・」
と思いますね。
極端にいいかえれば
「ドイツにとってはいつでも2点とれた」
って事ですもんね・・・。




まあとにかく、惜しかった!
勝ってれば最高にいい本番前の景気づけになったんですけどね。
それに
「相手の本気を引き出して初めて同じ土俵に立てる」
んですから、終盤ドイツに本気出させた事(多分)はテレ朝実況風に
「いやー、たいしたもんだ!」
という事ですね(笑)。



本番予選リーグ、対ブラジル戦で
「王者を慌てさせる」
なんてシーン見てみたいなあ・・・。